ワクワク楽しい経営日記

Vol.172 2013 ワクワク楽しい経営日記パート17  ~スマイルサポーター小倉さん インタビュー その②~

Q・小倉さんが考えられる「顧客満足」とは何でしょうか?患者さんは何を
求めて
、他の歯科ではなくて、ヨリタ歯科を選ばれると思いますか?

A・よく『ここは歯医者のようで、歯医者じゃない』ということは、聞きます。
なぜかというと、ここには、
笑顔がある。

他所の歯医者に行ったら、必ず治療する音が聞こえ、
体も表情も憂鬱なものになってしまうのに。

ここには、笑いがあるのです。

だから子どもたちも自然と、ここの歯医者さんが、好きになるのでしょう。

それと『満足度』という意味では、患者様が帰られる時に、
やっぱり、ヨリタ歯科に来てよかったね』、
あの人にも、紹介したわよ』と、言ってくださった時、
『ああ、俺はこんな
評判の良い歯医者にいるんだ』と、実感できます。

本当に、楽しく仕事をさせていただいております。

Q・成長するために、やっていることはありますか?

A・病気をしないこと。
休んでしまえば、自分が任されている仕事なので、迷惑がかかる。
『ここで、俺が倒れたら、今日どうするのだ』ってね。
だから体には、非常に、気をつけています。

そのために、朝走ったり、休日の水曜日は家内と釣りに行ったりと、
リフレッシュしています。

また、僕は相田みつをの言葉で、『にんげんだもの』の
失敗してもいい。転んでもいい』ってあるでしょう。
あれが好きなんです。

だから失敗しても、『明日があるんじゃない』って、
『また明日は、
ゼロからのスタートだから、
今日あったことは仕方がない。』って、自分に、言い聞かせています。

Q・ヨリタ歯科さんでは、一番のご高齢、人生の先輩ですが、
ヨリタ歯科で、これこそ、自分がオンリーワンだと
思っていること、ありますか?

A・やっぱり駐輪場の出し入れ整備お客様の名前を覚えること。
スタッフの方より、
お客様の名前を、覚えていることです。

覚える工夫ですが……自転車に名前が書いているので、
それを見て覚えています。
ひとつひとつ自転車の特徴を見て、それとを結び付けて覚えています。

帰る時に、『今度、いつですか?』って聞いて、『何月何日に、来ます』って
言われたら、ここに書くんですよ。その人が帰った後に。

で、その人が次に、来たときにお名前で『●●さん!』って呼んだ時、
びっくりして、喜んでくれますよ。だから、名前は書きます

Q・小倉さんにとって、仕事の喜びはなんですか?

A・この医院に来てから、毎日お客様からたくさんの『ありがとう』を
頂く喜びを感じます。
これは、以前にはなかったことです。

この『ありがとう』を、家に持ち帰っています。
これが今の仕事の、喜びですね。

Q・この仕事をされて、奥さんの反応は変わりましたか?

A・変わりました。
お父さん、明るくなったね』、『よく、喋るようになったね』、
大阪の、おばちゃんだね』って、言われることもあります。

以前のサラリーマン時代と違って、今はおしゃべりが爆発しています。
夫婦仲も、いいですよ。

Q・ではこれから先、小倉さんのはなんですか?

A・やっぱりここで、80歳まで頑張りたい
現役で、80歳まで仕事している人、あまりいないんです。
難しいドリームですけど(笑)
ここで80歳まで頑張りたいという、夢があります。

メモ帳にも書かれているのですが、

『おっちゃん、辞めないでね。
私が結婚して、子どもが出来たら、その子にハイタッチ、してあげてね』

と、書いているのもあります。
そういうのを見ると、本当に、僕の宝物です。
かわいらしいです、子どもたちって。
自分の孫より、かわいいですよ(笑)。

Q・もし、もっと若い時にこの医院の存在を知っていたら、
人生変わっていたと思いますか?

A・今だから変わったと思います。
若い時では、変わっていなかったように思います。

今まで色んなところで、サラリーマンとして働いていて、色んな人との
出会いがあって、お付き合いがあって……
それがなかったら、この出会いもなかった。

定年があって、その時たまたま、募集をかけておられた。
その時に僕が、その募集をたまたま見て。

物事って出会い遭遇、これが1秒ずれていると、今、僕はここにいない。

Q・全国の院長先生、スタッフにメッセージをお願いします。

A・仕事に、感謝しています。
そして、仕事の場を与えてくれている、
院長に、感謝です。
僕が、みんなに一番に言いたいことは、これです。

当たり前のことを、当たり前にやれる人に』。

これしかないです。
出来なかったです。親に感謝することも。
この年になって、ようやく出来るようになって。

88歳の母親に、月に1回電話をします。
物をあげるよりも、こんな不良息子の声を聞く時、
母は、やっぱり喜んでくれます。

この当たり前が、もっと早くに出来ていれば、
母ともっと、接点が出来たのに。

だから、この当たり前が本当に大事だということを、
この医院で、学ばせていただきました。

―――― 今回の学び ―――― 
ワクワク楽しい医院は、当り前のことを当たり前にやり続ける人が、多数います。

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