[’08/3/8] KPT
CHP研究会、アドバンスコース、HTPコース大阪に参加しました。
HTPコースは、年6回(月1回)コース。今回は、4回目(7期生)でした。
参加者全員が4人ひと組になり、セロテープとストローを使い、
正八角体を、いかに早く作りあげるかを競うワークを行いました。
そこで重要なのがKPT(ケプト)に沿って4人がチームを組んで、
話し合いながら進めていくこと。
KPTとは、Keep・Problem・Tryの略です。
すなわち
Keep:うまくいっていること、今後も続けていきたいこと
Problem:問題を感じている事、不安やリスク
Try:次にチャレンジしたいこと
うまく進めるコツ
・どんな些細なことでもよいから、とにかくあげる。
・意見が出にくい時は、付箋紙に書いてから発言。
・話をするときは、一つのことに集中。
・Problemを出していると、ついついTryを言ってしまう。そこはぐっと我慢。
・Tryはうまくいきそうという程度でもOK。まずはとにかくあげる
・Tryはみんなで決める
私たちのチームは、最初3チーム内で最下位でした。
そしてKPTを使い、チーム内で話し合いました。
その結果2回目、3回目は断突1位になりました。
作業時間も4分30秒が、1分12秒と約1/3になりました。
実際やってみて、学んだこと。
まずは、4人で好きになってみました。
しかし、結果は良くなかった。
今度は皆で話し合い、目標時間を決め早くいく方法を皆で考え、
そして、役割分担を決めました。
その結果、得たい成果が得られました。
チームに自信が生れ、さらなる改善点が出てきました。
1回目、2回目そして3回目とどんどん改善されたのです。
その工程を、KPTを使い実践していきました。
これは、仕事でも生かせること。
まずは、テーマ(改善点)を決める。
すなわち、目標設定、ビジョンを明確にします。
そして、チームワーク(コミュニケーション)を取り、
そのプロセス(工程、設計図)を、明確にしていきます。
この過程で、見えないものが見えるようになり、
出来なかったことが、簡単に出来るようになります。
「正八面体をストローとガムテープで作る」
ただそれだけの課題ですが、
本当に、多くのことを学ぶことが出来ました。
今日も有意義な1日でした。
諸井先生いつも多くの気付き、有難うございます。
<KPTを院内で使いこなしたい 寄田 幸司>