今週も引き続き、午後に新人座学研修を行っています。
『ドリーム通信読み合わせ研修』の続きになります。
今回は、ドリーム通信から
・Vol.38 7つの質問状 その①
・Vol.39 7つの質問状 その②
の、2項目についての読み合わせをしました。
その内容は、コチラ。
■Vol.38 7つの質問状 その①
あるスタッフ育成セミナーに、参加したメンバーから、
突然宿題のため、アンケートに協力して下さいという申し出がありました。
その宿題のタイトルは、「歯科医院ヒストリー ヒアリングレポート」
ということで、以下の7つの質問にお答えしました。
① 院長はなぜ、歯科医師になろうと思ったのか?
私は、商売人の息子。小さい時から会社と自宅が同じで、いつも父の働く姿を見てきました。
その中で、何となく父のように技術や才能を身に付け、そして周囲の人を喜ばせたい、
そう、思うようになりました。そんな時、運命のイタズラが…。
高校3年生の冬、共通一次テストで失敗し、呆然としていた私に、
親友が手渡してくれた一通の願書。それは、岡山大学歯学部のものでした。
友人の何気ない好意が、失意のどん底にいた私に、小さな一歩を踏み出す、きっかけとなりました。
その時、心に芽生えた言葉、それは、「私は、周囲の人に喜んで頂ける歯科医師になる」。
② 院長はなぜ、開業しようと思ったのか?
入学当初から、自分で起業したい。自分の力を、試したい。そして、周囲の人全てを幸せにしたい。
学生時代から、出きるだけ早く開業して、成功する歯科医師になると、決めていました。
そのため、パブのウエイターやホテルのフロントマンなど、
アルバイトをしながら、接客業を学んでいました。
多くのことを、学びました。お金はありませんでしたが、無限の可能性と大きな夢はありました。
その結果、同級生で一番早く開業しました(これだけは今でも自慢です)。
そして、一番早く成功(?)しました。
③ 院長はなぜ、この場所で医院を開業したのか?
実は私は、優柔不断。そして、自信家。
4年間の勤務医時代、華々しく活躍をしていた私は、どこで開業しても成功する、
そんな、鼻もちならないデンティストでした。
そんなある日、妻の義父が医院を新しくするので一緒にやらないか、という有難いお話がありました。
優柔不断で自信家の私は、立地はあまり良くないが、そこまで私のことを買ってくれるならと思い、
「いいですよ」と一発返事。そうと決まれば、早かったです。あれよあれよという間に、
オープンしました(1991年6月8日)。
ここでも、運命のイタズラが…。幸運の女神はいつも私を、優しく見守ってくれました。
④院長はどのような事に対し喜びを感じ、どのような事に対し怒りを感じるのか?
歯科医師人生、早22年。(2009年4月現在)
とはいってもまだまだ私は、修行の身。喜怒哀楽、浮き沈みが激しいです。
メンバーの満足そうな表情や、心からの笑顔を見ては喜び、
患者様の立場に立った行動をしてくれないドクターを見ては、悲しみに涙します。
しかし、感情は全て自分が作り出したもの。
なぜ人がそのような行動をするのか、またしなければならないのか、本質を考える(見抜く)
ようになれば、心が乱れることもなくなります
常に、プラス受信、プラス発想。たとえ、思いがけないトラブルが発生しても、
自分を成長させてくれることが、まだまだこんなに沢山ある。
その機会を与えてくれる環境を作ってくれているメンバーに、感謝感謝。
そして出来ていない自分に、日々反省。
思いを形にするため、いつも明確な答えを持ちます。
|
■Vol.39 7つの質問状 その②
前回に引き続きメンバーから頂いた、7つの質問状についてお話します。
⑤院長は、自分の医院で働くスタッフに対して、どうあってほしいと思っているのか?
私の愛するチームメンバーへの、7つの願い
(1)まずは、仕事を楽しんで下さい。なぜなら、仕事が楽しいから、プライベートも楽しくなります。
(2)仕事を通じ、人間的に成長して下さい。仕事はやはり、うまくいかないことだらけ。
しかし、逃げないで、そこから学び続けることで人は成長していきます。
(3)夢は願い続ければ、必ず叶います。なぜなら、人の可能性は無限大だから。
(4)あなたは一人じゃない、素晴らしい仲間がいます。
信じきれる友が、いる。何でも話せる友が、いる。離れていても、心は通じ合っている友がいる。
結局人は、一人では生きていけないものなのです。
(5)諦めず、チャレンジし続けて下さい。いつも輝いているあなたには、必ず幸運が訪れます。
いつも目標を持っているあなたには、必ずチャンスが訪れます。
いつも一生懸命努力しているあなたには、必ず、運命的な出会いが訪れます。
(6)いつも、奉仕の精神を持って下さい。与えて、与えて、与え続けられる人になって下さい。
そんな人であふれる医院には、多くの恵みがあると思います。
(7)人の幸せを心から喜べる、清らかな心を持って下さい。
なぜなら、清らな心を持つことで、他人の幸せが、自分の幸せになります。
他人の成長が、自分の成長になります。部下が、どんどん成長するリーダー
になって頂きたいと思います。
⑥院長は来院している患者様に対して、どんな思いを抱いて診療しているのか?
お口の健康のみならず、心の健康にまで繋がる、医療サービスを提供していきます。
「こんな医院に、出会えて良かった」、「こんな医院なら、ずっと通いたい」
「こんな医院を、もっと早く知りたかった」、「ここに来ると、元気が出る」
「一生が、変わった」、「夢が、実現できた」、「生きる喜びを、与えてもらった」
医療を通じ、患者様に夢と希望、愛と感動を与えたいと、本気で思っています。
カムカムクラブに通う、子供たちには、「大人になると夢が叶うぞ、仕事は楽しいよ。
だから、今から将来なりたい自分をしっかりと持とうね」という、夢メッセージを。
ウエルカムサロンに通う、人たちには「豊かで実りある、楽しい人生を送って下さいね。
そのため私たちは、出来る限りサポートします。あなたは、一人ではありませんよ。」
という、愛メッセージを。
これからも、私たちの医院を訪れる多くの人に心からのメッセージを、送り続けます。
⑦院長は5年後、10年後、この医院をどのようにしていきたいか?
私の将来の夢は、ここに集まる全ての人を幸せにしたい。
また、ここに集まる全ての人と、一生のお付き合いをしたい。
例えば・若手ドクターであれば、経営者としての考えを身に付け、夢のある医院を作ってほしい。
・メンバーであれば、一人一人が生き生き輝き、自己成長し続けてほしい。
そして皆で励まし、理解し合い、協力し合える最高のチームを作ってほしい。
・来院される患者様には、感謝、感動、そして夢を与え続けたいと、本気で思っています。
志は天より高く、夢は空より大きく、そして愛は海より深く。
そんな尽きることのない願い、思いをこれから5年、10年先も持ち続け、
そして一つずつ、着実に実施していきます。
みんなの夢が叶う、愛と感動の“ヨリタワールド”実現します。
思いを形にするため、いつも変わらない答えを持ちます。
|
前回と同様、新人メンバーの皆さんの中から
ひとり音読をして頂き、全員でそのドリーム通信の項目について、
10分間レポートを書いて頂きます。
レポートが書き終わったら、一人ずつレポート内容を
発表してもらいます。
以下は、新人メンバーのレポートの一部です。
興味がある方は、是非お読み下さいね。
【ドリーム通信読み合わせ】
〇思いを答えることの大切さ その①
・親友の方がくれたチャンスから、周囲の人に喜んで頂ける歯科医師になる、出来るだけ
早く開業をして成功する歯科医師になると決めてから、ウェイターやホテルのフロントマンで
接客を学んだり、優柔不断を院長はおっしゃっておりましたが、なかなか普通の人には
出来ないすごい行動力と決断力だと思いました。
プラス受信、プラス発想でトラブルが起きても、自分を成長させてくれると感じられるのも
これもなかなか出来ることではなく、すごいと思いました。
院長自身がプラスに考えるから、そして向上心があるから、ヨリタで働く人達は皆がすごく
向上心の持ち主で、プラス発想でお仕事が出来ているのかなとも、思いました。
・院長先生は、歯科医院を開業すると決めたと同時に接客業を学ぶ為のアルバイトをした
経験があると読み、行動力がすごいと感じ、私も見習わなければいけないと思いました。
何かをしなければいけない時に、”今じゃなくても良いか”、”また後ですればいいか”と
後回しにして、結局出来なかったりしてしまい、途中で辞めてしまったりした経験があります。
院長先生は、様々な経験をしながらも、諦めずに取り組んだから、今のヨリタ歯科クリニックが
あるのだと感じました。
私もこれから働いていくにあたって、失敗してしまったり、落ち込んでしまうこともあるかとは
思いますが、冊子に記載があったように、”プラス受信、プラス発想”持ちで、仕事に取り組みます。
〇思いを答えることの大切さ その②
・ヨリタで働き始めて、まだ一ヶ月も経っていたいのですが、院長の思うスタッフの在り方に
もう既に少しずつですが、慣れている気がします。
前職では、スキルは上がり続けますが、人間的に成長出来ているとは、立場が上になってからは
あまり思いませんでした。
でもここでは、今既に成長しているかも!と自分で思えています。
5年後、10年後も楽しく働いて、自己成長し続けたいですし、私も患者様に心からのメッセージを
送って働きたいと思いました。
・院長先生が求めるスタッフの働き方は、常に意識していかなければならないと感じ
特に”奉仕の精神”や、”清らかな心”というのは、、仕事においてだけれはなく、プライベートに
おいても、大事なことだと思います。
自分に余裕がなければ、他人の事を考えられなかったり、行動に移すことはできないと思います。
今、私自身必要だと感じていることは、落ち着いて行動し、視野を広く持つことだと思っています。
それに併せて、院長先生が求める行動が出来るようにし、患者様が満足してもらえるような対応を
していけるように努力します。
|
<新人研修は、まだまだ続く 寄田 幸司>