今日の新人研修試験は、超音波スケーラー。
今回も、私が患者様役になりました。
結果は、見事合格。
思ったよりスムーズで、手慣れている感じ。
日頃の、練習のたまものだと感じました。


ということで、以下提出された研修レポートの一部です。
<超音波スケーラーとは>
Ⅰ.振動数
18,000~50,000回/秒
Ⅱ.振動源
超音波発振器
キャビネーション効果…微細な泡立ち効果のことであり、
水の分子と分子がぶつかり合うことによって、衝撃が伝達され、
超音波が届きにくい狭い部分。(複雑な歯根表面や深いポケット)など
微細な付着物を剥がし洗い流す。
Ⅲ.特徴
・歯石の破砕力が大きい
・キャビネーション効果による細部の細菌バイオフィルムの破壊と除去
<チップの選択>
Ⅰ.角型(G1.G6)
・除石効果が大きい
・面を当てると効果良く除石できる
・面を当て、パワーダウンさせるとタバコのタールステインを
除去しやすい
・角(エッジ)を当てると硬い歯石が破砕される
・歯質を傷つけやすい
Ⅱ.丸型(P20)
・薄い歯石やタール、色素ステイン、バイオフィルムの破壊に適している
・歯質を傷つけにくい
・除石効果は小さい
・先端を当てると傷つけやすい
Ⅲ.三角型(P10)
・シャープエッジと表現され、除石効果がとても大きい
・エッジで傷つけやすい
・熟練者向き
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衛生士として活躍出来る場が、徐々にですが、増えてきました。
身に付けたことは、まずは実行する。
経験を積むことで、さらに技術に磨きがかかります。
研修は、今後も続きます。
?<活躍の場がどんどん広がる 寄田幸司>