[’11/3/23] 「考えてみる」 その② 何もなくても輝く瞳
私の心の師匠である、大久保寛司さんの
新著 「考えてみる」(発行)が,発刊されました。
その中の一部 「何もなくても輝く瞳」.。
海に囲まれた小さな島 そこで 日ごろ目にすることのできないような 水さえも十分でない ほしいものが何でも手に入る環境は かえって不幸にしていることはないのか 何もかもあるということは |
昨日のテレビ、東北大震災での避難所生活を支援する映像。
あるボランティアの酪農業の方が、温かいしぼりたてのミルクを配っていた。
それを飲んでいた、被災者のコメント。
「温かいミルクが飲めて、最高です。」
燃料のない避難所に、マキストーブが入った。
そこで暖を取っている人の、コメント。
「これで、寒さをしのげます。最高です。」
東北の人は、「最高です」という言葉を、よく日頃から使うのか。
昔から多くを望まず、ある物に感謝出来る人たちなのか。
それとも、編集する側が、意図的に作っているのか。
本からの引用した例えは、無理があるかも知れませんが
どんな意図があとうとも、信実はこれ。
私が見た被災者の瞳は皆、キラキラ輝いていたということ。
何はともあれ、生きていること自体が素晴らしいことであると、
実感できる時、その人の瞳はキラキラ輝くのでしょう。
?<いつも輝く瞳でありたい 寄田幸司>