小集団活動リーダーの情報誌「ポジティブ」2008年12月号で、
改善改革探訪記というコラムで、私たちの医院が紹介されました。
タイトルは、「異業種交流から発想された予防中心の歯科医院経営」
この記事を一部紹介します。
寄田さんは異業種から多くを学んでいる。
全国の歯科医院の数は6万8000軒とコンビニの数の1.5倍にのぼり、
競争は激しいが、歯科医師免許を持った人しか開業できないから、
他業種からの新規参入の心配はない。
だが、そのために、経営的にはそれだけ他業種より遅れている。
患者というお客さまの目線で歯科医院のあるべき方向をみつめ、
治療から予防へ方向転換を図り、組織力によってその実現を目指すというやり方、
あるいは小冊子の発行やイベント開催、サロンの開設などによるイメージ戦略の手法は、
歯科医院業界の中からは到底出てくるはずのないものだ。
中小企業町、東大阪ならではの活発な異業種交流会に積極的に参加し、
その刺激をたっぷり受けることの中からはじめて生まれてきた発想だといってよい。
寄田さんと一緒に仕事をする中で十分な力を身につけた若いドクターたちは、
ヨリタ歯科クリニック出資の下で次々新たな医院を立ち上げている。
その中には小児歯科医療が得意な人、インプラントが得意な人、矯正が得意な人……
などが含まれている。
それらの医院が互いに協力し合うことで、ヨリタ歯科クリニックはグループとして、
質の高い技術とサービスを広い地域の患者たちに供給することが可能になっている。
それをもっと確かなもの、もっと広範なものに展開していきたいというのが、
今の寄田さんの目標である。
「歯医者という仕事を天職だと思ってらっしゃいますか?」と最後にそう聞いた。
「もちろんです。でなければ患者さんに失礼ですよ。
患者さんの立場からすると、本当は違うことをやりたかったのだけれど、仕方なく
歯医者をやっていると思っている先生に診てほしくはない。
それはどんな職業でも同じでしょう。」
そう答える寄田さんにカメラを向けた。
プロに徹した人の自信にあふれた最高の笑顔が返ってきた。
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これからもより良い医療技術の提供と、
患者様の立場に立った医療サービスの提供を心がけてまいります。
<これからも異業種交流を続ける 寄田幸司>