[’07/7/1] 進路相談会
岡山大学歯学部同窓会説明会並びに、進路相談会が岡山市民会館でありました。
特に進路相談会は、初めての試みです。
卒後1年目の研修医の先生方(約45名)と、来春の採用を予定している
同校OBの開業医の先生方(約22名)が一同に会し、個別面談を行うと
いうものでした。
研修医の先生方には、開業医の現状を知ることが出来、
またOBの先生方と知り合うきっかけとなることでしょう。
私が学生の頃は卒業生もいなく、卒後の相談をしたくても、
誰にしたらいいのか、さっぱりわからない状態でした。
でも卒後直ぐに大阪に帰り、勤務医として
自分の力を試したい、早く一人前の歯科医師になりたい、
患者様に愛される歯科医師になりたい、
その気持ちだけは、誰よりも強かったと思います。
今振り返れば、学生時代に
「卒後大阪に戻り、4~5年で地域に愛される歯科医院を作る」
そう心に決めていたので、貪欲に様々なことにチャレンジを
していたのだと思います。
今回の面談で、私が多くの研修医の皆様に語りかけたこと。
それは
「どんな歯科医師になりたいのか、どんな患者様に来て頂きたいのか、
どんなスタッフと仕事がしたいのか、それを出来るだけ早く決断して下さい。
そして即行動を起こして下さい。
理想の歯科医師像を明確にするためにも、より多くの成功している
先輩歯科医師と直接会って話をして下さい。
歯科医師になるのが目的ではなく、歯科医師として、
何がしたいのかが大切です。」
歯科業界は、益々厳しくなると言われています。
しかも今の学生のさんや研修医の皆様に伝わる情報は、限られたもので、
そして、不安を煽るものばかり。
その中で同窓会がが果たす役割は重要であると思います。
私たち同窓生が、彼らを導いていかなければならないと思います。
最後に若き歯科医師の皆様へ。
自分の人生は自分で切り開いて下さい。
そして誰もが、望む人生を生きることが出来ます。
自分を信じ、最高のライフプランを立てて下さい。
必ず、望みは叶うものです。
<研修生の皆に伝えたいことがいっぱいある 寄田幸司>