院長ブログ

[’10/7/28] Jokanスクール

今日は、2年目衛生士勉強会Jokanスクール開催日。
参加者は、衛生士5名
いつものように、皆真剣に学んで頂きました。



朝のミーティング
日程に書かれた言葉
仕事について良かった瞬間・嬉しかったこと

●患者さんが通ってくださり、笑顔が見れた時、「ありがとう」と言ってもらえる。
 診療のあい間に、スタッフと交わす何げない言葉・会話

●この人の為に、何かしてあげたい
 患者さんに、「寝てました」と言われた時。

●あまりしゃべらなかった患者さんが、プライベートの話を打ち明けてくださった時。

●患者さんに覚えてもらえ、自分も覚えてきている。
 「痛くなかった」と、SPR後言ってもらった時。

●25才、生まれて初めての歯科受診の男性。
 「来院して良かった」と言ってもらい、口腔内に改善が見られ、
 喜んで
頂き、 口腔内へ意識が上がった時。

衛生士お仕事は、患者様のお口の健康守り育てること。
すなわち、患者様を勇気付けたり元気にすること。
だから、診療中でも会話が弾み笑い声があふれます。

そう、衛生士は幸せを運ぶ天使のようなもの。
彼女たちが優雅に飛び回る医院作り、これからも実践していきます。

Jokanスクール講師の、丸尾先生より、
今日のセミナーの、報告レポート頂きました。

以下は、その全文です。
ご興味のあるあなたは、お読み下さいね。

~ヨリタグループ~
2010年7月28日 『院内Jokanスクール
上間トーク」より     

<みんなで聞いて、みんなで話す時間>
7月28日、月に一度のヨリタグループの院内研修が「宜しくお願い致します。」と
みんなで声を合わせ,挨拶するところから始まりました。
この挨拶の後は,恒例の上間トークです。

倉敷で開催している「Jokanスクール」でも毎回,この上間トークは欠かせません。
このトークのテーマは、現在先生が読まれている本からであったり,
新聞の切り抜きであったり,または,受講されている方からの
質問から出てきたテーマであったりと多岐にわたります。

常々、上間先生歯科衛生士に必要なものは人間性・知識・技術と言われています。
この人間性の部分で何かを皆さんに感じてほしい、という
先生の想いになったものが、この上間トークです。

歯科衛生士としてだけでなく、一人の人間として、
職業を持った、一女性として考えさせられるテーマばかりです。
この上間トークを楽しみにしてくださっている方が多いのも、頷けることです。

さて、今回のテーマは「仕事の楽しみ」でした。
この「楽しみ」とは「やりがい」につながる、ということで,
上間先生がみんなに、「仕事の上での楽しみやりがいについて話をしてください。」
と言われました。

その時のひとり一人の言葉を下記に記します。

  ●ヨリタ歯科クリニック:仲川奈那さん
   「患者さんがずっと通ってくださること。
    患者さんの笑顔が見れた時,ありがとうと言って頂いた時」

  ●ヨリタ歯科クリニック:久保由紀子さん
   「患者さんに自分のことを覚えてもらえ
    また,自分も患者さんの事を把握してきている事。
    SRP後に患者さんから寝ていました、という言葉を聞いた時」

  ●上本町ヒルズ歯科クリニック:笈田佳奈さん
   「最初はあまり話をしてくださらなかった患者さんが,
    お子さんの事やプライベートの話などを打ち明けてくださった時」

  ●上本町ヒルズ歯科クリニック:浅田静香さん
   「SRP後痛くなかった、と言って頂けた時」

  ●上本町ヒルズ歯科クリニック:酒井泉さん
   「25歳の男性で生まれて初めての歯科受診の方がおられました。
    この患者さんが「来て良かった」と言ってくださった時。
    そして,口腔内に興味を持つようになられ,口腔内の清掃状態も改善されてきた事」

 とても,スラスラとみんなが気持ちを言葉にしました。
 どの方も、患者さんとの関わりの中で感じたことばかりでした。
 上間先生からも、一人ひとりに共感のコメントがありました。

そして,DH スタイル8月号の「HEARTFUL STORIES」のコーナーに掲載された
上間先生の記事の紹介がありました。

上間先生の担当患者さんとの、まさにハートフルストーリーでした。
タイトルは「喜んで頂いてありがとうございます。」
先生の患者さんへの、溢れる思いが伝わってきました。

以下にそのお話をまとめています。

  この記事にした患者さんのこと,今でも非常にはっきりと鮮明に覚えています。
  この患者さんのために、フッ素の勉強会にも行きました。
  先生と相談して、咬翼法のレントゲンも撮るようになりました。

  患者さんから頂く感謝の言葉,言葉だけでなく,喜んで頂いている様子が伝わる事,
  これは私達医療者への、何にも勝る大きなプレゼントです。

  特に患者さんの気持ちに寄り添う立場歯科衛生士にはこのような場面も多くあります。
  患者さんから頂くこのプレゼントは,私たちに患者さんのお役にもっと立ちたい
  次へと進ませてくれる大きな原動力になります。
  この患者さんのために、この勉強会に行こうと思わせてくれます。

  次から次に勉強することがでてきます。これで終わりという天井が無いから,
  自分自身をずっと成長させることが出来ます。
  こんな素晴らしい職業はないと思っています。
  患者さんから頂く有り難いメッセージ,これが私たちの一番のやりがいの元です。

このように患者さんへの想いを話し合い,
仕事の楽しみやりがいを確かめ合ったハートフルな時間となりました。

その後,実習となりましたが,
皆さんの目はいつもよりも更に輝いているように見えました。

丸尾先生は、いつも笑顔心優しい人。
教え方も、丁寧わかりやすい

上間先生や、丸尾先生献身的指導のお陰で、
私たちの衛生士全体の、スキルモチベーションが維持されています。
本当に、有難いことです。

?<たくさんの天使が私たちの医院にはいる 寄田幸司>

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