カムカムニュース

[’20/5/25] カムカムニュースVol.85

定期的にお子様の歯に関する豆知識や、院内の出来事
発信するカムカムニュース。

カムカムニュースVol.85を、紹介します。

ご興味のあるあなたは、是非ご覧下さいね。

 

《口腔ケアでウイルス感染予防対策》

 

新型コロナウイルス感染対策に口腔ケアが重要です!

口腔ケアが感染予防となる理由が、下記の3つとなります。

★ ウイルスが感染するための、酸素を減らせます。
★ 腸内細菌バランスを整え、免疫力が上がります。
★ 肺炎のリスクを、下げることが出来ます。

お口は、病気を引き起こすウイルスも入って来る
所謂、体の入り口となります。

お口の中には、粘膜免疫があり、お口から入ったウイルスが粘膜に付着すると
全身の免疫に情報を送り、付着した粘膜近くのリンパ組織を介して
ウイルスの侵入を、阻止する物質を唾液中に分泌し
素早くウイルスなどの病原体に対応します。

風邪やインフルエンザといったウイルスは、喉や気管の粘膜で増殖するため、
口腔内を清潔に保つということは、上記で書いた通り、唾液や口腔内の
粘膜の機能が正常に働き、ウイルス感染予防にとても有効です。

特に唾液は細菌やウイルスを防御し、口腔内の汚れも洗い流してくれます。

しかし、お口の中が不衛生のまま、細菌が増えてしまうと
一部の細菌の産み出す物質が、粘膜の防御機能を壊してしまいます。

また、嚥下機能が弱っている高齢の方の場合、唾液に混ざった細菌が
肺の中に入ってしまい、肺炎を引き起こしてしまいます。

むし歯や歯周病を予防するだけではなく、インフルエンザや肺炎といった
感染症を予防するためにも、口腔ケアはとても大事なことなのです。

新型コロナウイルスの予防対策にも、口腔ケアは有効です。

ヨリタ歯科クリニックはこうした感染予防対策として
口腔ケアに力を入れております。

衛生士による正しい口腔ケアの指導、口腔ケアによる感染予防対策の指導など
を行っておりますので、口腔ケアのこと、感染予防のことなど
気になることがありましたら、いつでもご相談下さいね。

 

 

《感染予防対策に、『舌清掃』》

新型コロナウイルス対策で、「手洗い」「うがい」を
感染予防として推奨されていますが
さらに効果を上げるために、舌清掃が有効です。

ウイルスは粘膜感染なので、口から胃に行くというより
口腔粘膜・咽頭粘膜から、体内に侵入します。

そのため、舌清掃を行い、口腔内の細菌数を減らすことで
コロナウイルスの感染リスクを減らすことができます。

(一般社団法人 日本歯科医学会連合 ホームページより引用)

 

 

 

《舌ブラシの正しい使用方法》

①舌清掃専用のブラシを、使います。

②鏡を見ながら、大きく口を開け、思い切り舌を口の外に出します。
いわゆる「アッカンベー」の状態です。
こうすることで、嘔吐反射を防ぐことができます。

③舌ブラシを、舌の「奥から手前」に動かします。
ブラシを手前から奥に動かしたり、前後に往復させたりするのは
やめましょう。
舌苔中の細菌を、喉の奥へ送り込んでしまう危険があります。

④目安としては朝1回、動かす回数は5回程度をオススメします。
強く擦りすぎてしまうと、舌を傷つけてしまうので
優しい力で行うのがポイントです。

※舌ブラシで磨くポイントは、優しい力で、舌の『奥から手前』へ

新型コロナウイルス感染予防のため
口腔内を清潔に保ちしましょう!

 

これからも、カムカムニュースを通じ、
子供たちの歯を守る情報発信を、していきます。

 

 

次回のカムカムニュースは、来月半ばを予定しております。
お楽しみに!

過去のカムカムニュースは、コチラ

 

<カムカムクラブは、子どもたちの笑顔でいっぱい 寄田幸司>

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