このコラムの1月22日にも、報告しましたが、
先月から今月にかけ、昨年入職した
健康プロモーター、衛生士の
受付研修を、実施していました。
フロントは、1日200を超える電話を受けます。
またその間、会計や予約を行います。
1日中、患者様の視線を受けながら。
また、私たちの医院では、受付メンバーは
スマイルクリエーターと、呼ばれています。
どんな時でも、待合室を笑顔あふれる空間にしてほしい、
そんな願いを込めて、ネーミングしました。
毎朝、読み合わせを行っている「Our Credo」。
その18番には、こう書かれています。
18番
私たちは、スマイル アンド コミュニケーションを大切にします。
笑顔は、楽しいから出るのではありません。
笑顔を作ることで、楽しくなるのです。
コミュニケーションは、笑顔のあいさつから始まります。
私たちは、どんなときでもスマイル アンド コミュニケーション、
忘れることは、ありません。 |
ということで、一般業務に慣れたこの時期、受付研修を行うことで、
おもてなしの心を学ぶことで、多くの気付きを得られるのです。
そう、初心に戻ることが出来るのです。
以下は、3名の感想の一部です。
ご興味のあるあなたは、是非お読み下さいね。
私が受付研修で学んだことは、受付さんの姿勢や言葉遣いの正しさです。
自分では、丁寧な言葉を使っているつもりですが、
語尾の些細な言葉の違いがありとても難しいと感じました。
言い切ってしまう事が多く、『?ください』と言ってしまい
『?くださいませ』となかなか言えませんでした。
アシスト業務や衛生士業務をしている中で
患者様とのコミュニケーションを取る上で私は
きちんとした言葉遣いができていなかったことを痛感しました。
また、電話対応では予約変更などの際にピスケスの操作と
なかなかうまくできず、これを日常的にテキパキとこなす
受付さんは本当にスゴイと感じました。
私は学生時代にアルバイトで電話対応することもありましたが、
その時とは全く違うものだと感じました。
4日間では得たものも少ないかもしれませんが、
今後のアシスト業務や衛生士業務に受付研修で得た事を活かして
患者様から更に信頼して頂けるような衛生士になりたいと思いました。
私が受付研修で自分自身感じた気づきは、確認の大切さです。
電話対応をさせて頂いた時の経験から学びました。
私は、定期検診ってお口のむし歯があるかの確認だと
思っていたのですが、患者様はメンテナンスだと思っていました。
私が思っている事と、患者様が思っている事は一致していませんでした。
人はそれぞれ思っていることや、考えている事はばらばらなので、
お互いに理解するには声に出して伝えてお互いに確認することが
必要だと思いました。
受付研修で学んだことは、これから、診療で
活かしていけるように、頑張ります。
院長をはじめ、スタッフの協力も得て、
受付研修を受けさせて頂いて、本当にありがとうございました。
また、一つ成長したと思います。
まだまだ1人では、満足にこなすことの出来ない私が
教えて頂いた一連の作業をなんとか終えた時。
感クリルームで電話対応に追われていた石田さんが、
そっと私に近づくと優しい笑顔で、忙しかったなぁ、
ありがとう、助かったわぁ。と言って下さったのです。
そして他の受付メンバーにも感謝の言葉をかけ始めました。
たった10秒程の会話でしたが、緊張し縮こまっていた
こころがすっと解かれ温かくなった出来事でした。
この他でも受付メンバーの方々は、私のどんな小さな
働きでも必ずありがとう、と言って下さりました。
これは研修中、大きな支えとなりました。
そういった事を見直し、また4月から来てくださる新しいメンバーに、
より楽しく働いて頂くためにも今一度、ありがとうの言葉を
もっともっと皆んなにかけていこう、と思いました。
また、言葉遣いを気にするあまり自然な話し方が
出来なくなった私に新谷さんがかけてくれた
『言葉遣いも大切だけど、正しい話し方はトレーニングだから。
怖がらずに沢山電話に出てみてね。』という教えも忘れられません。
失敗してもいいんだ、怖がらなくてもいいんだ、
この人達は私を見守ってくれている、そういった安心感を感じ、
そこからは電話に出ることが苦痛で無くなりました。
こうして相手のどんな小さな努力も見逃さず感謝し、認めること。
こうしてもらった相手がどれ程、安心感を覚え働き易くなるかを知りました。
あっという間の1週間でしたが、思いもよらない大きな収穫のあった研修でした。
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?<笑顔でいることで、楽しくなる 寄田幸司>