院長ブログ

[’24/7/6] 新人研修 読書感想文②

本日、4月入社の
歯科衛生士のメンバー2名から
読書感想文シートが、届きました。

課題図書は、
『嫌われる勇気(岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著),出版社 ‏ : ‎ ダイヤモンド社 )』
『ローソン1万3000店の結論! 元気スタッフの育て方(清水とみか (著),出版社:プレジデント社)』
を、選んだようです。

 

 

 

以下は、感想文の内容です。
ご興味があるあなたは、是非お読み下さいね。

 

 

■読書感想文シート

○この本を読むことで得られた自分への気付き、学び

・この本を読み、「笑顔」の大切さや、人との「コミュニケーション」の大切さ、魅力を
改めて感じることが出来ました。この本では「ステキだな」、「素晴らしいなと思うお店や
企業に共通していることが、3つ書かれています。
1つ目は、笑顔であいさつをしてくれることです。
2つ目は、場の雰囲気が明るいこと。
3つ目は、整理整頓が出来ていることです。
この、3つのことを感じ取ることで、訪れた人は心地良さを感じると書かれています。
実際、自分の置き換えて考えてみても、その通りだなと感じるばかりです。
特に歯科医院に痛みがあり、不安を抱えた方が、多く来院されます。
そのような方々に対しても、笑顔で安心しやすい明るい雰囲気を作ることで、患者様も
少しはリラックスして、来院して下さるのではないかと思います。
また、大人の方々だけではなく、お子様もきれいな歯を保ち続けていくためには、
親しみやすく、歯科医院は怖いところではなく、楽しいところであることを感じて
いただくには、笑顔で接し、明るい雰囲気を感じて頂く事が、必要不可欠であると
改めて感じることが出来ました。
「明るい雰囲気は、笑顔のあいさつから生まれる」と、この本に書かれています。
忙しかったり、焦ってしまっている時こそ、一回深呼吸で落ち着き、笑顔を意識する
ことが大切なのではないかと思います。
「あいさつ」、「笑顔」、「感謝」を円滑なコミュニケーションのための”3種の神器”と
筆者は言っています。
これはどの職業でも、言えるのではないかと思います。
「こんにちは」というあいさつからコミュニケーションが始まり、笑顔であいさつする
ことで、相手も自分も気持ちよくなります。
そして、「ありがとう」という何気ない言葉が、笑顔へとつながるのだと思います。

・私は、今まで本をあまり読んできませんでした。
でも、今回課題をきっかけに、本を読んでみることになり、数多くある本の中から
歯科医院とはあまり関係なさそうな、「嫌われる勇気」という本を選びました。
約300ページある本を読む事ができるか、最初は不安でした。
でも、選んだからには全て読みたい気持ちがありました。
今まで本を読む時間をないと決めつけていました。でも、通勤時間や近くに本があると
家でも読んでいて、本を読むだけで新しい価値観が手に入りました。
よく友人は1000円くらいで他人が長年かけて学んだことが、何日かで手に入るなら
安いと言っていた意味が、少しわかるようになりました。
私はこの本を読んでみて、人生に悩んだときに、何の為に生きているかそうなった時の
指針となる一冊だと感じました。
私は今まで、人に好かれるために、嫌われないためにと頑張ってきました。
でも、それは誰のための人生なのかと本に書いてあり、確かに私の人生は私しか歩めないのに
私が他人のために、他人に合った人生を歩むと、誰が私の人生を歩むのだろうと不思議に
なり、私自身が生きづらいと感じていたところだったので、とても考えさせられました。
そして、今まで何か原因があり、結果があるという原因論で生きてきました。
でも、この本では目的があって、結果を作っているという目的論で、人生は出来ていると
書いていて、原因を知ったところで、問題解決に繋がらないケースも存在し、行動変容を
促すためには、目的を発言し、行動することが大切と知り、自分の世界観が変わる一冊に
出会い、良いきっかけになりました。
この本に影響され、他の本も読んでみたいと思い、似た本を購入し、私って実は本が好き
だったのだと気付きました。

 

○この本から学んだことで実践することを、1つ以上

・この本には、あいさつをする時の5つのポイントも書かれており、
①笑顔
②顔を合わせて相手の目を見るアイコンタクト
③相手にちゃんと聞こえる大きさの声を出す
④明るい声のトーンで話すこと
⑤お辞儀をすること
です。
この5つのポイントを常に意識し、実践したいと思います。
また、あいさつを、
「あ」明るく
「い」いつでも、いつもイキイキ
「さ」先に(さわやかに)
「つ」続けよう!
と記載されており、普段の自分を振り返ってみても、ここまで実践出来てなかったので
これを機に意識し、実践してみようと思います。

・これからの人生、なぜ自分ばかりと思ったり、誰かに好かれるために、嫌われないためにと
頑張るのではなく、他者貢献の考えで、誰かの役に立てたと思うようにし、他人の評価の
ために生きるのではなく、自分が成長できるために行動していきます。
患者様にTBIをするときや、カムカムをするときになぜできないのかと原因を探るのではなく
こういう目的があるからしてほしいと伝えて、行動変容を促せるように努力します。

 

○実践した結果・感想・反省点

・常に意識してあいさつすることで、自分自身、とても気持ちの良い挨拶が出来たと
日々感じることができました。カムカムを日々見させていただくなかで、始める前
あいさつをすることで、患者様や保護者の方と、スムーズにコミュニケーションが
取れると実感することもできました。
あいさつをすることは、とても簡単ですが、相手に思いが伝わるようなあいさつを
することの難しさを感じることもできました。
あいさつの時だけでなく、常に笑顔でいることを心掛けることも、大切であると感じました。
笑顔で接することで、患者様にも明るい雰囲気を与えることが出来たと思います。
前回できなかったことが、今回出来たりすると、私自身も達成感がありました。
また、患者様自身もカムカムが終わる頃には、笑顔で楽しそうにして下さるのを見て
とても嬉しかったです。
また、「ありがとう」と伝えてくれることも多く、改めて感謝の思いを伝える大切さを
感じることが出来ました。

・他者貢献の考えで、誰かの役に立てたとポジティブに考えるようにすると、自分の
幸せに繋がり、誰かの対価を求めないことや、誰かのために考えて行動することは
とても難しいことだけれど、まずは家族とか、少し話しやすい人達から実践していくと
意識しやすいと感じました。
歯科医院に来る小児と接する時にも、自分の目的だけで他人の行動を変えるのではなく
小児が自ら口を開けたいと思ってくれるような環境にし、まず小児の行動を認めようと
することが大切なのだと分かりました。
考え方が変われるようになるには、生きてきた人生の半分の年数が必要と書いてあったので
考え方が変われなくても、自己嫌悪に陥らず、成長途中と考え、日々意識するようにします。
他人のためにという考えになれる自分自身のことや、人生を変えるきっかけになる一冊に
出会えたと感じました。

<本は、人の心を大きく成長させる  寄田 幸司>

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