毎年恒例の、春のテニス部OB回に出席しました。
実は私は、テニス部OB会の会長。
とはいっても、肩書きだけで、何も出来ていません。

しかし、後輩の先生方がしっかりしているため、
このように定期的にOB会を開催して頂き、
またOB会誌も年一度定期的に発刊して頂いています。
本当に有難いことです。

しかし、こんな私でも自慢出来ることがあります。
それは、OB会への出席回数そして、夏のオールデンタル応援回数が一番だということ。
私たちが作ったクラブだから、当たり前だと言えば、それまでですが、
それ程私は、このクラブを愛しているということの証しになります。
（ただ単にヒマだからということもありますが）。

ということで、今回も素晴らしい前途洋々の後輩の先生方と
心置きなくお話させて頂きました。
その中で感じたこと、それは

歯科業界は厳しいと言われています。
私が大学を卒業した約20年前から、そう言い続けられていましたから、
いよいよ本当に冬の時代が来ているのかも知れません。
そのため、将来を不安視する先生方も多数います。

今何をしなければならないのか、独立開業出来るのか、
本当に歯科医師になって良かったのか、
先が見えないため、焦りだけが大きくなっているのでしょう。

そう言う私も、実は学生時代に明確な目的を持ち、
６年間過ごしたのかと言われれば、自信はありません。
しかし、その時々に集中していたこと。
（例えば部活、アルバイト、臨床実習など）から、
多くの学びと将来のヒントを得ることが出来ました。

いろんなシーンで人に出会うこと、
その時、自分が思っていることを伝えること、
こんなことがしたいと、夢を語ること、
それが大切であると実感しました。

OB会での私ののつたないアドバイスで、少しでも不安がとけ、
前向きに歩むことが出来れば、こんなに嬉しいことはありません。

?＜ここに来れば学生に戻れる　寄田幸司＞