院長ブログ

[’25/4/16] 新人研修5日目・ドリーム通信読み合わせ②

引き続き、午前中に新人座学研修を行っています。
現在は、『ドリーム通信読み合わせ研修』がスタートしています。

今回のドリーム通信読み合わせ研修は、
Vol.5  人に優しい 夢の待合室
Vol.6  ヨリタ歯科クリニックセカンドステージ紹介
Vol.7  ウエルカムクラブ
Vol.8  カムカムクラブ

です。

 

内容は、下記の通り。

■Vol.5  人に優しい 夢の待合室

旧ヨリタ歯科クリニックの待合室は、17席。
一般の歯科医院に比べれば、広いです。
しかし、チェアーが10台の医院では
混み合う時間は、席がいっぱい。
立って待つことも、しばしば。申し訳ない気持ちで、いっぱいでした。

また、子供たちや、大人の方も一緒なので、お互い気を使い合うことに。
今回は全ての患者様に、満足して頂ける待合室を作りたい、
人に優しい、夢の待合室を作りたい、
その思いが、設計士さんと打ち合わせを繰り返すごとに、強くなりました。

ということで、受付カウンター前には、
一般待合として、約20名座れるスペースを確保。
また、今の待合室の倍の広さがありますので、その隣には、
ファミリー用待合室も、ご用意しました。

ここは、テーブルを中心に3方を囲むスペース。
3家族12名程度まで、おすわり頂けます。
また、床はカーペットにすることで、一般待合室と区別しました。
さらに隣には、託児専用スペースを作りました。

小さな子供様をお持ちのお母様が、安心して治療を受けて頂けるよう、
常時、保育士さんがいます。
入口には、ドアがあり、また保育風景が見えるよう、一部ガラス貼り。
同時に、8名のお子様をお預かりすることが、出来るようになります。

さらに、その奥には、特別診療室と、
自費患者様専用待合室も、ご用意しています。
今まで私たちの医院では、実現出来なかった完全個室です。
ソファの素材や、壁のクロス、テーブルのデザインや
備品など、全てにこだわりました。

今回のリニューアルにあたり、是非実現したかったスペースの一つです。

診療室入口から、全ての待合室へつながる廊下幅は、1m20cm。
現状の約1.5倍。車椅子の方も、安心です。
また、天井も約40cm高くなっていますので、ゆとりある設計です。
廊下や床には、間接照明を多く取り入れていますので、心が安らぎます。

受付を含めた、待合室の延床面積は、今の医院全体の広さと同じ。
もちろん、バリアフリー。

そのため、4つの待合室で、計40名の方々を、同時に受け入れることが、
出来るようになりました。

これからも、全ての患者様に、優しい夢の待合室、実現していきます。

■Vol.6  ヨリタ歯科クリニックセカンドステージ紹介

私たちの医院のセカンドステージは、平成14年11月。
旧ヨリタ歯科クリニックの2階3階を全面改装し、新生ヨリタ歯科クリニックが、誕生したのです。

その時周囲の人からの多くの声は。「何故そこまで」。
まだ開業して、10年しか経過していない医院。
確かに床や壁紙などは、少し古くなっていましたが、
全てを壊して、全面リニューアルする必要などなかったのです。

「もったいない」、その一言。
しかし、あの当時の私には迷いはありませんでした。
心の内で言い続けていた言葉、
「思いを形にする。思いを形にする。思いを形にする」と。

その思いは、以前の私のコラムでも、何度も語っていたあの言葉。
「愛と感動、夢と希望あふれるワクワク楽しい医院を作る。」
もう聞き飽きた人もいるのでは。
でも私にとっては、今でも色あせることはありません。

この言葉を、口ずさむと、新鮮な気分になります。
背筋がピンと、伸びます。髪の毛が、逆立ちます。鳥肌が、立ちます。

その熱い思いを形にするためには、内装まで全て変える必要があったのです。
具体的には、窓枠以外全て変えました。ということは、玄関の位置まで。

改装前までは階段を上がって向かって左に玄関扉がありました。
改装では正面に。しかも待合室と診療室に扉をつけず、
玄関を開けると、診療室が全て見渡せる位置に持ってきたのです。

あまりに、オープン。スマイル&コミュニケーションを、具現化したい。
ただそれだけのため、玄関位置まで変更しました。

そう、思いを形にするため。
愛と感動、夢と希望あふれるワクワク楽しい歯科医院を作るためには
このレイアウトが、どうしても必要だったのです。

例え診療中であっても、来院して頂いた人のお顔が見えるよう。
診療室に入ってくる人、一人一人
来て頂いたことへの、感謝のお声をかけられるよう。
診療室からお帰りになる人、一人一人の満足したお顔を見られるよう。
感謝の言葉と感動を与え続ける医院が出来ているか、いつでも確かめられるよう
診療室の入口位置を決め、診療台を設置しました。

セカンドステージでも、とことんこだわりました。
深い思いなら、形に出来ます。

■Vol.7  ウエルカムクラブ

私たちの医院では、多くの小冊子、リーフレット、ポスターがあります。
もちろんホームページも、どんどん情報を発信します。何故でしょう。

答えは、唯一つ。思いを形にしたいから。
形にしたものを心を込めて、愛する患者様、メンバーにお渡し(お伝え)したいから。

ただそれだけ。そのため、一つ一つこだわります。
文体、サイズ、色調、レイアウト、言い回し、ロゴなど、
ただ形にするだけでなく、伝わりやすいよう、
また正しく伝わるよう、きめ細かく取り決めています。

全てに、統一性があればこそ、頂いた人や読み手は、
本心だと、思って頂けることでしょう。

美しいパンフレットを、作りたいのではありません。
流れるような文章で綴った小冊子を、作りたいのではありません。
きらびやかなポスターを、作りたいのではありません。
集客目的で、ホームページを開設したのではありません。

その思いに、共感して頂ける患者様やメンバーの方々とお会いしたいだけ。
また、思いを形にするため、医院を全面改装をしました。

その一番の目的は、予防サロン、すなわちウエルカムクラブの設立です。
愛と感動、夢と希望あふれるワクワク楽しい歯科医院を作るためには、
予防ベースの歯科医院を作る必要がありました。

ターゲットは、40歳以上の女性。この方々に満足と信頼を得るため、全て個室。
メインカラーもオレンジとし、間接照明やグラフィック(コルトン)にもこだわりました。
リラックスしてお口のクリーニングを受けて頂けるよう、
小物やオブジェにも、こだわりました。

しかし、最初から結果が出たわけではありません。
衛生士を育成し、システムを確立していきました。

だから何年かかかろうとも、自分がやりたいと
本当にいいと思うことだけ、やり続けようと思いました。
その中でいいメンバー、いい患者様に巡り合えるようになりました。

尽きない思いなら、形に出来ます。

■Vol.8  カムカムクラブ

感動・感謝ワクワク楽しい歯科医院を作るため、
平成14年11月、ヨリタ歯科クリニックは、リニューアルオープンしました。

このコンセプトを実現するため、
ここで予防ベースの歯科作りに取り組みました。
まず頭に浮かんだのは、
ムシ歯のない美しい歯並びの子どもたちの笑顔です。

そんな子供たちが多数集まるコミュニティー、
「カムカムクラブ」の誕生です。

「カムカムクラブ」の子供たちは、ムシ歯を作らないため、
3ヶ月に1度、自らの意志で私たちの医院を訪れます。

また、半年に一度、カムカムフェスタというイベントも、開催しました。

その日は、診療を1日お休みにし、午前中に飾り付け、
そしてリハーサルを行い、午後2回開催します。

ムシ歯予防の大切さ、定期健診の大切さをショーやクイズなどを通じ、
楽しみながら学びます。
平成15年、6月より、開催しています。

このイベントを通じ、多くの子供たちの笑顔に出会うことで、
私たちも、夢ややりがいを実感出来るようになります。
また、お互い助け合い、理解し合うことで、強固なチームワークも
生まれました。

カムカムクラブのさらなる充実のため、2012年12月の
移転リニューアルに伴い、カムカムクラブ専用診療室が2部屋出来ました。
一部屋は、完全個室です。

その横には、子供たちのブラッシングコーナーを新設。
ガチャガチャや消しゴムボックスも、収納出来るようにしています。

また、チェアーにすわれない小さなお子様用に専門ベッド。
さらにその隣には、相談コーナーもあります。

壁はカムカムクラブのイメージカラー、グリーン。
カムカムクラブのメインキャラクターである、
カムカムボーイ、カムカムガールも、壁面に登場しています。

このように、カムカムクラブを設立することで、
ムシ歯のない子供たちの笑顔が集まる、
人に優しい医院が出来るようになりました。

カムカムクラブを通じ、子供たちへの思いを形に出来ます。

 

ここで、ドリーム通信読み合わせ研修で、新人スタッフメンバーが発表した
思ったこと、感じたこと(感想文)
を、ご紹介します。

ご興味ある方は、是非お読みくださいね。

 

Vol.5  人に優しい 夢の待合室

・まず私自身が面接時に当院に来て思ったことは、歯科医院ぽく無いということでした。
待合室全体が広く、通路もゆとりのある広さで、さらに天井が高く間接照明を使用していることで
明るく更に広く感じる事ができます。そのため緊張して来院される患者様も少し安心することができると
思います。

・全ての患者様に快適に過ごして頂けるように細部にまでこだわりを持って設計されたことが分かります。
特に託児専用スペースでは小さなお子様がいるご家庭も安心して通院できると思います。
廊下幅を広く取り、バリアフリーで、車いす、ベビーカーの方にも優しい設計で感動しました。

・お子様に楽しく通ってもらい、むし歯のない口腔内で笑顔で過ごしてもらうために、医院全体で
取り組んでいることが素晴らしいです。診療をお休みしてイベントを開催することも、その日の売り上げが
無くなります。短期的な売り上げよりも、お子様方も敷く学べる機会を提供することは、長期的な成果に
つながるのだと思いました。

・歯科医院だけでなく病院の待合室は基本他の患者さんとの距離が近く、落ちつけないと感じてしまいがち
ですが、ヨリタ歯科クリニックはその広々した設計の待合室で、他の患者さんともよい距離を取ることができ、
落ちついて待つことができると思います。一般の待合室でも豪華ですが、特別な自費患者様用、託児用
というとても素晴らしいつくりだと思いました。

・入り口から入った時、とても広々した待合室は、清潔感を感じる白でキッズルームも見える為、親御さんも
安心できる空間。特別診療室や慈悲患者様専用待合室、患者様が安心してくつろげる様な設計で、チェアーを
作らずそういったスペースを作ることはこだわりを感じました。

・小さな子供様をお持ちのお母様が安心して保育士さんに預けて治療を受けられるところが患者様に喜んで
もらえる事が出来、素晴らしいと感じました。ガラス張りにすることで様子を見ることができ、ファミリー
スペースの待合はベビーカーなども邪魔にならず、設備がしっかり考えられていると感じました。

■Vol.6  ヨリタ歯科クリニックセカンドステージ紹介

・確かに開業10年で全面リニューアルするのはすごいことだなと思いました。ただ、その全面リニューアル
には、スマイル&コミュニケーションを具現化したいという強い気持ちがあったから。
来院して頂き、診療から患者様から出ていく様子、一人一人の顔をしっかり見る事が出来るようなレイアウト。
スタッフ全員が患者様一人一人としっかり向き合って感動の気持ちを伝えられるようにという強い気持ちが
伝わってきました。

・理念の実現のためには、妥協せず思いを形にする努力が必要なのだと思いました。来院された患者様
一人一人のお願いが見えるように玄関位置まで変更するのは、素晴らしいことだと思います。私も患者様、
来院者の方一人一人とコミュニケーションを大切にしていきます。

・ヨリタ院長の思いを形にする熱量が医院のレイアウトを決めていることに驚いた。一つ一つのフロアに
意味をもって作っていたのが分かりました。

・ヨリタ歯科クリニックのセカンドステージについて初めて詳しく知りました。確かに10年で全てを新しく
するのはもったいないように感じますが、やりたいことの実現のため、新鮮な気持ちにするためには、
必要なことなのだと感じました。半分新しく残すといったようなことをすると、実現したいことも半減して
しまいそうな気がします。常に一番いいものをお届けするにはその相手となる患者様にいつも見て頂ける環境
というのはとても大切だと思いました。

・たった10年しかたたない間に全面リニューアルをすることは、先生の思いを形にする気持ちの強さを感じます。実現した後でも夢やこだわりを強く持ち続け、初めの気持ちを忘れないことの大切さを感じました。

・小さな子供様をお持ちのお母様が安心して保育士さんに預けて治療を受けられるところが患者様に
喜んでもらえる事が出来、素晴らしいと感じました。ガラス張りにすることで様子を見ることができ、
ファミリースペースの待合はベビーカーなども邪魔にならず、設備がしっかり考えられていると感じました。

■Vol.7  ウエルカムクラブ

・小冊子やポスター、ホームページはすごく見やすいし、ポスターなどは特に医院の壁にあるだけで
きらびやかにはなります。ただ、それを目的としているのではなく、本当に医院の思いや、理念を伝え、
そこに共感していただいた患者様に来院してもらいたいと思っていることが伝わりました。また、医院が
目指すワクワク楽しい歯科医院を実現するには予防にもしっかりと力を入れていかなければいけないので、
そのためのレイアウトもしっかりしていると思いました。

・統一性をもち、分かりやすく情報を発信し、患者様、メンバーの方々に共感して頂くために、
きめ細かいこだわりがあることが知れました。また、ターゲットを絞り、診療室を細部にこだわり、
衛生士の育成とシステムの確立が出来て、今の予防ベースが実現できるのだと勉強になりました。

・自分が描いたコンセプトを実現する為に統一性を持たせ、伝え続ける必要性があるのだと感じました。
こだわりをしっかり持って思いを形にする力に感動しました。

・私も就活生の時に初めてパンフレットやホームページを見た時、第一印象が明るくて楽しそうな医院
だなと思ったことをよく覚えています。このようにヨリタ歯科クリニックのパンフレットやホームページには
一目見ただけでも人も引き付けてしまう力を持っているのだと感じました。またそこに乗っている写真も
こだわっている診療室などの当院が大切にしているものを載せているからこそまた人々がひきつけられている
のだと感じました。

・いいメンバー、いい患者様に巡り合えるようになりました。という部分が大切だと思いました。
患者様にとって良いケアや治療、サービスを提供するためには必ずそこにはチームワークを確立ししっかり
コミュニケーションを取り合いながら団結力を深めていくことが重要だと感じました。

・実習生として学びに来させていただいた時から、文体や色調、レイアウト、デザインなどがしっかり
こだわって伝わりやすいと感じていました。余り物が散乱していたりすることもなく素晴らしいと思っています。
予防用のウェルカムクラブでは完全個室にすることで患者様もスタッフも安心してクリーニングを
行うことができ、しっかり考えていると思いました。

■Vol.8  カムカムクラブ

・VoL.7の最後の方にも書かれていた、予防ベースの歯科医院を実現する為に子どもたちを対象にした
カムカムクラブ。私が実際にヨリタ歯科で働き始めてびっくりしたことは子ども達が楽しそうにカムカム
クラブに向かっていき、そして笑顔で診察室から出てくる姿に毎回驚きます。それもカムカム専用の診察室が
あって、衛生士さんたちはフレンドリーな対応、スマイル&コミュニケーションの力があってこそだと思います。

・お子様に楽しく通ってもらい、むし歯のない口腔内で笑顔で過ごしてもらうために、医院全体で取り組んで
いることが素晴らしいです。診療をお休みしてイベントを開催することも、その日の売り上げが無くなります。
短期的な売り上げよりも、お子様方も敷く学べる機会を提供することは、長期的な成果につながるのだと
思いました。

・子どもたちが、むし歯を作るのは仕方ないと思います。
しかし治療した後予防をしっかりできる考えを身につければ将来生えてくる永久歯もしっかり守れます。
カムカムクラブの名前があることにより子どもたちはある種遊びに行くくらいの間隔で来院できると感じました。
人にやさしい医院の形を実現した結果が出てると思います。

・“カムカムクラブ”という名前が子ども達にも親しみやすく、歯医者に行こ!ではなくカムカムクラブに行こ!
という言葉が子供達の中で普通になる事で、子どもたちが自ら訪れたくなるのだと感じました。
診療室も大人たちと同じだと落ち着かないかもしれないし、人によっては怖いと感じることもあると思います。
しかし、そこを区別して、メインキャラクターの2人がいたり緑という明るいけど落ち着く安心感のある色に
することで楽しみながら通うことができる医院が実現しているのだと思います。

・幼い子ども達、予防はう蝕や歯肉炎守るためには歯科医院で診てもらう必要がある。
子ども達は、病院=怖いイメージがある人が多いと思う。少しでも楽しい空間安心してもらえるような
取り組みをしている。大人になっても、良いイメージのまま、歯医者に行くことなどの大切さを知るきっかけ
となる。

・むし歯を作りやすく、歯ブラシを使うことが苦手な子供たちに、予防する楽しさを体験型にして教えたり、
ご褒美をあげて予防する楽しさを味わってもらうことで将来、むし歯のないきれいな歯を残し続けてもらう事が
出来、感謝の言葉や子供たちの笑顔を見ることで自分たちもやりがいや楽しさを持てると考えました。

 

<新人研修は、まだまだ続く   寄田 幸司>

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