Vol.192 2014 ワクワク楽しい経営日記パート13 ~私たちのあるべき姿 その⑧ チーム力アップへの取り組み~
さらにさらに、こんな質問も、頂きました。
■質問4
「『院長先生を中心としたさらなるチーム力アップ』
のために取り組まれていることはありますか?」
昨年から、ランチミーティングをしています。
勤務医とは、一ヶ月に一回、1人ずつ。
スタッフは人数が多いので、3ヶ月~半年に一度。
2人~3人ずつグループに分けて行っています。
医院内でなく、外でランチする事により効果が出たこと、それは、
●たくさんコミュニケーションを取れたこと。
⇒ 診療時間外なので、時間に余裕があります。そのため話が広がりました。
●今まで知らなかった、スタッフの一面を知れる。
⇒ 一人一人の役割が明確になる。
●スタッフ目線で、医院の問題点をとらえることが出来るようになりました。
⇒ 普段私(院長)が把握していない事、また私の耳に入らない
小さな問題点を、聞くことが出来ることで迅速な対応を取ることが出来ます。
そのため、事前にトラブルを回避出来るようになりました。
●私(院長)との距離も縮まったこと。これが一番大きいかも。
⇒楽しい食事をしながらの会話なので、
リラックスした雰囲気で話が始まりました。
お互いの距離が近くなりました。院長室では、そうはいかないですね。
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など、これは、良いことづくしです。
その結果、医院全体の風通しも良くなりました。
何か問題があった時、つながりが深ければ、何も心配することはありません。
強固なチームワークがあれば、全ての問題は解決出来るのです。
ということで、上記の質問には、これまた私が絶対なる信頼を寄せる
幹部メンバーに、答えて頂きました。
●プロジェクトチームの活性化
もっともっと患者様、スタッフの意見が皆に伝わる環境を作る。
プロジェクトチームの活動で起こり得る問題を、一つずつ解決していく。
・感動体験
院内研修や院外研修、イベントなどの共通の体験を通じ学び合う。
・院長の目に届いていないメンバーの、いいところをたくさん報告する。
・一人ひとりが、輝ける役割をつくる
その結果、一人ひとりがやりがいを持ち働くことができるようになる。
そしてリーダシップを、持つようになる。
・今後、地域のボランティアや、イベントなどに皆で参加し、
チームワークを強化したい。また、社会、地域への貢献もしていきたい。
●1年を通じ色んなイベントがあるので、その時々でチーム作りをし、
推進していく
多くの経験をすることで、チームメンバーへの思いやりも、
増していくと思います。
医院の動きの全体図が見えてくるので、愛社精神が生まれます。
職種別の勉強会では、パートナー医院の方と共に学べるので、
意義があります。今後も、やり続けたいです。
・それぞれ職種に集中できるよう、それ以上規模が拡大するのなら
事務長がいると助かります。
医院の規模が大きくなると、スタッフも多くなり、
まとまりがなくなりズレが生じることも、あるかもしれません。
しかし、ヨリタ歯科クリニックでは、1年を通じ色々なイベント
(フェスタ・各部勉強会・研修旅行・院外研修など)があり、
スタッフ同士、コミュニケーションが取れる環境がある。
・そのイベントを通じ、メンバーの意外な一面や個性に気づくことが出来る。
今後は、さらにプロジェクトチームを活性化させ、多くの意見を出し合い
より良い医院を皆で、作り上げていきたいと思います。
……幹部ならではの意見が出ました。有難いことです。
幹部メンバーとは、毎週熱くミーティングを行っています。なので、以心伝心。
心は一つなのです。時にはなかなか厳しい意見や、ダメ出しもあります。
もちろん私も、本音トークで話します。
だからこそ、医院運営がスムーズに行くのでしょう。
チームが一つになるのでしょう。
本当に、有難いことです。
―――― 今回の学び ――――
ワクワク楽しい歯科医院には、常に本音トークで話し合います。