[’08/2/11] 資生堂セミナー
今回も昨年11月に続き、資生堂チェインストア様を対象にした、
セミナーでお話させて頂きました。
今回のテーマもやはり、“思いを伝えることの大切さ”。
今は物が売れない時代。言い変えれば物余りの時代。
商品がすぐれているだけでは、売れない時代です。
その商品に、プラス付加価値が必要。その付加価値を与えるものが売る側のこだわり、愛着。
すなわち、その商品への思い入れでしょう。
その、商品との出会い。
数ある会社の中から、なぜ資生堂さんと取引することになったのか。
その商品を、自信を持っておすすめ出来る理由。
その商品を使うことで、受けることの出来るまだ知らないメリット。
そこには、さまざまな物語、エピソードがあるはず。
それを熱く語って欲しいと思っています。
そして人は、あなたが熱く語る姿を見て、
その商品の良さを実感するようになります。
そして、あなたからその商品を買いたくなるのです。
決してディスカウントストアの陳列棚ではなく。
効率が優先される世の中だから、対面販売が伸びる、支持されるのだと思います。
あたかも時代の逆を行くようで、実は常に半歩先を行く。
商売の基本は信頼関係を築くこと。
そのためには、その人の思いを知り、その上で、自分の思いを伝えることが大切。
これは歯科医療であれ、物販販売であれ、全く共通のものです。
<物を売るのではない、ただ思いを伝えるのみ 寄田幸司>