[’08/3/30] すみません
今回も朝礼での学び。
週2回、勤務して頂いている田辺先生からいいお話を聞きました。
それは、 『すみません』 という言葉のについて。
最近、周囲の人からよくこの言葉を聞くとのこと。
それだけ聞くと、謝っているのか感謝しているのか分かりません。
『すみません』は、いろんな意味を持つ便利な言葉。
いつも、軽く使えます。
気軽に使えるので、さらっと 『すみません』 を言うのでしょう。
これも、言葉の乱れかも。
田辺先生は、汎用語である 『すみません』 を使わず、
「もう少し具体的な言葉を使いましょう」と、皆の前で話されていました。
私も、ハタと気付きました。
正しい日本語や、美しい日本語、しっかり意味を伝える日本語。
それを話す人が、だんだん少なくなっているように思います。
私もついつい 『すみません』 を使っているかも。
気付かず、無意識で使ってしまう。
それ程実は、軽い言葉なのです。
心からお詫びする時は、 『誠に申し訳ございません』
心から感謝する時は、 『本当に有難うございます』
心からそう言えるように、なりたいと思いました。
そしていつも、田辺先生を見て思うこと。
彼女は、もちろん診療もスムーズでテキパキしています。
しかし、彼女に対して頭の下がることは、ほんの少しの診療の合間でも、
洗い物をしたり、
基本セットを作ったり、
棚の上をきれいに清掃したり、
石膏を流したり。
ただ黙々と、当たり前のように。周囲への気配りを忘れません。
簡単そうですが、出来ることではありません。
彼女の発言だけでなく、何気ない行動からも私はいつも学んでいます。
田辺先生、本当に本当に、私たちの医院を選んで頂き、有難うございます。
<人に恵まれ、感謝の気持ちでいっぱいの 寄田 幸司>