[’10/1/19] 時間は誰のもの①
私たちの医院には、日々多くの患者様が訪れます。
本当に、有難いこと。
一般の医療機関と違い、歯科の場合、一人一人の診療時間が長い場合が多いです。
また、処置の内容により、診療時間は大きく変わります。
そのため予約を取り、効率の良い診療、待ち時間の少ない診療を心がけます。
急患や初診の方がお越しになった時、一時的にではありますが、
待合室や、診療室が込み合うことがあります。
しかし、かといって私たちの医院は予約制だから、今日は予約が全て詰まっているから
急にお越し頂いても診療することは出来ませんと、お断りするわけにはいきません。
とはいっても、どんどん受け入れていくと、予約の患者様をお待たせすることになり、
予約の意味がなくなります。
いつも、ジレンマ。
いつも、悩み所。
どうしたら予約通りに来て頂き、そして飛び込みの患者様でも
あまりお待ち頂くことなく、スムーズに治療を受けて頂けるのか、
そして、10台ある治療台も空くことなく、効率良く稼動させられるのか。
よく、ミーティングで話し合っています。
もちろん、これだという名案、解決策はないかもしれません。
しかし、時間には限りがあり、一人一人が時間は大切なものであることを
自覚するだけでも、スムーズな診療が出来ると思っています。
大切なことは、診療中いつも、今がどのような状況なのか意識すること、
周囲に気を配ること、予約状況を気にすること、
すなわち、時間を大切にすること、与えられた時間を有効に使うこと。
そのため、今の予約状況や待時間が診療中、リアルタイムで見られるような
システムを導入していこうと決めました。
今ある、予約システムを使って。
時間は、誰のもの。
いつも、意識していきたいと思います。
<時間は皆平等に与えられるもの 寄田幸司>