[’06/1/13]愛と感動のレストラン「カシータ」オーナーが当院訪問
東京にある、愛と感動のレストラン”カシータ”のオーナー、高橋滋さんが、 私たちの医院を訪れてくれました。
私たちにとっては、これ程嬉しいことはありません。
昨年私たちは、カシータセミナーを受講し、クリスマスには、カシータで食事をしました。
心温まるもてなしを受けました。この時、高橋さんから思いがけない言葉が。
「普通じゃないヨリタ歯科クリニックを是非見学したい。遊びに行ってもいいですか」と。
一瞬、言葉を失いましたが目が真剣。そして本当にその日が来ました。
当日はささやかなセレモニーのあと、高橋さんとゆっくりお話することが出来ました。
まず高橋さんが注目したのは、待合室にあるコミュニケーションボードの メンバー紹介です。
といっても、メンバーの数に驚いたのではありません。 ある一人の人の存在に驚いたのです。
それは、感動クリエーター 福嶋智子の存在です。
歯科医院であるにも関わらず、患者様に感動を与える部門、人がいること。 かなり関心を寄せていました。
「一見無駄のように思えるものこそ、価値がある」と。 そして新たな提案。
「院長であるあなたのネームプレートが、感動クリエーターと同じところにあれば、 もっと良いのに」と。
診療中もフロア全体が見れて、来院する患者様全てにお声をかけることが出来る。
そんな対応が出来る立場になれば、もっと素晴らしいですね。 まさに的確な指摘。
その通りです。
私は常にメンバーや勤務医の先生に、私がいなくても、 愛と感動、夢と希望を与えることが出来る
歯科医院作りを実践したいといい続けています。そのため、少しずつ診療時間を減らしています。
それをさらに加速させるような、発言、提案でした。
医院の評価は、私の評価ではありません。
医院の評価は、メンバー全員の日々の努力の積み重ねによるものです。
私の力は、ほんの一部にすぎません。いつまでも、私がトップにいて指示を出す、 君臨し続ける、
またはそのポジションにしがみつくのは、自己満足以外の何物でも ありません。
それをより的確に指摘されました。
そして、もうひとつの指摘。「リーダーは熱く語りましょう」
高橋さんは、カシータセミナーの中でも、涙ぐみながら、 カシータにかける思いを熱く語っていました。
「私が100℃で語ったことが、店長には80℃で伝わります。 そしてその下の部下には50℃で伝わります。 そして、ホールのアルバイトには40℃で伝わります。 だから私はいつも100℃で熱く語り続けるのです」と。
今日は1時間以上、2人で語り合うことができました。こんな幸運は、なかなかないのではと思っています。この数時間で、私は多くのことを学び、成長することが出来ました。
お見送りのタクシーで、今度は高橋さんの大好きなアマンで再会することを誓いました。
「最高のサプライズでおもてなししましょう。その時は怒らないで下さいね。
そこには深い訳がありますので」といたずら好きの、子供のような笑顔で私に話しました。
そこに、高橋さんの魅力が、凝縮されていました。
<最高のリゾートホテルで、ホスピタリティーの真髄を学びたい 寄田幸司>