[’08/7/16] Ye歯科 視察旅行 その①
日本経営グループ主催の、韓国Ye歯科視察ツアーに参加しました。
参加者は、22名。
その内、私たちのグループからは、
角野さん、新谷さん、武藤先生、中村さん、
永井先生、大林先生、丸尾さん、岡本さん、
そして私の、9名が参加しました。
AM 8:00 関西空港集合。
9:30 フライト。
ソウルには予定通り、11:20に到着しました。
まずは、腹ごしらえ。
『土俗村』にて、参鶏湯を食べました。
土俗村は、もとは韓屋。
そのため、中庭や個室もある、立派な建物。
お昼は少し過ぎていましたが、長蛇の列。
その合間をぬって、座敷に案内されました。
専用農場で育てた、鶏を使用。
箸を入れるとボロボロ崩れるほど、やわらかく煮込んでいました。
鶏肉の中には、もち米、クルミ、銀杏、栗などが入っていました。
そして時間に追われるように、
江南にある、『Ye Dental Clinic』へ。
Ye歯科は、1992年開設。
韓国初の、グループプラクティス歯科モデルとして創業。
現在、歯科、漢方院、整形外科など、
Yeネットワーク病院が、韓国内に60ヶ所以上。
中国(北京、上海、延吉)、ベトナムなど、
海外にも、積極的に進出しています。
私たちが訪問したカンナム本店ビルは、2007年4月完成。
地上14階、地下1階(延1500坪)。
職員数は、ドクターを含め、約75名。
その規模と大きさに、圧倒されました。
全体のコンセプトは、Dream & Vision。
イメージカラーは、Blue & Gold。
ドリームトレインと名づけられた、1階のエントランスは金色。
そしてエレベータ内は、ブルーのタイルが貼られていました。
参加者一行は、まずは2階にある、
ピグマリオン・ホール(セミナーホール)へ。
これは、ギリシャ神話に登場する、王の名前から取ったもの。
現実の女性に失望した彼(ピグマリオン)は、
自ら、理想の女性ガラテアを彫刻し、
それが人間になることを、願い続けました。
願い続けた結果、美の女神アフロディーテがその願いを叶え、
彫刻に生命を与えたのです。
それが、「ピグマリオン効果」として、心理学で使われるようになりました。
ピグマリオン・ホールで学ぶことで、必ず成果が上がる。
その願いを込めて、命名されています。
ピグマリオン・ホールの入り口には、
15年のYe歯科の歴史が分かる写真も、展示してありました。
初日のセミナーと、医院案内のコーディネーターは、主に高原陽子さん。
約1時間半のセミナーの内容は、
|
単純で明確。
それをとことん、現実化していました。
その後、各階を案内して頂きました。
最上階13階は、スカイラウンジ。
お昼は、診療後くつろいだり、
お連れの人がゆったり出来るよう、食事や飲物を提供しています。
そして夜は、会員制のバーへ。
12階は、VIP顧客専用フロア。
コンセプトは、文化に対する夢の実現。
この階には、4人の共同経営者用の診療室があります。
一人ひとりの個性を大切にし、診療室全体を演出していました。
VIP顧客のみの、診療です。
10階には、インプラント専用スペース。
コンセプトは、健康と若さに対する夢の実現。
華やいだ雰囲気がありました。
9階は、一般補綴。
コンセプトは、美に対する夢の実現。
40代の女性が、多く訪れるフロアです。
8階は、矯正専門のフロア。
コンセプトは、成功に対する夢の実現。
20~30代の若い女性顧客に支持される内装を、提案していました。
その他、4階の技工室は、Ya Dental Art と名づけられていました。
広々とした、クリーンな技工スペースで、
芸術品(工芸品)を作るという、コンセプトです。
壁には、前歯のかぶせが出来る過程を、写真で詳しく紹介。
出来上がったものを、まるで宝石箱のようなケースに保管。
商品の価値を高める工夫が、随所に見られました。
1日目の研修を終えた感想。
Ye歯科については、書籍や、
日本での、CEO パク インチュル先生のセミナーに参加して、
十分理解しているはずでした。
しかしそれは、私の器の中での理解や解釈でした。
現実は、私の想像をはるか越えるスケール。
顧客の成功や幸せを、究極まで追求した結果、実現したもの。
Ye way(Ya哲学)の集大成を、見ることが出来ました。
そして2日目は、本院だけでなくパートナー医院でも、
圧倒的なスケールで、Ye wayが実現されている事例を、見せて頂くことが出来ました。
<寄田 幸司>