[’10/1/10] Jokanスクール2010入学式
いつもお世話になっています、フリーランス衛生士 上間京子先生をお招きして、
衛生士研修のための院内セミナー、Jokanスクールinヨリタグループを、
年12回開催しています。
しかし本来、株式会社リンケージ藤波さんが主催のJokanスクールは、
岡山で開催されています。
ということで、今年開催されるJokanスクール2010入学式に参加してきました。
特に私が何か、受講生の皆様にお手伝いしている訳ではありません。
しかし非常勤講師として、陰ながらサポートさせて頂いております。
今回の受講者は、27名。
四国中国地方を中心に、関東まで幅広く参加していました。
校長 上間京子先生の挨拶。
タイトルは、『衛生士のプレゼンスマネージメント』
すなわち、相手に受け入れられる自分の表現の在り方。
衛生士は、国家資格を持った専門職。
しかし看護士などと比べると、世間の認知度は今一つ。
一般的には、アシスタントをしたり受付業務をしたり、
滅菌消毒などのバックヤードをしたり。
分業制を取っている私たちの医院でも、
予防や歯周病治療のサポートだけをしている衛生士は、数少ない。
だからこそ、予防業務に当たる衛生士としての自覚と責任を持ち、
清潔感と信頼感を得る外見、立ち振る舞いが必要。
Jokanスクールと上間京子先生のミッション(使命)は、
歯科衛生士の社会的地位の向上。
そのためにプレスマネージメントは、どうしてもゆずれないもの、確立したいもの。
しかし、外見や技術や知識だけを追求しているのではありません。
Jokanスクールの特長は、基本理念(クレド)に記載されている精神にあります。
【精神】 私たちが最も大切にするものは「人の心」です。 私たちの言動の源は「愛」です。 「愛」は寛容で、情け深く、偉そうにせず、人をねたまず、無作法をしないものです。 そして、「愛」には優しさと厳しさがあると信じています。 |
Jokanスクールが愛にあふれているからこそ、12回1年コースの中で、
受講生の人間力が磨かれ、人として輝きを増すのでしょう。
どんなに辛くとも、それを克服し成長していくのでしょう。
いつも入学式、そして同時に行われる修了式、表彰式に参加すると、
勇気と希望を頂くことが出来ます。
ということで、1月26日(水)から私たちの医院でも、
年12回コースの、Jokanスクールが開始されます。
私たちのグループからの参加者は、2年目衛生士を中心とした5名。
今年もまた愛と感動、涙と感謝のドラマが展開されることでしょう。
ここで、上間先生のセミナーでのお言葉を思い出しました。
「今までの経験から、一番伸びるのは卒後2年目の衛生士。
その理由は心が柔らかいから、すなわち素直だから。」
この一年で何とか衛生士業務にも慣れ、
自分が出来ること、やりたいことが明確になるのが2年目。
この時期に、上間先生の愛情いっぱいの優しい、
時には厳しい指導を受けることで、人間力、知識、技術が大いに身につくはず。
この一年全力を出し尽くし、少しでもスキルと人間力を向上し、
そして衛生士の社会的地位の向上の、一翼になって頂ければ幸いです。
<Jokanスクールは愛があふれている 寄田幸司>