[’09/8/20] 思いを形にする(46) 夢の実現
この「I have a dream.」には、続きがあります。
私が共通一次試験でうまくいかず(これが真の実力)、しかし貝谷先生の
「特別授業」を受け、こんな私でもまだまだやれることはある、
そう思い直した直後の3年9組での、運命的出来事。
この出来事は、私の人生を大きく変えることになりました。
そう、このコラムを読んでいるあなたに、私が語りかけることが
出来るのも、この出来事があればこそ。
人は、一瞬で変わる。
人には、運命的な出会いや出来事がある。
前向きに考えれば、必ず道は開ける。
そう、確信出来るようになりました。
その、運命的な出来事とは。
ここからは、以前私が書いた自叙伝
「理想の自分を求めて 立身編」からの引用です。
運命の日を迎える前の二日間、私は大学入試一次試験に挑みました。 共通一次試験(今の共通テストとは全く違います)という、 私の共通一次試験の成績は、予想に反してかなり悪いものでした。 気付いた時には、私の手の中にはなぜか岡山大学歯科部の願書がありました。 実は私の運命を変えたこの出来事も、私の意志ではありませんでした。 「ヨリタマニアの皆様、はじめまして、山田豊和といいます。 実はもう25年も前の話なので、詳しくは憶えていません。 何故って?イヤ~共通一次試験の結果が良かったので、 放課後、教室を出ようとした私の前に、偶然ポッカリと大きな口を開け、 声をかける雰囲気ではなかったので、たまたま持っていた願書をその口、いや、 だって親友ですから。え~なんだっけなぁ~ 今思えば素直な寄田君は、私のあの言葉をワラをもすがる思いで信じていたのでしょう。 それがどうもあの空白の二時間の真相のようです。 そして吹っ切れた気持ちで、 そう力強く言ってくれたのを、はっきり憶えています それは歯学部と、工学部建築学科の違いです これは誠に私の優柔不断さ、イイかげんさ、行き当たりバッタリ、 合格後、貝谷先生からお祝いの言葉がありました。 それが、今診療室であなたに自信たっぷりにお話をさせて頂いている私の |
イタズラ好きの神様のお陰で、今の私があります。
人生とは、山あり谷あり。
しかし山を越えるのも、谷を渡るのも全て自分なのです。
<今はなだらかに続く上り坂を歩きたい 寄田幸司>