[’10/11/14] ワールドシフトオーサカ
大阪吹田市にある、万博公園で開催された
ワールドシフトオーサカに、私と森永さんで参加させて頂きました。
紅葉まつりや、ガレージセール。
また、企業の大運動会なども開かれ、多くの家族連れで大にぎわい。
ということで、ワールドシフトオーサカ。
関西の学生達が、「世界を変えよう」と集まった。
頂いた、資料から。
こんにちは。 私たちの世代は、経済的に豊かな時代に育ってきました。 しかし、世界の動きを見ていたら、 自分たちが主体となって、「心のシフト」を起こす。 みなさん、ここには、そのヒントがたくさんあります。 40年前の万博。
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まずは、ワークから。
この看板が、目に止まった。
ということで、火起師こと、NPO法人 森の遊学舎代表、大西琢也さん。
頂いた名札に書かれた、プロフィール。
火起師(ひおこし) 1975年2月20日 和歌山県生まれ A型 うお座 大学で考古学を専攻し、卒業後は縄文丸木船復元及び 子どもの「根っこ」を育む野外体験活動を15年実践 世の中が元気になる!講演&執筆活動も積極的に展開。 国際火起こしコンクール優勝。 7大陸のうち北米、アフリカ、ヨーロッパの最高峰登頂 ブログ『野人魂』更新中 http://yajin.jugem.jp
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実際、火起こしの術を見せてもらうことに。
まずは、必要なもの。
乾いた一枚の葉の上に、板切れ(火錐臼)を置き、
それに小さな穴をあけ、あとは細い棒の先端を穴にあて
ひたすら、棒(火錐杵)をこするだけ。
少しずつ削れた木クズに、摩擦熱が伝わり、
煙が出、そこに火種が出来る。
その火種をほぐした麻の上に、そっともり、
息をふきかけた後(まるでおまじないの様)、まるめてあとは大きく腕をぐるぐる回す。
すると、あっという間に火がつき、炎が上がる。
決して、力まかせにしているのではない。
これこそ、職人の成せる技。
まるで、イリュージョン。
ということで、私たちもチャレンジ。
慣れない手つき。
ひたすら拝む、いや、棒を回す。
力、入りすぎ。
悪戦苦闘、約21分。
やっと、火が起こり、正直感動しました。
お互い握手。
その後、私たちの考える「ワールドシフト」を絵で表現。
絵心のない私たちは、ただの落書きか。
それを竹の筒にまいて、手作り灯篭。
夜道に、皆が書いたワールドシフトのメッセージを浮かべるのだそう。
その他、野外コンサートや、葦の船づくりなど。
ホームでは、セミナー開催。
(株)船井本社代表 船井勝仁さんの話は興味深いものでした。
先生が言われていたことで、心に残ったこと。
それは、世界遺産にも登録されている
名庭でも知られている、京都龍安寺(りょうあんじ)。
そこに置かれた、蹲踞(つくばい)。
真ん中に水を入れる四角を共有すると、上から時計回りに
「吾唯足知」(われただたるをしる)と、読める。
「足る事を知る人は、不平不満がなく、
心豊かな生活を送ることが出来る」という意味。
先生は、これを題材に皆が一つになり、知恵と勇気を出し合い、
いい世の中を作ろう(ワールドシフトしよう)という
メッセージを、私たちに伝えてくれました。
学園祭のような、自由で想像力豊かな
“ワールドシフトオーサカ”、満喫できました。
今日も、充実した1日になりました。
?<火は消えるが、火を起こした経験は消えない 寄田幸司>