[’10/5/29] 優しさ
診療中も、小さな声でしか話せないので、
患者様には、誠に申し訳なく思います。
体の調子がすぐれないと、なんとなく、気分もめいってしまいます。
そんな私を周囲の人が、温かい言葉や態度で支えてくれました。
小声でしか話せない私には、「いえいえ最近、私の耳が遠くなりましたから」と
かばってくれる人。
また、症状が長びく私を見て、早く回復するようにと、
「栄養ドリンク」と「のどスプレー」を、買って来てくれる人。
自己管理が悪いのに、
「私のせいでストレスをかけてしまって、申し訳ありません」と、
まるで自分が悪かったかのように、お声を掛けてくれる人。
たくさんの、プラスの言葉で埋めつくされた、
新人研修レポートを提出してくれる人。
知らない間に院長室に、加湿器を置いてくれる人。
そして診療室には、こんな専用ボトルまで用意してくれました。
私はまるで、天国で仕事をしているよう。
自分のことのように、心配してくれる多くの人が、
私の周囲にいることを、実感することが出来ました。
今日も、人の優しさに触れることが出来た一日になりました。