Vol.190 2014 ワクワク楽しい経営日記パート11 ~私たちのあるべき姿 その⑥ チームドリーム結成~
こんな質問も頂きました。
■質問3
「理想の医院実現のため、寄田先生は今、どういうことを考え、
どういうことに取り組まれていますか?」
これから作り上げる、理想のヨリタ歯科クリニックのイメージは、
もちろん私の中には鮮明にあります。
しかし、10年前にリニューアルした時より、
比べられない位に規模も大きく、メンバーの数も多くなっています。
そう、私一人では到底手におえない。
私一人のあさはかな知恵では、
自分よがりなありきたりの医院しか出来ないでしょう。
これでは、やる意味がない。
ということで、今回の移転では、
メンバーの意見もすい上げ、それを具体化していきたいと思っています。
働くメンバーや訪れる患者様に優しい医院を作ること。
これが、移転の最大の目的です。
そのため、「チームドリーム」と名付けたプロジェクトチームを作りました。
そのメンバーは、各役職から一人ずつ選びました。
しかし、その役職の幹部や中心メンバーではなく、中堅メンバーにしました。
そう、10年先を見据えた人選です。
その人たちと、週1回ミーティングを重ね、
半年かけ理想の医院像を明確にしていくのです。
まず手始めに、
「私の愛する、チームドリームのメンバーの皆様へ」
と題した、メッセージをお渡ししました。
以下は、その全文です。
さて、どんな前向きで建設的な意見が出るか、今から楽しみです。
メンバーの思い、全て形にしていきたいと本気で願っています。
「私の愛する、チームドリームのメンバーの皆様へ」(前半)
●私たちが最も大切にしているもの
スマイルアンドコミュニケーション
●私たちが目指す3つの理想の歯科医院
・感謝の言葉があふれる、歯科医院
・感動を与え続ける、歯科医院
・ワクワク楽しい、歯科医院
●メインターゲット
①12才で、ムシ歯のないきれいな歯並びの子供たち
②豊かで実りある人生を歩む、40歳以上の女性
●現状
・チェアー 10台
・スタッフ 約35名
・1日来院数 約135名
●医院の改善点
・待合室が混み合う
・予約が取りづらい 待ち時間が長い
・エレベーター、エスカレーターがない 2階、3階
・バリアフリーに出来ない
・カルテの収納がない、スタッフルームがない
⇒事務室、広い待合室、チェアー台数の増加、スタッフルーム、
研修ルームの設置、感クリルームの拡張
●私が思い描く、人に優しいワクワク楽しい歯科医院の具体的なイメージ
・治療、予防、審美など院内での明確な区分
・技工室の設置
・2倍のスペースになる3階移転を、最大限に活用するデザイン
移転を効果的に知らせる、広報
・移転に伴う、サイトの刷新
・ユニフォーム、診察着などの変更
・一般診療は、全体を見渡せるようにしたい、広さを強調、ベースカラーはホワイト
・審美や自費予防は、よりプライベートな個室+導線分離
・木目を使用した、シックな色合
・受付や待合室も、保険と自費で分ける
・研修ルーム+スタッフルームは、30人が収納可能(分割出来るように)
・カフェテラス(コーナー)
・6人が作業出来る、感クリルーム+事務室
・消毒、滅菌室
・Dr8人が入れる、医局
・スタッフ専用託児所
・オペ室
・3つの、カウンセリングルーム
・患者様用、託児室
・子供専用待合室・小児専用診療室
・ガラスと間接照明を、多用
・一般診療室は、スマイルアンドコミュニケーションがあふれる空間
・小児診療室は、そこにいるだけで元気になれる空間演出
ということで、夢はどんどん膨らみます。
―――― 今回の学び ――――
ワクワク楽しい歯科医院には、夢を熱く語る、「チームドリーム」があります。