[’08/7/17] Ye歯科 視察旅行 その②
前日の興奮冷めやらぬまま、翌日のセミナーを受けました。
前日同様、ピグマリオンホールで始まったセミナー。
まずは、Ye歯科代表院長(CEO)パク・インチュル先生のショートセミナー。
タイトルは、「フレームを変える」。
すなわち、既成概念にとらわれることなく、自分が思ったことを形にする。
「こんなことが出来ないか」
「こうすれば、さらに良くなるのでは」
私たちい発想の転換を、求めていました。
また、同じ結果を受け入れるにしても、ネガティブに考えず、
(ネガティブフレームという言葉を、使っていました)
ポジティブフレームで考える必要性を、お話ししていました。
前日のセミナーと本院見学で、
今後の医院改革のため、かなりのヒントを得ることが出来ました。
そして、やれない理由をあげるより、
やれることの楽しさや、やるその意味を考える習慣を
つけていくようにしようと、思いました。
大いに勇気付けられるセミナーでした。
午前の後半のセミナーは、
Yeのマーケティングコンセプトについて。
以下の3つについて、解説がありました。
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毎週月曜日、午前中5時間、全体ミーティングを開催。
さまざまな外部講師を呼んだり、
スタッフが院内で発表することで、
マーケティングコンセプトを、浸透させていました。
ランチは、13階のスカイラウンジ。
高級レストランで、ゆっくりくつろいでいるような気分でした。
お昼からは、2つのフランチャイズYe歯科見学。
まずは、ソウル郊外慶尚道にある、トンベクYe歯科。
入り口には、日本語で、私たちを歓迎するポスターまで作ってくれました。
この医院も、3人のドクターによる、グループ開業。
3人は、同じ大学の出身者で、先輩後輩の仲。
しかも3人とも、以前は1人ずつ独立開業。
しかし今回、3人とも医院を閉じて、
Ye歯科として、共同経営の道へ再スタートを切ったのです。
日本では、ありえないこと。
まずは、この話を聞いてビックリ。
それほどまでに、Yeブランドが浸透し、
そして、信頼と高い評価を得ているということ。
そして、医院の内装や設備、スケールにまたまたビックリ。
郊外の新興住宅地で、これだけ豪華な医院、
自費中心で経営が成り立つのか、正直不思議でした。
院長のインタビューの中で、言っていたこと。
これからは、やりたことをしたい。
すなわち、時間に追われることなく、
患者様に追われることなく、自分の診療スタイルを貫く。
一人の患者様に十分時間を取り、患者様の幸せに貢献したい。
今はまだ、経営的には難しいですが、楽しくやりがいがあります。
そして2件目は、これも再開発地域にある、ドンタンYe歯科。
先ほどではないにしても、
やはり規模が大きく、複数のドクターによる共同経営。
広いスタッフルーム、ミーティングルームがあり、
天井には、プロジェクターが設置されていました。
院長室も、3つ併設されていました。
年齢も違う3人でしたが、分野分野が分かれていることもあり、
お互い助け合って、診療しているのでしょう。
まずは広々としたエントランス。
オープンカフェかと思えるような、待合室。
豪華絢爛な、カウンセリングルーム。
美しい壁面収納や、壁面ディスプレー。
ゆったりくつろげる、リビングのような第2待合室。
プライベートが守られた、独立した診療室。
充実した設備の、オペルーム。
カンファレンスやミーティングが行える、スタッフルーム。
高級感あふれる、パウダールーム。
またここにも、日本人見学者を歓迎するポスターがありました。
また、診療中にも関わらず、院長先生が私たちの質問を、
快く答えてくれました。
見学に来て、やはり何より嬉しいことは、
ここにも、Yeブランドが随所に施されていました。
まずは、外壁パネル。
それに加え、ドクター個人の履歴パネルも、掲示されています。
患者様は、玄関ドアを開ける前に、ここがあのYe歯科があり、
なおかつ、優秀なドクターが整う、グループ営業である事が分かります。
待合室に入ると、ライトアップされたディスプレー。
デコラティブなアームの天井、ここにもゴールドのシンボルマークが。
待合室は、床や壁面に石が使われています。
また、ゆったり座れるソファと、インターネットが出来るカウンターに
分かれていました。
そして、高級感あふれる間接照明が、
いたる所に、使用されていました。
診療室に、足を踏み入れると、
明確なコンセプトのもと、こだわりいっぱいの
Yeワールドがあふれていました。
パートナードクター一人ひとりには、個室が与えられ、
そこには、ドクターの顔写真と名前が、パネルで掲載されていました。
Yeブランドに加え、一人ひとりブランド化されています。
また、個人のスペースも十分広く、大きなソファまで置れていました。
また、家族や友達同士で診療が受けられるよう、
ファミリールーム(?)までありました。
このスペースは、入るだけで楽しくなり、会話が弾みそう。
もっとも広いスペースは、オペ室。
特別な特別な空間である事を、強調しています。
私たちを、心から受け入れてくれること。
アットホームな雰囲気で、しかも包み隠さず
オープンに全てを見せてくれること。
たとえ、患者様がいたとしても、
患者様まで巻き込んで、迎えてくれること。
2日間の見学を終えた私たちは、予想以上の満足感と、
感謝の気持ちで、いっぱいになりました。
見学後、軽い食事の後で、
エネルギッシュな韓国を体験して、演劇を見に行きました。
タイトルは、「Jump」。
その名の通り、舞台を所狭しと飛び回る、痛快アクション劇でした。
今回も、最高にエンジョイ出来た一日になりました。
<韓国パワーに圧倒された一日を過ごした 寄田 幸司>