ジェームス・スキナーのメガイベント８日間の合間に、大阪にトンボ帰りしました。
それは、№１デンティストクラブ・ジャパンの
「第2回　院長のアカデミー賞・表彰式」（参加者１３名）に出席するためです。

実は、昨年の第１回の表彰式で私はなくて初代のアカデミー賞を頂きました。
そして第2回目の今回もノミネートして頂きました。

2年連続の快挙とはいきませんでしたが、今年もトロフィーを2個頂くことが出来ました。
これも全て、チームメンバーのお陰です。
本当に感謝しています。

そして今回も私の他、永井・森山・星加・金光・三木の５名のメンバーに同席して頂きました。

目的は、単に表彰式に参加するためではありません。
今回のテーマである「最高のホスピタリティー」を学ぶ、2つの特別講演を聞いて頂くためです。

まず午前は、ANAラーニング　永吉初美先生のセミナーでした。
永吉先生は、ANAに23年間勤務。
後半の7年間は、地上勤務で羽田の訓練センターで教官の経験をお持ちです。

セミナーのテーマは接遇。
主にANAの6つのS、すなわち

（１）　SMILE　笑顔の効果、アイコンタクト。
（２）　SMART　身だしなみ、立ち居振る舞い、言葉遣いと話し方。
（３）　SPEEDY　物理的スピード（時計で計る時間、演出的スピード、心で感じる時間）
（4）　SINCERITY　誠意、思いやり、気配り。
（5）　STUDY　専門分野の研究、感性を磨く。
（6）　SPECIALITY　プロ意識と向上心。
についてでした。

その中で、私が心に響いたのは（2）　SMARTの身だしなみです。
例えば、髪型について。すっきり一つに結ぶ。
短くして耳を出す、まゆを見せる、など。

しかし具体的にこうしなさい、こうでなければならないとは言わない。
ある例をとってわかりやすく、その必要性を伝えていました。

それは大型ジャンボのボーイング747は569席の客席があります。
しかし、お客様が出入りする入口は左前の2つのみ。

ということは、約20分間で客室乗務員が入口で200回以上おじぎをしながら、
お迎えすることになります。

その時深くおじぎをし続けても、「髪が乱れて手を髪に持っていくことが
一度もないようにして下さい。」
とお話するそうです。

大切なのは本人の自覚。
おしゃれは自分のため、自己表現や自己満足でするもの。

そして身だしなみは、自分以外の人のためのもの。
他人に不快感を与えないことが大切です。

すなわちプライベートとフライトとの間で、一線を引くことが大切だということです。
非常にわかりやすい説明でした。

私たちも診療中、下を向いていることが多いです。
その時は、髪が目にかかったり、マスクにかからないような髪形にすることが
大切だと実感しました。　　

そして午後のセミナーは、カシータ　オーナー高橋滋さんの講演です。

もう何度も聞いているのですが、いつも新たなる発見や気付きがあります。
カシータは、訪れるお客様に対して真剣度日本一のレストランです。

すなわち”料理を皿の上で語る”のではなく、”時間と空間で語る”
そこには食事に訪れた人を感動させる、”One　to One”の発想が大切です。
そして、私の大好きな言葉”私はお客様をお守りする”

これはすなわち、歯科医療にも通じるものがあります。
まさしく医療の原点は、患者様の命をお守りするもの。
サービス業以上に、求められています。

私たちはこれからも真剣に、来院する皆様をお守りし続けます。

そしてセミナー終了後、第2回　院長のアカデミー賞　表彰式が開かれました。

ノミネートされた先生方は

・ホープ歯科クリニック　　阿部　昌義先生

・ひがし歯科医院 東　　正也先生
・カマタ歯科クリニック　　鎌田　賢介先生

・藤原歯科医院　藤原　一樹先生
・河田歯科医院　河田　眞樹先生

・山本歯科医院　山本　鉄也先生
・西村歯科　西村　育郎先生

そして第２回アカデミー賞は、阿部先生。
先生の多くの実践例は、本当に素晴らしいものでした。

私たちの医院も少しでも愛され続けることが出来るよう、多くのことを実現します。

?＜充実感いっぱいの　寄田幸司＞