院長ブログ

[’09/2/16] 大阪ガスセミナー

2/13(金)午前で診療をぬけ、午後大阪ガスさんでセミナーを開催しました。
タイトルは「笑顔と感動の言葉が絶えない職場作り」

参加者は約400名
場所は大阪ガス本社ガスビル3階ホール。

・スタッフのモチベーションを高める取り組み
お客様定着の取り組み
ホームページやPR冊子の作製、イベントなど独自の取組み

この3点について約2時間お話されて頂きました。
皆様、熱心に聞いて頂きました。
参加された皆様、本当にありがとうございました

セミナー終了後、主催者様と懇談会がありました。
場所は大阪ガスビル南館8F
その名も「ガスビル食堂」

入った瞬間、雰囲気が最高でした。
一言でいうとレトロでモダン西洋レストラン
まるで昭和初期に戻ったよう。時間が止まっているようでした。
もちろん接客は一流。心安らぐ、ひと時でした。

ということで、「ガスビル食堂物語」のパンフレットから抜粋

本格欧風料理店ガスビル食堂

大正から昭和初期にかけては、
大阪にモダンな都市文化が花開いた時代でした。

ガスビル食堂は、大阪における最も近代的で美しいビルディングと
称されたガスビル八階に、昭和8年(1933年)3月の竣工と同時に誕生しました。

 

本格欧風料理を提供し、モダンシティー大阪を代表する
レストランとして市民の人気を集めました。

人気を呼んだガスビル食堂

 

ガスビル食堂開業当時から、その本格欧風料理とともに、
八階の東南に開かれたガラス窓の展望が人気でした。

まだ工事が続く御堂筋の向こうには、昭和6年(1931)に市民の力で
再建された大阪城がよく見えていました

昭和8年は、都市ガスが、ようやく便利な熱源として
家庭に受け入れられはじめた頃。

最新のガス器具を揃えた業務用厨房のショールームとして、
また市民に開かれた本格欧風料理店として、ガスビル八階に設けられた

ガスビル食堂には、ガスが開くモダンな近代都市生活と文化を伝えたいという
強いメッセージが込められていました。

自由な発想の献立

ガスビル食堂の献立には、フランス式の料理に、イギリス、イタリア、ギリシャ、
スペイン、北欧など、各国の料理が加わっています。

開業時、帝国ホテルから招かれた料理長とコックたちは、本物の西洋料理に
こだわりながら、自由で形式にとらわれない、独自の「欧風料理」を育てました。

名物セロリ

コース料理につくガスビル食堂の生セロリは、昭和8年創業当時から続く名物です。

当時の大阪ガス会長片岡直方は、
「本物の西洋料理にセルリー(セロリ)は欠かせない」と種子を
カリフォルニアから取り寄せ、自ら栽培しました。

秋山徳蔵氏(昭和天皇の料理番)も、その著書『味の散歩』
(産経新聞出版局/三樹書房1993年再刊)の中で、この片岡のセロリを絶賛しています。

ガスビル初代料理長

昭和8年ガスビル食堂は、初代の料理長を帝国ホテルから招聘しました。

大正11年(1922)、当時築地精養軒にいた彼は、
日本を訪れたエドワード・アルバート英国皇太子
(後のウインザー公、シンプソン夫人との結婚のため王位を捨てたことで有名)の
日本周遊に同行しました。

皇太子から「本場にも負けない」と、コンソメの味を誉められたことを、
料理長は終生の誇りとしていました。

ガスビル食堂には、初代料理長のコンソメやドミグラスソースなど、
正統派フランス料理の伝統が今も受け継がれています。

ということで、ガスビル食堂に興味のあるあなたはコチラ

<時代を超えた旅をした寄田幸司>

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