本日も私の元に、ドクター研修レポートが続々と届きました。
 
  
  
 
まずは、先日も紹介しました、ディズニー関係の本の、読書感想文です。
それが、コレ。
 
  
 
 
金子先生の課題図書は、「ディズニー 7つの法則」

 
大林先生の課題図書は、「ディズニー おもてなしの神様が教えてくれたこと」
 
 
 
 以下は、その感想の一部です
 
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 ■この本を読む事で得られた自分への気付き、学び 
・数ある院内のディズニーに関する著書の中から、この本を選んだのは「7つの法則」と 
 示されており、物語超であることから読みやすく、実践しやすいのではないかと考えた 
 からです。現に読み始めてみると、分かりやすくディズニーの考え方、その話を聞いて 
 感じること、感じやすい事が書いてありました。 
 7つの法則を1つずつ読み進めていくうちに、ヨリタにいかにこの法則が上手く落とし 
 こまれているのかを、実感することができました。 
 新人研修では、5~6人の少人数で丸いテーブルを使って、論点をリストアップして 
 ディスカッションを行いました。まさに、その通りの方法で、上手くディスカッション 
 させていただいていたことに、気付きました。 
 本を読んで「ふーん。」と思う程度では、実際に行動につつせるものはなく、新たに 
 取り入れようとメモし、どういう場面で使えるかをイメージしていないと、本に 
 書いてあることを、そのまま実現することはできないと思います。 
 この本を読み、本に書いてある内容がヨリタのどこで取り入れられているのかを 
 考え、自分でどうするかを更にイメージすると、7つの法則は全て一律に重要なものだと 
 感じました。顧客が比べる全ての対象が競争相手だという発想は、当たり前のようで 
 今まではっきり自分が考えたことのなかった、考えでした。 
 素晴しいサービス対応を受け、心から気分が良いと感じる気持ちの比較対象は 
 感動した時の気持ちであるので、私も患者様が「他の医院よりも…」ではなく 
 「今まで対応を受けた誰よりも…」と、思っていただけることを目標に患者様に 
 接しようと、強く思いました。 
・「おもてなし」は、”表なし”。 
 この一文で、私の「おもてなし」に対する考え方は、一新された。 
 この本を読むまで、「おもてなし」とは、心からの奉仕の心、すなわ100%の”Give”であった。 
 ”Give & Take”、”Win-win”、私たちの周りには、「これだけしてあげたのだから、それなりの 
 ものを返してくれるだろう」といった、一種のビジネスライクと言うか、知らず知らずに 
 資本主義的な合理主義に毒されていると言うか、とにかく自分に何か”ウマミ”が無いと 
 もったいなくないか?的な考えが、浸透してしまっているような気がする。 
 裏も表もなく、見返りを求めない気配りをする。言葉で言うと、一息で言えるのに、それを 
 いざ実践しようとすれば、それの何と難しい事か。 
 古来からの日本人の美徳であったこの気持ちが、同じ日本人であるはずなのに、現代を 
 生きている私に”難しい”と言われてしまうなんて、自分で書いているのに何だが、とても 
 悲しくなってしまう。 
 しかし、ヨリタに来て2ヶ月、今改めて思い返すと、私はこの「おもてなし」に随分と 
 支えられ、助けられていると再確認できる。 
 皆様、もしかしたら、”しょうがないなぁ”と思いながらかもしれないが、それをおくびにも 
 出さず、笑ってこの未熟者を助けて下さる、その笑顔に、私がどれだけ助けられ 
 救われているか、感謝の念に絶えない。 
 それはきっと、TDLと同じように、ヨリタにも患者さんと同等の、時にはそれ以上の 
 「表なし」で、スタッフの皆様と、明日からも働いていきたい。 
  
■この本から学んだことで実践することを、1つ以上 
・自分が感動する事があった場合、場所、体験を記録し、取り入れる。 
 メモで、思い出す事も大事だが、できるだけ親身になり、記憶する。 
 他スタッフの気持ちを、積極的に聞いてみる。 
 他スタッフに助けられた時、素晴しいと感じたことは、直接伝える。 
 小さな気遣いに気付く。 
 最後の付録・まとめ(この本の)の部分をコピーし、持ち歩く。 
・①患者さんにはもちろん、時には患者さん以上に「表なし」の精神で、スタッフの皆様と 
 仕事をしていきたい。具体的には、私の毎朝のルーティンである、待合室の床拭きを 
 もっと丁寧にやっていきたい。 
 ②私のヨリタでの夢は、小児患者をもっと増やす事、そのためには知識を増やす事。 
 MRCに関する本を、1冊読み切りたい。 
  
■実践した結果・感想・反省点 
・患者様に関する情報は、全て思い出せるわけではないので、サブカルテに何を説明したか 
 どんな話を聞いたか、書く。 
 個人個人の顔を見て思い出せる情報を、増やしていく。 
 感動体験を患者様に与えられるように、小さなことを一つ一つ丁寧に、治療に不確実さが 
 ないように、スキルアップする。 
 スタッフさんをねぎらい、ありがたさに気付く機会、タイミングを増やす。 
・「表なし」の精神で、常に仕事をし、生活していきたいと思っていたが、全部は 
 難しかった。特に、診療が詰まっている時や、押している時は、どうしても自分本位の 
 考え方になってしまっていた様に、思う。そのような感情は、必ず表情や態度に 
 出ていると思うので、大いに反省したいと思う。 
 相手の仕事、立場をリスペクトし、自分の気持ちを押し付けるより先に、相手の事を 
 少しでも考えてみる。それだけで、大分違ってくると思うので、今回から 
 実践していきたい。 
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<社会人として大切なことは、全てディズニーから教わった  寄田 幸司>
【追伸】
『スーパーDrになるためのワクワク日誌」も、こんな感じ。
 
  
  
  
  
   
 
この日報を書くことで、1日の診療が終わり、毎日その日を振り返る習慣を
 身に付けることが、出来ます。
 
それが明日の診療に、活かされます。
 
日々、成長し続けること、大切ですね。