[’08/2/6] IBM CSセミナー参加
「活き活きした職場実現に向けてリーダーはどうあるべきか」と題した、
IBM CSセミナーに参加しました。
場所は、東京都世田谷にあるセミナーハウス、フォーリッジ。
講師は 人と経営研究所所長 大久保寛治さん。
参加者は約50名。私も約1時間お話しさせて頂きました。
今回、大久保さんのテーマは、”気付き”と”思い”。
いくらよく出来た制度仕組を持ち込んでも、うまくいかない場合がある。
それは、企業の風土、文化に、その制度、仕組があっているかどうかによるとのこと。
目に見える制度、仕組ではなく、見えない風土、文化を築くことが
最も大切であると力説していました。
大久保さんの素晴らしいのは、やはり人間力。
体全体から出る優しさ、愛情の深さ、そして卓越した観察力が、人を動かすのでしょう。
私のつたない講演でも、大久保さんのちょっとしたサポートや補足のお陰で、
参加者の心に響くのだから、本当に感心します。
大久保さんのようなファミリーテーターがいれば、組織運営が円滑にいくのでしょう。
やはり人ですね。
私のセミナーでも、思いや理念が大切であることを、新規医院開業を例にお話しさせて頂きました。
思いの深さに、人が集まり、思いの継続に人は共感します。
また、昨日は母の命日。
今日の東京は雪が降っています。
いつも、冬の寒い日になれば、8年前を思い出します。
そして、最後のスピーチ。
私は母から教えて頂いた、2つのことを参加者の前で、お話しました。
一つめは、人は一瞬で変わることが出来ること。
二つめは、人はほめ続けることで伸びること。
私は、母におこられた記憶がありません。
常にほめられ自分の才能を伸ばしてもらいました。
また、変わることの必要性を本気で思えば、人を簡単に変われるのだということを
身をもって教えて頂きました。
人を変えるポイントは、無理矢理変えるものではなく、
その人が自ら変わるまで、根気よく待ち続けること。
そして、少しの変化でも、認めほめ続けること。
そうすれば、どんな人でも必ず成長するものです。
私自身、そうであったように。
<あの日はいつも雪模様 寄田幸司>