ワクワク楽しい経営日記

Vol.170 2013 ワクワク楽しい経営日記パート15  ~幹部ミーティングの大切さ

今回は、開業3ヶ月~6ヶ月においての、
文化風土づくりについて、お話します。

ヨリタ歯科クリニックでは、毎週スタッフミーティングを開催しています。
月曜日のお昼休み、
メンバー全員が参加します。
さらに、同じく週一度、
幹部ミーティングを開催しています。

参加者は、各部門
(ドクター・衛生士・スマイルクリエーター・健康プロモーター
感動クリエーター)の長と、私の6名。

そのメンバーで、医院の問題点解決や、今後の方向を決めています。
また、私が皆から意見を聞くことも多いです。

そこで、いつも感じること。
参加者全てが、私以上に、ヨリタ歯科らしい考えや、
思いを持っていること。

ある意味、厳しい意見も出ます。
私の方が余程甘かったり、ぶれたりしていると、感じることもあります。

文化や、風土受け継がれている、もしくはさらに浄化されている
洗練されていると、実感することがあります。

愛と感動、夢と希望あふれるワクワク楽しい歯科医院は、
そう簡単に出来るものではありません。
上辺だけの、ゆるゆるの和気あいあいの仲良しクラブなら、
すぐに出来るでしょう。
でも、共に学び共に助け合い共に励まし合う
そして、
感動感謝があふれる、
夢の歯科医院の実現の道のりは、まだまだ始まったばかり。

これからも幹部ミーティングを通じ、メンバーの助けを借り、
私たちの目指す理想の医院へ、一歩ずつ近づいていきます。

ある時、このミーティングで、「権利と義務」について、
話し合う機会がありました。

その理由は、特定の日に有給休暇を取る人が重なってしまい、
当日の
出勤人数が、足りないことがあった。
また、有給休暇明けに日に、体調を崩し、欠勤する人が数人いた。
有給を取る人と取らない人の、バラつきが多い。
など、最近「これっておかしいよね」と、いうことが起こってきたのです。

私たちの医院は、様々の形でレポートを提出して頂きます。
ということで、今回以下のタイトルで、
メンバー全員に、課題を出しました。

ヨリタ歯科らしい、有休の取り方 ~権利と義務を、取り違えない~」

以下は、報告の一部です。
————————————————————————–
●たった一日の休みかもしれませんが、その背景にはたくさんの
チームメンバーのサポートがあるからこそ、休めるということを、
しっかりと、心において置かなければならないと思いました。

休む日の前には、一言「明日休ませて頂きます」、
休み明けには、「昨日は休ませて頂き、ありがとうございました」など、
伝えないといけない、「ほう・れん・そう」も
しっかりとすることが、大事だと思います。

●権利を頂いている以上、働いている中でのキャンセル率の低下や、
時間厳守の処置、医院がより良い方向に行くための
ミーティングでの発言などは、義務であるのです。
私は、義務に対する考えが浅かったように思います。

●体調管理が出来ず、休日の次の日、休んでしまったことがありました。
振替休日を急に取ることで、本当に迷惑をかけてしまい、反省しました。
それでも皆様は、「ゆっくり休んでね」という言葉をかけて頂き、
本当に優しかったです。

これからは、もっと感謝の気持ちを持ち、一人一人が
少し意識を変えることで、チームワークがより強くなると思います。

●来院して下さる患者様に、感謝を与えること、このヨリタ歯科クリニックに集う全ての方から、
感謝の言葉があふれること、そして、ワクワク楽しいヨリタ歯科クリニックであることも全て、
最高のチームワークから始まるという気持ちを、本気で持てていなかったと思います。
院長が教えて下さった「いつも心は医院に」の思いが、全く欠けていたことを情けなく思います。

院長の私たちを思って下さる熱い気持ちに対し、私は本気で行動出来ていたのだろうかと考えると、
涙が止まらなくなってしまいました。
これからは、院長の大きな愛に恥じることのない行動を、常にとっていきます。

●今回の件を機に、有給休暇について考えてみた。
まず、有給休暇の目的としては、

① 自己成長のため、外部へ勉強に行くための休み
② リフレッシュし、自分自身を見つめ直すための休み
③ 長期休暇でないと出来ないことに、挑戦するための休み
④ 不慮の事故などが、起きてしまった時の休み

などが挙げられ、働く上で必要であると思う。しかし、

① 他人に迷惑がかかる様な、休みの取り方
② 次に働く日に引きずる様な、休みの取り方
③ 目的もないのに、残っているから休みを取る

などの休みの取り方は、してはいけないと思う。

●ヨリタ歯科にはたくさんのスタッフがいて、有給休暇も取りやすい
環境にあると思う。しかしその環境に甘えず、周りのスタッフのこと、
患者様のことを、まず第一に考える必要があると思う。
個人個人が考えて、有給休暇を取ることが出来れば、個人にとって
プラスにもなるし、そのプラスが、ヨリタ歯科全体にとって、プラスになると思います。

●私が、仕事が終わって「今日は楽しかったな」「充実していたな」と
思える一日は、アポイントが少なく、スタッフの人数が足りていて、
休憩もゆっくり取れる、そんな一日ではありません。

誰かが、有休や体調不良で、休むことになっても、
「●●さんのためなら、皆で協力して頑張ろう」と少ない人数でも、
たくさんの患者様に、満足して頂ける対応が出来た日、
そんな一日です。そんな風に働くことこそが、義務であると思います。
「いつも頑張っている、●●さんのためなら。」
そう思えるよう、努力します。

●“仕事とは何か?”
“自分はここで、何がしたいのか?”
“今度どうなっていく為に、ここに来たのか?”

ということを、改めて考え直すことが出来た、きっかけになりました。

院長がなぜ、忙しい職場にも関わらず、有給を使えるようにしたのか。
半休制度や、早上がり制度を認めてくれたのか。

それは、働く人達を大切にして下さっている証拠です。
そして、楽しく仕事ができ、患者様に最高の感動を日々与えられる様、
リフレッシュする為の大切な時間を下さった事、改めて嬉しく思いました。

●困っている人がいたら、他の人がフォローする。
そんな現場を、今までに何回も経験し、見てきました。
その度に感謝し、この人達のために、自分も出来ることをしようと思っていきました。

毎日の仕事を通じて、感謝の気持ちを実感出来る、
チーム作りをしていかなければならないと思います。

————————————————————————–

皆それぞれ、意見はあると思います。
与えられた権利は使うのは、当たり前。もちろんです。
しかし、当たり前に使えるのは、周囲の仲間の支えがあるからこそ。

共に働くチームメンバーに常に、
感謝と思いやりの心を持つこと、有休を取る上で、
大切であると思っています。

―――― 今回の学び ―――― 
ワクワク楽しい歯科医院は、メンバー全員、楽しく働くための共通の認識を、
持っています。

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