[’11/7/15] 経営トップセミナー その①
今日から、旭川研修が始まりました。
参加者は、森永さん、細川さん、そして私の3名。
普段、私が講師としてお話しする機会を頂いた時、
講師料の関係もあり、一人で行きます。
メンバーに同行してもらうことは、ありません。
しかも今回は、北海道、旭川。
しかも、2日間の研修。
タイトルは、経営トップセミナー。
対象者は、現状を打破して、発展的で継続的な企業経営をしたい経営者・経営幹部。
そしてメイン講師は、いつもお世話になっています、吉本さん。
ということで、忙しい時でも、医院全体を見て、判断行動、そして指示する立場である
健康プロモーターの2人に、是非参加して頂こうと思いました。
研修のねらい。(頂いた資料から)
環境が激変する中でも発展する企業であり続けるには、 「創業者がなぜこの会社を作り、自社は何のために存続しているのか?」を 自らに問いかけるための明確な経営ビジョンが必要です。 本研修では、強い会社になるために、経営ビジョンが経営者と周囲に与える効果を 豊富な事例を交えて学びます。 |
理念経営を展開する私たちとっても、理念の浸透や
共有することの大切さを確認する、いい機会になりました。
セミナーは、16日(土)13時。
しかし、飛行機の関係もあり、前日夕方に宿泊先でもある
中小企業大学校旭川校に到着。
時間を有効に活用するため、以前から親交のあった
旭川市で開業しています
(医)あいファミリー歯科 水野史之先生のご紹介で
同じく旭川市にある、林歯科医院(院長 林 俊輔先生)に見学に行くことに。
先生の医院は、この1月に移転開業。
その思いは、こんな感じ。(ホームページから)
新社屋は、 一つ一つの内装に院長のこだわりがこめられています。 |
ホームページも、しっかり拝見させて頂いて、
予備知識は、得ていましたが、実際見学させて頂き、
そのこだわりと思いの深さに、感動しました。
小児専用診療室。
待合室も、さまざまな工夫が。
そして、不思議な空間演出が。
しかし、私が一番関心したのは、ドクターの研修制度の確立。
研修医のためだけの、実習用診療室まで完備。
さらに驚いたのは、ここで働く勤務医の先生が、
院内独立を可能にするための、医院レイアウトにこだわったこと。
すなわち、1人3台の専用ユニット(診療台)を用意。
しかもそれぞれ、別医院であることが明確に患者様に
伝わるよう、その入口にはドクター紹介パネルがあり、
また内装も全く違っています。
これからの時代、歯科医師が一人で何千万もの借金をして、
独立開業して、順調に返上するのは、大変です。
少しでも、リスクを減らしたい。
出来れば、勤務医で、ある程度の給与が得られ、
しかも、やりたいことが出来る。
そんな希望を持つ若手ドクターが、増えてくると思います。
そのニーズを先読みした、画期的なコンセプトを持つ
医院であると、実感しました。
思いを形にすることは、本当に難しいもの。
ついつい、もうここまででいいかなと妥協してしまうもの。
高い理念のもと、ソフトもハードも医院全体で形にした、林先生。
本当に経営者として、トップレベルにあると実感しました。
?<真のトップ経営者と出会った 寄田幸司>