口腔機能低下症について
こんにちは、歯科医師の高山です。
段々暖かくなってきましたね。
ちょっと前までは肌寒かったのですが、半袖もそろそろ着れる程の
暖かさになってきたように思います。
季節の変わり目は風邪をひきやすいので、皆さんお気をつけて。
さて、今回は『口腔機能低下症』について、お話していこうと思います。
ご存知の方はいらっしゃるでしょうか?
●口腔機能低下症とは?
→主に加齢によって口の中の機能が低下していく状態のことを言います。
食べ物が噛みづらい、飲み込みづらい、滑舌が悪い、口が乾燥するなどです。
食べ物の味や温度の感覚も鈍くなってきます。
口腔機能低下症は放置してしまうと、噛みやすい柔らかいものばかり食べてしまって
栄養が偏ったり、食事量が減ったりします。
低栄養状態、体力も低下してしまうため、体重も減って痩せていってしまいます。
その結果、全身の筋肉量と機能低下を引き起こし、生活に介助が必要になってきたりします。
食べることは生きることに繋がります。
お口の健康を大事にしてください。
もしお口の機能のことでお困りの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。