[’07/8/20] 上間スクールフォローアップセミナー
一昨年まで毎月1回定期的に、広島の上間京子先生の衛生士指導を受けていました。
今現在は3~4ヶ月に1度、衛生士のフォローアップの為定期的に訪問頂いています。
今回はセミナーの中で筆記試験がありました。
項目は大きく分けて、シャープニング、マネキン実習、カリエスリスク、ペリオリスクについてです。
「この項目について正しい知識がないと、臨床でも成長しない。」と上間先生はキッパリ言われました。
上間先生のこの言葉の中には、指導者としての厳しさが垣間見られます。
ですが、いつも全力投球でセミナー参加者に愛情を注いでくれています。
お昼の間に、私たちのテスト用紙に添削をして頂きました。
全員の解答に目を通し、上の画像のように間違いなどは赤ペンでコメント入りで丁寧に指導して頂き、
更に一人一人にお手紙まで添えて下さっていました。
ここまで惜しみなく愛情を注いで頂ける私たちの衛生士は、本当に恵まれていると感激しました。
このテスト結果を見て、私個人としては私たちの衛生士はまだまだ知識不足であると実感しました。
知っていると思っていることでも文章にすると、理解度が明らかになります。
説明の内容が曖昧だったり、不適格だったり、全く的外れであったりしていることがよくあります。
これは、私自身にも言える事です。
自分の考えや正しい知識を言葉や文章にして人に正確に伝える事は、実は本当に難しい事です。
正確に伝えたと思っていても真意が伝わらなかったり、全く逆に伝わっていたりなど
誤解を生むことも多々あります。
今回のように歯科の技術や学問などエビデンスが得られているものであっても、この結果です。
その他仕事を通じ学んで頂き、社会人としての正しい考え方や規律ある行動、
そして、人として有意義な生き方など答えのないものを伝えていく難しさを、
改めて教えて頂きました。
上間先生からの課題である、「見直し確認テスト」から大きな意味と問題点が浮かんできました。
いつも優柔不断で自分本位に生き方をしている私も時々、「人生の見直し確認テスト」を
していくべきだと実感しました。
<まだまだ及第点を貰えない 寄田幸司>