[’09/3/20] たった2年 されど2年
祝日の今日も、京都にいます。
奈良のよりた歯科勤務のドクター、志賀岳先生の結婚式に、妻と2人で参加するため。
場所は、蹴上のウェスティン都ホテル京都。
新婦 晴美さんは、この4月よりゆめはんな歯科クリニック高の原に、
衛生士として勤務することが決まっています。
何から何まで、ご縁に感謝です。
結婚式は、15時半から。
少し早めに来て、周囲を散歩してきました。
三条通から神宮通へ出て、京都市美術館、岡崎公園、
そして平安神宮に行ってきました。
美術館では、『第58回京都染色美術展』が開催されていました。
その美しさに、心から魅了されました。
以下は、パンフレットから。
【色】
京の四季を彩る色には、人の心を華やいだ気持ちにさせる色、 色の三原色である赤・青・黄を基調に創作された和の文化、
|
志賀先生との出会いは、約2年前。
ヨリタ歯科クリニックに、常勤ドクターとして勤務して頂いたことから始まります。
その当時の志賀先生は、卒後数年の勤務歴がありました。
しかし将来の自分に不安を持ち、私たちのホームページを見て、
ここだったらと思い見学、そして面接にお越しになりました。
その時お話した中で、心に響いた言葉。
「私は両親を尊敬しています。
その両親に認めてもらえる、両親の前で胸が張れる歯科医師に早くなりたいと思っています。
ここに来ればその願いが叶えることが出来る、ホームページを見てそう確信しました。
だから、ここで勤務したいのです。」
私はその間、じっと目を見つめていました。
その気持ちを確かめるために。
本心、本気、本音で語っているか確信するために。
志賀先生は、一度も目をそらしませんでした。
ずっと、私に向き合っていました。
私が最後にお話したこと。
「是非来て下さい。ここで学んで、ご両親がビックリされるぐらい成長して下さい。
しかし大変ですよ、その覚悟は出来ていますか。」
そして、2年が経ちました。
2年前が嘘のように、成長しています。
話す内容が、全く変わりました。
ここまで人は変われるのか、と思えるほどに。
私が実際教えたのは、技術ではありません。
技術は、自分で学んだのです。
本を読み勉強会に出席し、そしてその学びを診療で生かす。
そして、みんなの前で話したのです。
素晴らしいこと。
その間、私がアドバイスしたのは、
自分がこうなりたいというイメージを持つことの大切さ、
やり続けることの大切さを、話しただけ。
何も、特別なことはしていません。
当たり前のようにやり続けることの大切さを、教えただけ。
伸びる環境を与えただけです。
結婚を機に、さらに明確な目標が出来たことでしょう。
お二人の末永き幸せ、輝く将来に乾杯!
<素晴らしい2人の門出に乾杯 寄田幸司>