院長ブログ

[’10/2/3] 川越胃腸病院

今日は待ちに待った、川越胃腸病院見学の日。
以前から是非一度訪問したいと思っていましたが、予定が合わず今になりました。
診療の忙しい中、わざわざ時間を取って頂き、大変感謝しています。

昨日の3名の他、東京でセミナーを受講している新谷さんと、
実践会事務局長の岡本さんにも、同行してもらいました。

頂いた、病院紹介パンフレットから。(一部抜粋)

 

川越胃腸病院は昭和44年の創立以来、地域における消化器科専門病院として、
地域医療の向上に貢献してまいりました。
「高水準の専門医療技術」と「患者様の立場に立った心温かい医療サービス」を
提供できる病院として、規模の拡大を求めず、ひたすら「医療の質」へのこだわりを
重視したした経営を続けてまいりました。

「医療は質の高いサービス業でなくてはならない」という信念のもと、
全職員が病院理念を共有しつつ、「患者様との信頼関係を基盤にしたExcellentな病院」
づくりに努力いたしております。

また、常に「患者様にとって良い医療とは、良い病院とは」という命題を心に置きつつ、
医療のあるべき姿の追求に全力を傾けております。

そして、「患者様お一人おひとりのかけがえのない生命を、心を込めて支えたい」
──これが私たち川越胃腸病院の念願でございます。

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人間尊重の医療をめざして

「手当て」──病気への処置を示すこの言葉に他にも、「治療に手を尽くす」
「手厚い看護」など、医療には手にまつわる言葉が少なくありません。
どれほど設備や施設を充実しようとも、診療・治療・看護などのすべての面で
本当に大切なのは、スタッフひとりひとりの優しさと温もりに満ちた手──

私たち川越胃腸病院はそう考え、患者様の人間性と全人格を
尊重した医療にこだわっております。

身体や心の痛みをいたわりつつ、患者様の生命の質を向上させ、
生きることの喜びと健康であることの素晴らしさを共にしたいと考えております。


まず病院を訪れて驚いたこと、病院が清潔であること。
床はワックスがけをされていてピカピカ、もちろんゴミ一つ落ちていない
壁も、シミや汚れがない。

至る所に、観葉植物や生花が生けられている。
その数、300超
それも、患者様から頂いたものがほとんど。

自然発生的に増えているとのこと。
それも頂いた植物を枯らさないよう、丹念に手入れをした結果。

それだけでも、ここの病院はおもてなしの心や、
いたわりの心を持った人たちで、満たされていることが良く分かりました。

最初に約1時間超、望月院長はじめ、理事兼看護部長の池田さん
理事の須藤さん、小川さんにゆっくりお話を聞くことが出来ました。

その中で、感銘を受けたこと。

 

① 自分は元来強くない。その弱い自分を仕事が変えてくれた。
   外科医になって、本当に良かった。自分を磨くことが出来た。
② 人が変わる組織をよくない。サービスの質が落ちる。
③ 出来る限り社員の要望を聞く、耳を傾ける。
   しかし実現出来ないこともある。しかし理解する、認めてあげることも大切。
④ 採用には時間をかける。技術や能力ではない。
   人間力が高い人、すなわち素直で私たちの思いにリアクションしてくれる人を選ぶ。


望月先生の優しいまなざしと、飾らない語りの中に、
強い信念と我慢強さを、感じることが出来ました。

その他看護師の皆様や、事務部の皆様、設備課の皆様にもお話を聞くことが出来ました。
皆さんどの方も、笑顔笑顔

そして話す言葉が、感謝と慈しみの心で満ち溢れている。
まるで、先程望月先生が話したそのままの内容を、再現しているかのよう。

ここまで同じ志、同じ思いを持った人が集まっている病院、
いや、企業はないのではと思えるほど。

望月先生が話されていたことが、細部にまで伝わり、
そして実行されていること、本当に素晴らしいの一言でした。

望月先生は、私の理想の人、憧れです。
ここまでの高みに行くのはまだまだですが、少しでも近づきたいと心より思いました。

最後に、望月先生から頂いたお言葉。
ご縁は一生もの、いい出会いを育てましょう

 

<ご縁は一生 寄田幸司>

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