[’09/4/3] 未来の経営
今日は4月入社の新人社員が、初めて全員出勤の日。
歯科医師は、田中先生、村木先生、中島先生。
歯科衛生士は、久保さん、藤田さん。
5人とも、ヨリタ歯科クリニックを熱望して入職されました。
そのため、入職したその日から、全く違和感なくメンバーとして溶け込んでいました。
そして、私と新人ドクター村木先生の2人は、午後診療を抜けてセミナーに参加。
主催は、JAE(NPO法人日本教育開発協会)。
会場は、大阪市淀屋橋にある大阪倶楽部。
ここでJAEについて、代表の山中さんから。
JAEは2001年設立以来、8年間で8,000人以上の青少年に そこで気づいたことは、「青少年に夢・志を教えることを通して、 また、「青少年が夢・志を育むためには、大人が誇りを持って そこで「将来の日本を担う青少年が夢・志を持てる社会を創るために、 今回のフォーラムを通して、日本型CSRとは何か、 |
ということで、初めに山中さんから、JAEの様々な取り組みが紹介されました。
ご興味のあるあなたは、コチラ。
そして共同講演の講師は、田坂広志氏。
タイトルは、『良い会社とは何か』
ここで、田坂氏のプロフィールを紹介します。
1951年生まれ。 1990年、日本総合研究所の設立に参画。民間主導による新産業創造をめざす 事業企画部長、取締役・創発戦略センター所長を歴任。 現在、30000名のメンバーに対して、インターネットを通じ、毎週、「風の便り」を配信し、 これらの活動に加え、現在、情報、金融、流通、環境、教育など、 |
先生の話の中で、特に感銘を受けたものは、
第3の視点、本業を通じ社会貢献する企業では、社員が『働きがい』を感じるというところ。
すなわち『働きがい』とは、『傍(はた)』を『楽(らく)』にしていることの、喜びであるということ。
『働きがい』とは、顧客や社会を幸せにしていることへの、喜びであるということ。
逆に言えば、本業を通じ社会貢献していると実感できれば、
働くスタッフは、働きがいを感じているはずであるのです。
トップが働きがいを感じる職場環境を作り、その元で働くメンバーは、
目の前で苦しんでいる患者様の助けとなるために、常にスキルアップを目指す。
その過程でメンバーも、人としても成長していくのだと感じました。
また、第4の視点。
社会に貢献する人材の育成は、企業の究極の社会貢献であると、先生は話されました。
もし企業が本業を通じ、社会貢献に真剣に取り組めば、必ず人は育つ。
人材を育てることは、企業にとっての究極の社会貢献であると。
さらに続きます。
今の世の中、人材はストックではない、フリーの時代である。
すなわち一つの企業で育った人材は、他社で活躍する時代。
ならば、自社で社会貢献するのもよし、他社で社会貢献するのもよし。
これから育つ新人ドクターは、いつの日か独立する日が来ます。
それまでの一番大切な数年間、私たちの医院でお預かりし、
社会が求めるスキルと人間力を高めることが出来るお手伝いを、真剣にしていきます。
もちろん、私一人では不可能。
グループ全体で、取り組んでいきたいと思います。
そのための覚悟と決断を、このセミナーですることが出来ました。
身も心も引き締まり、背筋がピンと伸びたセミナーでした。
<経営とはすなわち社会貢献 寄田幸司>