長かったドクター研修も、6月で全て終了。
参加した3名のドクターにも、充実感、達成感、満足感が
にじみ出ていました。
本当に素晴らしいこと。
私自身、短期間でよくここまで成長してくれたこと、
感謝の気持ちでいっぱいです。
研修前と後では、仕事に対する取り組み、向き合い方が、
すべて違っているように見えます。
もちろんやる前から、モチベーションは高かったのですが、
さらに、上がりました。
ということで、修了証書をお渡ししました。
以下は、研修感想文です。
ご興味のあるあなたは、是非お読み下さい。
ようやく長かった3ヶ月のドクター研修を終えることができました。
この3ヶ月間本当にいろいろな書籍、DVD、CD、マニュアル、HPを見ました。
そして自分のものにしようと必死になりました。
最初「3ヶ月間ドクター研修を行います」と言われたときは、
正直かなりテンションが下がっていました。
やらされた感満載で、楽しむことなど全く出来ませんでした。
これがストレスになり、体調を崩してしまうこともありました。
しかし途中から考え方がガラッと変わりました。
なぜ僕にこういう課題を課したのか、今の自分にこの課題は必要なのか、
この課題をやり遂げることによって自分に得られるものはあるのか、
ということに対し冷静に考えてみることにしました。
そして出た結論は、「この課題は僕の成長にとって必要不可欠!」
というものでした。
成長するためには努力が必要ですし、
得てしてそれは時に苦痛をともなうものです。
しかし人は成長するとわかっていても、なかなかその厳しい環境に
自分の身を置くことを避けてしまいます。
誰だって楽がいいんです。
でも落ち着いて考えるとこれはまたとないチャンスなのです。
普通の医院に勤務医として働いていて誰がこんな経験ができるでしょう。
普通受付研修などさせてもらえませんから。
そう思い始めてからは楽しんで研修に臨めたような気がします。
またやる気に拍車をかけたのは、
月一回のヨリタ塾での一件があったということもあります。
居酒屋てっぺん大嶋社長のブログを読んでビビッときました。
それは、
「やらされ感が消えず、モチベーションが全く上がらないのですが、
どうすればよいですか?」
という質問に対し、大嶋社長が答えていたものです。
「やらされ感を5秒で簡単に消す方法があります」と言い切っていたことに、
正直面食らってしまいました。
それは「与えられたこと以上のことをすればよい」というものでした。
感動しました。
久々に震えました。
これだ!と思いました。
与えられたことを与えられただけやっていては楽しくもなんともありません。
仕事にしても遊びにしてもやらされてやっていては、
これほど苦痛なことはないのです。
それから僕は試験の際、
意識的に「誰よりも解答用紙をびっしり埋める!」と決めました。
実際一番書けていたかどうかは分かりませんが、こんな風に感じれたことが
僕の中では非常に重要な意味を持ったと思います。
3ヶ月という長いようで短かったこの期間で、
僕は少し大きくなれたよう気がします。
今回学んだ多くのことを、次の若手ドクターに少しでも伝えていければと
思います。
歯科医師 森山 勝行
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今回この研修を受けて思ったことは、
開業する歯科医師はこのような研修をすることなく、
開業されている先生がほとんどなので、
開業してから苦労することが多いだろうなあと感じたことでした。
歯学部に編入することを決めたときから、
私は開業するということを意識していましたので、
いろんなお店に行っても学ぶこともありましたし、
今回の研修でも多くのことを学びました。
一番やってよかったと思えるのは、受付の研修でした。
受付の役割というのは、歯科医院を開業したりするまでは、
なかなか考えることの少ないポジションだと思います。
受付業務も今回体験させていただいて、
診療室の裏側ではこんな仕事がされていて、こんなに忙しくて、
こんなにややこしいんだ、ということを感じると共に、
受付メンバーにたいして 『すごいなー』という尊敬に近い思いを
持つことができました。
受付のみならず、衛生士であったり、助手であったり、
はたまた院長であったり、やってみるとその苦労というのは、
自分が考えている以上のものがあるのだろうな、と考えると
周囲のメンバーのありがたさについて実感することが出来ました。
また、さまざまなDVDや書物からのテストでは、経営にとって大切なこと、
大きな学びを得ることができました。
これを私の将来の歯科医院の運営に生かして、
絶対にみんなに喜んでもらえる歯科医院を作っていきたい、
と改めて思えました。
歯科医師 吉田 賢慈
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<予想を上回る結果を得た 寄田 幸司>