カムカムニュース

[’18/7/11] カムカムニュースVol.65

定期的にお子様の歯に関する豆知識や、院内の出来事
発信するカムカムニュース。

今月のカムカムニュースVol.65を、紹介します。

ご興味のあるあなたは、是非ご覧下さいね。

 

◇妊婦さんに起こりやすいお口のトラブル◇

こんにちは!今月は衛生士チームの藤本
カムカムニュースを、担当させていただきます。

私はキッズルームに、娘を預けながら働かせていただいています。

そして現在、第二子を妊娠中で、今月からしばらく
産休に、入らせていただきます。

今回は現在私自身も、妊婦ということもあり、妊娠中におこる
『妊娠性歯肉炎』について、お話ししていこうと思います。

 

妊娠中は、歯肉炎になりやすくなるのはご存知ですか?

妊娠中は、ホルモンの分泌が盛んになります。
そのホルモンを好む細菌が増えて、歯肉炎になりやすくなります。

日頃から、しっかりセルフケアができていれば
歯肉炎を防ぐことは、できます。

妊娠性歯肉炎は、出産後にホルモンバランスが整えば
落ち着くことが多いですが、そのまま お口の中が不潔だと
歯周炎へと進行してしまいます。

症状としては、歯肉の色がピンク→赤っぽくなり
歯肉が、ぷにぷにと腫れてきます。

またブラッシング時に、痛みはないのに
歯茎からの出血があります。

妊娠中でも、歯石除去プラーク除去を行える時期はありますので、
ぜひ安定期に入ったら歯科検診を受けて
口腔内の環境を整えて、出産に備えましょう!

 

◇歯の予防③◇

二つ目のむし歯要素である、「糖分」についてお話します。

ミュータンス菌の栄養素となるのが、糖分です。

乳児期は、砂糖を摂る機会はほとんどないはずですが
一歳を過ぎての授乳は、おっぱいの糖分でむし歯になる
可能性があります。

寝かしつけながらの授乳や、だらだらと不規則な授乳は
むし歯のリスクが高まります。
歯の健康を考えると、一歳過ぎには卒乳したいですね。

幼児期から与えることが多い、ジュース乳酸菌飲料
スポーツドリンクなどには、多量の糖分が、含まれています。
また、アメやチョコレートなどのおやつを好んで
食べることもあるでしょう。

これらのおやつ・飲料は、まったく摂らないことが難しければ、
一日一回だけ」「食べたら歯磨きをする
などのルールを決めておくと、むし歯のリスクも軽減されます。

むし歯になりやすいのは、一日に何回も糖分を摂ることです。
ダラダラとおやつを与えることは、やめましょう。

 

三つ目の要素、「歯の質」については、歯の再石灰化を促す
フッ素を取り入れることが歯質を強化する、確実な方法です。

かかりつけの歯科医院で、定期的にお口の管理や、フッ素塗布
をしてもらいましょう。

定期的にフッ素を塗ることによって歯質を強化するだけでなく、
ミュータンス菌の発育阻止効果も、期待できます。

(ぱど 大阪東版 2018年2月23日号
『ワクワク楽しい予防歯科ってなあに vol.151』 
より抜粋)

 

これからも、カムカムニュースを通じ、
子供たちの歯を守る情報発信を、していきます。

 


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過去のカムカムニュースは、コチラ

 

<カムカムクラブは、子どもたちの笑顔でいっぱい 寄田幸司>

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