産みの苦しみ
いつのまにか、娘は11ヵ月。
歩きそうで、歩かない。そんなもどかしい毎日を送っています。
(きっと、歩き出したら出したで、目が離せなくなって大変なんでしょうが…(笑))
そうです。ちょっと強引ですが、今日のテーマはお産です。
「世界三大痛みのひとつ」とか、「男性が出産時の痛みを経験したら死ぬ」とか、恐ろしい話を聞きく、あのお産です。 僕は男なので経験できませんが、立会出産で妻の姿を見ていて、「やはり女性は強い」と強く思ったものです。
で、その出産ですが、やはり赤ちゃんにとっても、相当大変な事なのです。
なぜそんな事が言い切れるのか?それは、歯にその証拠が残っているのからです。
実は、歯を断面で見ますと、木の年輪のような細かい模様が、無数に入っています。 これはレチウス条と言いまして、木の年輪のように歯が成長する過程で、周期的にできた成長線です。(レチウス条は約1週間周期にできます)
その線の中に1本だけ、特に濃い線があるのですが、それを新産線(しんざんせん)と呼びます。 なんとこれは、赤ちゃんが生まれた時の環境の変化(ストレス)によってついた物なのです。
出産とは、歯の年輪(?)にも残ってしまうくらいの、劇的な環境の変化。
やはり出産は大変なんだなぁと改めて感じると共に、もっと妻に感謝しなくてはと思う今日この頃です。
(このブログを妻が見る事に、期待をこめて(笑))
山口真史