院長ブログ

[’11/3/23] お知らせポスター

東北大震災のニュースが、連日テレビで放送されています。
目を覆うばかりの惨状です。
被災された方の、一日でも早くの復興をお祈りするばかりです。
また、原発の炉心溶融も、気が気でなりません。

人体への外部被曝ばかりではなく、食への放射能汚染による
内部被曝も心配です。

日頃、私たちも歯科治療をする中で、
訪れる患者様に、レントゲン検査を受けて頂くことがあります。

検査は、最小限にとどめる必要があると実感しております。
しかし、その反面、過大に心配や不安をかけることのないよう
歯科の被曝線量に対する情報を、お伝えする義務もあると思っています。

そのため、以下のようなポスターを作り、
院内で告知することにしました。

【歯科のレントゲン被曝について】

連日、福島原発のニュースも報道され、
放射線が身近なものとして 受け止められている方も多いでしょう。
歯科のレントゲン撮影の被曝について、お知らせします。

<1人あたりの年平均の放射線量との比較>

自然放射線 2.4mSv/人/年
医療被曝  0.4~1.0mSv/人/年

X線撮影では、胃や関節の被曝が大きく、
CTなどでは、さらに大きくなります。

歯科では、撮影する部位(前歯・奥歯)などで異なりますが、
0.02~0.04mSvと、少ない被曝量です。

1枚の撮影では、
自然放射線の1/60~1/150と非常に少ないです。

防護エプロンをつければ、
さらに1/100X線減弱できます。

妊娠中であっても、
赤ちゃんに異常を生じることはありません
ご安心下さいね。


訪れる患者様が、少しでも安全安心して治療を頂けるよう、
今後も心がけてまいります。
 <正しい情報を伝える 寄田幸司>

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