[’09/3/14] 思いを形にする(40) 新人スタッフ研修
今日は、幹部ミーティング。
各パートナー医院より、院長、チーフなど幹部の方々に集まって頂き、
ミーティングを開催しました。
今回の主なテーマは、新人研修。
人の異動や退職などもあり、今回全体で
約20名の新人スタッフ(Drも含む)が、入職されます。
そのため診療時間を割いて、新人研修が始まります。
必要なのは、研修マニュアルとカリキュラム。
この2つがないと、スムーズに研修が進むことはありません。
言った言わない、教えた教えてない、
何故、研修が終わっているはずなのに出来ないの。
そんな、チグハグなことになります。
高い志と希望を持った新人メンバー達が、戸惑い、自信ををなくし、
こんなはずでは、ということになりかねません。
そのため細かいマニュアルと、具体的な項目と担当者、
そして、日付けをいれたカリキュラムが必要です。
私が作ったドクターマニュアルだけでも、かなりの量になっています。
しかし、これだけでは、仕事が作業になってしまいます。
業務としてやらないといけないので、やる、憶える、ただそれだけになります。
そのため、私が各パートナー医院にお願いしたこと。
まずは、マインドを伝えること。
そう、理念や考え、私たちのあるべき姿を明確にし、
そして、自分の言葉として伝えてほしいと思います。
マニュアルのように、理念や考えをペーパーにして配っても
全く意味がありません。
心に響くことは、ありません。
何故、このような医院が出来たのか、
何故、カウンセリングを重視しているのか、
何故、予防ベースの医院なのか、
何故、メンバーが夢を持ち続けているのか。
トップの思いを、熱く語り続けて頂きたいと思います。
そうすることで、マニュアルに書かれている言葉一つ一つが、
ビンビン心に響くことでしょう。
スタッフ研修の目的とは、
「ここに勤務して、良かった」
「私の選択は、間違ってなかった」
「ここの医院なら、私の持てる能力を全て発揮することが出来る」
「この人たちとなら、楽しく仕事が出来る、自分が成長出来る」
新人スタッフに、そう思って頂けるようにすることなのです。
人が成長する環境づくりを、一番に考えてほしいと、
幹部ミーティングで、お願いしました。
3月20日から、第一陣が入職します。
いよいよ、3ヶ月の新人研修が始まるのです。
直接私がすることは、限られています。
しかし、私が出来ることは全てやりきります。
思いを形にする、新人スタッフ研修、今から楽しみです。
<人は育てたように育つ 寄田幸司>