診療の様子を見学、アシストの体験をさせていただいて
普段受付にいる私にとって、とても新鮮な一週間でした。
なかなか思うように動けず、スタッフの皆さんに迷惑を
かけてしまったのですが、治療内容を実際に目にして
お手伝いをすることによってカルテに書かれている内容を
詳しく知れたので勉強になりました。
また実際に診療をされている先生や、スタッフの方々の手際の良さ、
患者様とのコミュニケーションのとり方、お互いの信頼関係を目にして、
通い続けたい医院である理由が分かりました。
初日は細川さんに案内の流れやチェアーの消毒の仕方、
バキュームの仕方を教えてもらいました。特にバキュームはかなり難しく、
先端のゴムのチューブの向きを箇所によって変えなくてはいけなく、
とても苦戦しました。
自分から見やすい位置にある右下の吸引は
上手く出来るのですが、前歯の吸引は唇を吸ってしまい、
チューブの向きが間違っていると患者様の顔に水がかかってしまうので
難しかったです。
また正しいところにバキュームをあてないと、
患者様も苦しく痛い思いをすることになるので、繊細な作業だと実感しました。
皆さんが実際にやっているところを見ていると簡単そうに見えるのですが、
私は最後まで満足のいくように出来ませんでした。
そして実際にアシストにつかせてもらった時は、とても緊張しました。
バキュームするのが本当に怖くて、初めは恐る恐るしていました。
緊張で固まっていました。でも私一人がそんな状態だったら、
先ほども述べたチームが成立しませんし、患者様が1番不安を感じてしまいます。
先生や横で見守ってくださるスタッフの方を信頼して、
患者様の立場にたってどのようにしてもらったら嬉しいかとか、
気持ち悪くならないかとか、患者様の気持ちを考えてすると、
初めより上手く出来るようになりました。
うまく動けない私に周りの皆さんが声をかけて
フォローして下さったので、堂々と自信をもって動けました。
どの先生も優しくて、分からないところは
丁寧に教えてくださったので本当に有難かったです。
最近焦ってアポイントを取ってしまって、
重ねてはいけない治療のところに重ねてとってしまうことがあります。
実際に診療研修をしてそれはあってはならないことだと
身をもって体験しましたので、そういうことがないように
気をひきしめてアポイントを取っていきたいと思います。
診療研修で勉強させてもらったことを、受付業務でも生かして
患者様と接していきたいと思います。
一週間受付研修をさせていただいて感じた事はまず、
患者様はお忙しい中時間を作っていただいているということを実感しました。
アポイントを取る際になかなか患者様と先生方や衛生士さんの予定が合わず、
何週間も先のアポイントになってしまうことがあり、
その中来ていただいているのに患者様を
お待たせしてしまったりしてしまうのはやっぱりいけないなと改めて感じました。
ですので、アシストで前もって準備をしっかりしたり、
印象なども一回で出来るようにしたり、片付けもしっかり且つ丁寧にして
早くチェアーを空けられるよう意識していこうと思いました。
そして患者様の診察券などを受け取りに行くというのも
すごくいいと思いました。
以前の医院では受付は受付の席にいて、患者様が診察券を持ってきてくださり、
一回座って保険書を提示していただくのにまた立って
受付にきていただいたりするのが通常でしたが、
こちらでは私たちから患者様の近くに行くので患者様に
何度も立っていただいたりする必要もなく、
そして患者様との距離もとても近くなりますので、
患者様との心の距離も近くなれるように感じました。
診療中だと準備をしたりバタバタしてしまうこともあり、
心までまだ近くなれていないことも多いので、
もっと心の距離も今後近付ける様がんばっていきたいと思いました。
また、言葉遣いや、患者様に最初に出会うのは
受付の皆様ですので笑顔や見られているということも
常に意識しないといけませんでした。
受付をさせていただくことによってこのような意識が
自分の成長にもつながるなと感じましたし、診療室でも
引き続き意識していきたいと思いました。
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