院長ブログ

[’07/11/23] CHP研究会シンポジウムに参加して

CHP研究会シンポジウムに参加しました。
参加者は、木原森永中村の3名です。私も過去CHP研究会に参加し、
そして学び実践し続けています。
そのヘルスプロモーションの考え方を、メンバーにも学んで頂きたいと常々思っています。
その中で、シンポジウムに参加して頂けたこと、本当に嬉しく思います。
以下は、その感想です。
ご興味のあるあなたは、是非お読み下さい。

木原 恵美

11月23日にCHPシンポジウムに参加しました。
ヨリタ歯科で働いている「CHP」という言葉を耳にしていました。
CHPとは、何だろう?と、よく疑問に思っていたところに
セミナー参加しないかというお誘いを頂きました。

セミナーは、諸井英徳先生山田ズーニーさんが、お話をして下さいました。
諸井英徳先生と山田ズーニーさんが、お話をして下さいました。

諸井先生のお話はCHPのことが、とてもよく理解できました
幸せな人生を送るため、歯科医院で働く人々が目標を持って、
その目標を叶えるためにどうしていくか?」
など、自分のライフスタイルを考えるいいきっかけとなりました。

生きていく中では、人との関わりは、切っても切り離せない関係なので
いかに人間関係を円滑にしていくか。そして人の話を”聴き”、
いかに相手の思いを引き出せるかということを、学びました。

私は、初診カウンセリングはしませんが、受付で患者様の表情を見て
何かを気付けたり、不安な心を和ませることができたらいいなと強く思いました。

セミナーで学んだことを今日から患者様に向けて実践していこうと思います。
諸井先生がおっしゃった、「最高のリーダーシップは人間の可能性を解放すること
という言葉が印象に残りました。

人はそれぞれ、その人にしかできない可能性を持っているので、
その可能性を引き出すには、コーチングというものが大切だということが分かりました。

私も後輩ができて、教える立場になってきているので、
可能性を引き出すためには、どうしていこうと
常に心にとめながら、日々働いていこうと思います。

続いて午後から山田ズーニーさんのお話が始まりました。
自己表現の仕方、自分の心の底で眠っている思いの引き出し方など
お話に引き込まれるほど程、素晴らしい内容でした。

途中からワークショップ式に知らない方とペアを組み、インタビューシートをもとに、
相手に質問をし、答えるという事をお互いにしあいました。

私は知らない人と話す時、いつも緊張するのですが、
ズーニーさんからは、相手に自分の意見を伝えるためには
ウソのない、まっすぐな想いを伝えるということを教えて頂きました。

今まで苦手と思っていたことが、ズーニーさんのお話を聞いたことにより、
難しく考えず、自分が出来ることをやっていけばいいんだと思えました。
モヤモヤしていたものがなくなりました。

ウソのない人生を送りたいです。そしてもっと人との関わりを増やし、
豊かな人生にしたいです。

このセミナーに参加して、院長の目指す医院作りの思いもよく分かりました。
私も何か協力が出来ればいいなと思っています。

参加してよかったです。

中村 田鶴子

予てからCHP研究会のホームページを拝見して、
今回は諸井先生が講演をされるとの事で
とても楽しみにしておりました。

今回のテーマは
伝えよう、熱い思い~自分をもっと語りたくなる不思議な秋の一日~
と言うテーマでした。
もうテーマを聞いたところから「どんなんやろう?」という
ドキドキ感がしました。
その理由は後程書きます。

講演は午前、午後と二部に分れており、
午前の部では諸井先生の講演CHP研究会の発足から
現在に至るまでの経緯と歴史をその当時の雰囲気を感じる口調でお話して下さり、
予防がどんなに大切なことや、自分の歯で物を食べられることの大切さ
それを患者様ご自身で出来るようにサポートしてゆくのが大切と言うことを、
伝えてゆくために活動されていること等を聴かせて頂きました。

ヨリタ歯科クリニックの予防に対するあり方
理念
に繋がると思いメモを取りながら聞いていました。

諸井先生の講演の中で私が印象に残ったのは、
中山千夏さん作の「どんなかんじかなあ」という絵本のお話でした。

一人の少年が「目が見えないこと」「耳が聞こえないこと」など、
少年が一つ一つ疑問に思ったことを、自分で体験して・・・と言うお話です。

目が見えないことってどんなかんじかな?」と思ったら、
目を閉じてそれを体験し、目を閉じたら普段聞こえない沢山の音を
感じることが出来たことを、
友達に伝える・・・それも単に伝えるだけでなく、
必ず「いいところ」を見つけて相手に伝えてゆくと言う内容のものでした。

相手の視点に合わせること、相手の立場に立って考えることの大切さ
そこからその人を理解してゆけることを感じました。

そのお話を諸井先生が読んで下さっているのを聞いていて、
涙が溢れてきました
会場からもすすり泣く声が聞こえました。

午後からは山田ズーニーさんの講演でした。
山田さんが壇上に登場され
「あなたは宇宙人発見と言うニュースをどういう情報からだと
信じることが出来ますか?」と言う一言から講演が始まりました。

そこから自己表現について、相手に伝わる話し方、
文章の書き方などを聞かせて頂き、
それには「通じ合う力」が必要なことと言うことを教えて頂きました。

「通じ合う力」と言うのは自分の心の氷山の深いところまで、
自分が思った「問い」と言うスコップで掘り下げて、
自分の心の根っこを見つめる」ことから生まれることを
教えて頂きました。

先程のドキドキした理由は、この講演の内容の自己表現と言うものでした。

私は自分の心の中に思ったことを、相手にわかりやすく表現しにくいときがあります。
昔程ではないのですが、「こんなこと言ったら周りはどう思うだろう?」と
考えてしまい、つい言葉を言い澱んでしまうことが時々あります。

伝わりにくい話し方、文章の書き方になってしまうこともあります。
自分の思いが相手に伝わらないことで、もどかしいと思うこともありました。

そういった事もあり「自分の心の根っこを見つめる」と言うことは、
仕事でも、プライベートでもここ数年の私の課題となっていたのです。
自分をもっと語りたくなる」って「どんなんやろう?」とドキドキしていたのです。

その「通じ合う力」を養うためのワークショップもあり、二人一組のペアになって
それぞれに配られたレジメを元に互いをインタビューしてゆくものでした。

インタビューが終わり、質問に対する答えを凝縮して
一言で表現するという作業がとても大変だったのですが、とても楽しかったです。

ペアになった清田先生から頂いた、私を一言で表す言葉は、
とても素敵な言葉でした。

その後6人のグループになってワークショップで行った課題を元にして、
それぞれの自己紹介をしていきました。
自分を表現する」と言うことを前提にそれぞれが自己紹介をしていったのですが、
とても伝わりやすく、皆さんの人となりを感じることが出来ました。

心の根っこの言葉には嘘があってはならないこと
嘘がないから相手に伝わること
大切なのは上手に伝えることではなくて心からの言葉を伝えること
それは自分との対話から始まって人との対話に繋がるということ

そう思った時間を過ごすことが出来ました。

これからも皆さんから沢山のことを学んでいきたいと思います。
そのためには対話って大切なことと思いました。

森永 睦

来る11月23日、私はCHPセミナーに参加させて頂きました。
私は今まで歯科業界以外の仕事をしてきましたが、
仕事においてこんなにも自分が学習したいとか、
考えたいとか、正直思ってもいませんでした。

仕事がいかにスムーズで効率よくこなせるか、ただそれだけでした。
ヨリタ歯科クリニックに出会って一年、私は変わったと自分で思っています。

今回のセミナーは前半、諸井英徳先生の講演から始まりました。

自分自身ヨリタに来て、院長はじめドクター、スタッフの皆様から
ヘルスプロモーションについて、本当に沢山のことを教えて頂き、
また時には、患者様から多くの気づきを頂いたりと、
自分が患者様一人一人の健康の坂道を上っていくお手伝いをしたい!
と思っているのに、ふと、お手伝いされていることに気づかされて
毎日反省しつつも感謝している私です。

仕事をさせて頂いていて、うれしい出来事があるとテンションは上がり、
その日はルンルンです。

カウンセリングでたとえると患者様の想いの全てを引き出せて、
満足そうに「今日はありがとうございました。」と、
帰っていく姿をみることが出来たときです。

また「あなたに会えてよかった。」
「あなたがいたから頑張って歯科医院にくることが出来たのよ。」
なんて言われたら、その日1日だけでなく数日はテンションが上がり
自分のモチベーションも一気に上昇します。

そのためにも、私はコミュニケーション力は絶対に欲しいのです。

そんな私にとっては後半、山田ズーニーさんを迎えてのセミナーでした。
言葉による自己表現について、コミュニケーション力、
通じ合う力ということで、すごく楽しみでした。

なぜならセミナーといえば、聞くだけのイメージが私にはあったのですが、
今回、ワークショップ形式というオマケ付き。

話を聞き考えるということは、決して悪いことではないのですが、
やはりそこから考えて行動しないと、何の収穫にもならないと考えるからです。

私、実は山田ズーニーさんはなぜか男性と思っていたので登場された時、
女性だったので少し驚きました。

しかも第一声が「あなたは宇宙人発見というニュースを
どういう情報から聞きいれられると信じることができますか?
次の5つから選んでみてください」という質問から始まりました。

いきなりこの人は何を言うんだろう?と思いながら
吸い込まれるように聞きいっていました。

通じ合う力を学習し、すぐに実践してみる。
これが実になるんだ!と
身体で感じることのできた達成感と充実感がみなぎるセミナーでした。
自分を分かってもらうには、まず相手が必要ということ。

自分が何を伝えたいのか、言葉足らずでもいい、素直にそのまま伝えればいい
伝えたいことそこに相手の思いやる心と情熱があれば、
きっと想いは伝わるはずだから。

私は願う。今まで照れ臭くて言えなかったこと。
どんな別れで別れようが、私と出会ったすべての人が幸せであってほしい
だから、私は多くの人と出会いたい

? <指導者育成塾の改組  寄田 幸司>

 

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