続)TCH -治療法-
こんにちは。竹丸です(^-^)
さて、今回は前回ご紹介した
TCH(歯列接触癖)=噛み続ける癖
の治療法についてお話したいと思います。
まずは 、今この瞬間、PCやスマホの前の皆さんは上下の歯が接触していませんか?
もし接触しているとしたら、TCHの傾向があります!?
この他にもTCHがあると、知覚過敏や歯の根元が欠けていたり、
① お口の中、頬の内側に歯の並びに沿った白い線がある
② 舌の縁が下顎の歯の形に沿って波打つように変形している
(これは、上下の歯を常に接触させていると口の中が陰圧になり、
頬の内側が吸い寄せられて歯に密着、また舌は下顎の歯列に押しつけられて起こります。)
③ 身体をまっすぐにして目を閉じたとき、上下の歯が接触している
または、接触しないようにすると違和感がある
などの症状がある場合があります。
ない場合にも、TCHがないとは限りません。
どうですか?当てはまる項目はありましたか?
このように、なんでもそうですが
癖をなくすには、まずはその癖に気付き、自覚すること。
意識することからはじまります。?
そして実はそれが一番効果的なのです。
ほとんどのケースで患者様にTCHの自覚はありません。
無意識にやっていることをやめるのは非常に困難です。
なのでまずは上記のような方法で自分の癖に気付いて頂くこと。
そして気付くようになったら、意識して止めること。
『唇を閉じて、上下の歯を離し、顔の筋肉の力を抜くこと』
これを意識して、癖にすること。
はじめは難しいかもしれませんが、
例えば
① PCやテレビや机などにメモやふせんを貼って、それを見たら、上下の歯を離す
② 時計を見たら、上下の歯を離す
③ 何か色を決めて、その色の物を見たら、上下の歯を離す
など、自分でルールを決めて、実践してみて下さい。
(これをリマインダーと言います)
これだけでも、意識してきちんと行えば、症状はかなり改善します。
是非、試してみて下さいね(^-^)
竹丸 真以