問題が起こると、そこには多くの学びがあります。
簡単に問題解決出来る事柄であればいいのですが、
一度、解決したと思っていても、また繰り返す場合が多くあります。

その場合、起きている表面上のことばかりを捉えても解決することはありません。

相手が何故そのように考えるのか、行動を起こすのか、その根本を考える必要があります。
正論を話しても、理解は出来ますが答えは出ません。
周囲の人を含め、出来るだけ多くの人から話を聞くことで見えてくることがあります。

大切なのは、

・問題解決しようとしないこと
・起こっている問題を見るのではなく、人を見ること
・出来る限り、相手の話を聞くこと。相手の立場で考えること
・そして最も大切なのは、問題の起こる前に解決してしまうこと

そう、極論から言えば、問題が起こってからでは遅すぎるのです。
それから話し合うのではなく、何もない時から話し合うことが大切。

そういう意味で、今後メンバーと
ゆっくりお話を聞かせて頂く時間を取るようにします。
日時を決め、定期的に行っていきます。

そうすることで、これから起こるかもしれない、トラブルの8割は解決します。
トラブルは、お互いのことが理解出来ていない中で起こることが多いのです。

逆に言えばお互い理解し合えている組織では、
同じ問題が起こっても問題にはなりません。
これからも、メンバーとの対話を大切にしていきます。

＜問題は起こる前に解決したい　寄田　幸司＞