Dr.ブログ

歯ブラシの硬さ

少しづつ暖かくなって梅雨でじめじめしてきましたね

歯科医師の安岡です。

yasuoka

今日は歯ブラシの硬さについて少しお話させていただきます。
みなさん歯ブラシはどうやって選んでいますか?

CMでやっている歯ブラシ、みんな使っている歯ブラシ、よく売れている歯ブラシなどでしょうか・

特に重視してほしいのは毛先のタイプ、硬さです。

ほんとは一番に歯ブラシの当て方が大事なのですがその歯ブラシの毛先が開いていたり硬すぎて歯茎が傷ついてしまうようならそれは歯ブラシをしっかり選ばないといけません。

硬さは硬い、ふつう、軟らかいがあると思うのですがそれぞれに使用目的が違います。
硬い歯ブラシだとよく汚れがとれますが細かいところはとれずらく歯茎に傷がつきやすいです。
軟らかい歯ブラシは歯茎と歯の隙間の歯周ポケットの汚れはとれやすいですが歯の表面の汚れはとれずらいです。
ふつうの歯ブラシはその中間だと思っていただいてかまいません。

この使いわけははっきり言えば好みもあると思います。しかしふつうの硬さと軟らかい歯ブラシを使いわけて汚れをとり歯周ポケットの汚れをとるのがベストかなと思います。歯ブラシは毛先が開いてくるとあまり汚れとれませんし、歯ブラシをいいものにかえただけでは汚れはとれません。

あとはみなさんの歯ブラシに対する意識が高ければしっかりよごれはとれていくと思います。もし歯磨きについてわからないことがあればお気軽にドクターや衛生士、スタッフに質問してみてください。

関連記事

赤ちゃんの『原始反射』とは?

笑気麻酔について

【小児の歯科事情】 〜今どきの子どものお口の中ってどうなってるの?〜

新着記事

マウスピース小児矯正 症例その②

口腔機能低下症

[’25/8/27] 新人研修 読書感想文④

Concept