先日に引き続き、新人スタッフからどんどん新人研修レポートが提出されています。
今年も昨年同様に、新型コロナウイルスの影響により、感染リスクのある3密を避けるため
毎年行われているグループ医院合同新人研修を中止にした代わりに、過去に行われた
合同研修の講義動画を視聴してもらい、レポートを提出する形となりました。
以下は、レポートの一部です。
興味のあるあなたは、是非お読みくださいね。
ゆめはんな歯科クリニック登美ヶ丘の寄田三佳院長先生のお話を聞いて、印象に残っていることは
「敵はプラーク。さらなる敵は、患者様が来なくなること」と仰っていたことです。
私はこの動画を見ながら、さらなる敵は何だろうと考えていました。
細菌か?生活習慣化か?などと考えていたのですが、「患者様が来なくなること」と仰られた時に
ハッとし、確かにそうだと納得しました。
患者様が何度も来て下さることは本当に凄いことで、それには医療人としての奉仕の精神、知性・品性
人を思う心なんだと感じました。
ゆめはんな歯科クリニック高の原の大林茂樹院長先生のお話を聞き、「一日遅れても一日長生きすれば
いい」という言葉に、とても励まされました。私は今入社三日目の新人で、毎日不安で心が潰れそうな
瞬間がある中、たくさん失敗のお話を聞かせていただき、少しだけ不安がなくなった気がしました。
大林茂樹院長先生は、失敗だらけと仰られていましたが、三年浪人しても毎年受験を続けていたり
大学に合格されてからも、就職されてからもきちんと続けていらっしゃって、本当に凄い人だなと
思いました。私は続けることも才能だと思っています。続けることは全く簡単なことではなく、努力
だと思います。今は何も分からない状態で不安ですが、いつか「本当に継続は力なりだったな」と
言える日まで頑張りたいと思います。
上本町ヒルズ歯科クリニックの永井美也子院長先生のお話を聞いて、印象に残ったことは自己成長に
ついてです。スタッフの方々や患者様と関わって価値観が変わったり、本を読んだりセミナーに行き
知識を増やしたりと、お仕事を通じて人として成長できるというのは、自分の人生をとても豊かに
していると感じました。また、「自分がされてうれしいことは、人もされるとうれしい」という
言葉を聞き、本当にそうだと納得しました。
私はキリスト教主義の大学に通っていたのですが、スクールモットーがマタイによる福音書に
記されている「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」という言葉
でした。学生の時も、社会人になった今も、そして生きている限りはずっとこの言葉のような
思いやりのある人間でいたいと思うのだろうと感じました。
他には、「最終のゴールは健康ではなく、QOLの向上である」と仰られていたのが、印象に
残っています。患者様の話をしっかりと聞くことにより、主訴に背景まで理解し、本当の問題点を
解決することによって、健康が増進される上に患者様のQOLが向上すると考えました。
この三人の院長先生のお話を聞き、改めて人に対しての思いやりの重要さや、勉強し続ける意味など
働く上で大切にしたいことを、再確認できました。
また、他の人たちの意見を聞くことにより、自分では思いつかなかった意見を知ることが出来て
とても学びになりました。
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3つの医院の院長先生のお話を聞いて、一番印象的だったのは大林先生のお話です。
大林先生は本題に入る前、スタッフの方と明るく楽しそうに話していましたが、本題では3浪をしていると
話していて、とても驚きました。先生は浪人をしている間、ずっと勉強するのではなく、遊んでいることも
あったそうですが、「失敗なんてしていい、続けることが大切だ」という言葉を聞いて、失敗はして
いいんだと思いました。
私は失敗したらどうしよう、怒られたらどうしよう、と周りの目を気にして、失敗を恐れて行動することが
よくあります。慎重といえば聞こえはいいですが、私自身では臆病とオッ持っているので、直して
いきたいと思っていることの、一つです。
これからは、自分で考えて行動して、何度も失敗して落ち込むときがあると、思います。
その時はあまりよくないかもしれませんが、先生の話を思い出して、「大林先生があれだけ失敗しても
頑張り続けていたから凄い先生になれている。私も頑張り続けていたら、きっとなんとかなる」と
前向きにとらえていきたいと思います。
私は小学生のころから、歯科衛生士になりたいと思っていました。
その夢が叶ったのは、自分への自信にもつながっているので、自信をもって行動していきたいです。
成功だけが成長ではないと、大林先生も話していたので、研修期間中に失敗を恐れず、たくさん失敗をして
多くのことを学んで、吸収していきたいです。そして、何をするにも自分自身がその道を選択している
ということを、忘れないようにしていきたいです。
もう一つ、お話して頂いた「縁」の話も、素敵だと思いました。
まだあまり実感はありませんが、私が色々な歯科医院を調べて悩んだ結果、ヨリタ歯科クリニックで
働いているのも何かの縁なのかなと思いました。同期が私含めて11人もいるのもきっと何かの縁だと
思うので、まだまだ知らないことのほうが多いですが、これから少しずつでも知っていけたらいいなと
思っています。
そして、これから出会い、接していく患者様も、もしかしたら何かの縁つながりかもしれないので
大切にしていきたいです。そのためにも石田さんから学んだマナーを大切にし、患者様一人一人に
寄り添っていきたいです。そして、自分自身の意見や医院での都合を患者様には押し付けないことを
忘れずに、接していきたいです。
実際に先生方にお会いしてお話を聞くことはできませんでしたが、先生方は皆、人が好きで、
患者様のために何かをしたい、もっとこれからもよくしていきたいという気持ちを持っていることが
とても伝わりました。
今回学んだことを忘れずに一生懸命、笑顔を忘れることなく、楽しく勤めていきたいと
思いました。
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寄田三佳先生のお話を聞いて、ヨリタ歯科が大切にしている「予防」について、理解を深めることが
出来ました。予防=教育という考え方で、決して上から目線の教育ではなく、患者様の現状を分かり
やすく説明することや、患者様が予防を実践できるような方法や対策を一緒に考えていく
「よりそい治療」が、患者様との信頼関係を築き、予防を継続してもらうポイントになるということが
分かりました。また、その予防治療を実現するためには、全役職のスタッフが連携して患者様と関わる
「チーム医療」が重要であることを学び、私自身その一員であるという自覚と責任を感じることが
出来ました。
生活習慣ドミノのお話では、「口腔」からドミノの初期段階へアプローチし、生活習慣病のリスク
低減に関われることが理想と仰っていて、そこに「栄養」からのアプローチが加わり、さらにそれを
教育という形で患者様に提供することが可能になれば、理想のヘルスプロモーションを実現できる
のではないかと思い、その実現に向けて「口腔」と「栄養」の知識を深めたいという思いがより一層
強くなりました。
大林茂樹先生のお話を聞いて、印象に残っているのは、「失敗をして痛みを知って、立ち上がることが
成長」「心が折れても、回復すれば良い」という言葉です。
私は、失敗することが怖いと思っていましたが、失敗を恐れてチャレンジしなくなることは、成長
出来なくなるので、もっと怖いことだと思いました。
失敗をした時に、心が折れてしまうのではないかと不安がありましたが、折れても回復すれば良い
という言葉に、勇気をもらうことが出来ました。
また「続けた人だけに解る事がある」というお話で、「強い意志を持って続けた訳ではなくて、
辞める勇気もなかった」という言葉が、印象的でした。
私自身、続けたといっても後者の場合が多いので、それでも続けたことを誇りに思える日が来るように
頑張ろうと思いました。
永井美也子先生のお話を聞いて、ヨリタ歯科の魅力を改めて感じることが出来ました。
ヨリタ歯科に関わる人は、自分のことより人の幸福を願って、人のために何かしたいという気持ちを
持っていると感じました。私も、その気持ちを持って、入職したことを忘れずに、これからも頑張り
たいと思いました。
また、「メンバーからの気づき」も大切だと仰っていて、それは研修を通しても凄く実感しました。
成長するためには自己投資も必要だというお話について、グループで話し合った時に「人からやって
おいてと言われて勉強するより、自分の疑問に思って勉強する方が吸収できる」という意見を聞いて
凄く納得しましたし、年齢も知識も全く異なる同期の意見から得ることもたくさんあると感じました。
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ヨリタ歯科クリニックでは、未経験で入職するスタッフも多いです。
未経験ゆえに、わからないことだらけで覚えることも多いですし、仕事がうまくいかず、
今は悩み苦しむ時期でもあるでしょう。
しかし、ヨリタ歯科クリニックでは新人スタッフに診療や仕事に関わる全てを
丁寧に根気よく親身になって教えてくれる先輩スタッフがたくさんおり、
また、新人スタッフにひとりにつき、必ず専属の先輩スタッフがついてくれる
バディ制度もあります。
今回の研修は、オンライン研修でしたが、各グループ医院の院長や様々な職種の先輩スタッフ
からの経験談やお話を聞くことが出来、社会人としてのマナーなども学べる講座など、
新人教育のためのプログラムや制度がしっかりしているのも、ヨリタ歯科クリニックの強み
でもあります。
まだまだ新人研修は続きますが、研修を通じ、先輩からの教えも吸収していき、
自分自身に自信を持って、ワクワク楽しくお仕事をして頂ければと思っています。
<新人研修は、まだまだ続く 寄田 幸司>