Our Credo ~強固なチームワーク作りのために~
- Credo.1
-
私たちは、アワ クレドに表現された価値観を受け入れます。
そして、アワ クレドに基づき判断、行動します。アワ クレドはヨリタ歯科クリニックの
チームメンバーの信条です。
アワ クレドとは、ヨリタ歯科グループで働く者の、
基本的な考え方であり、
行動基準・判断基準・価値基準です。
決して、マニュアルではありません。
マニュアルの方がより早く、
正確にやるべきことを、伝えられます。
しかし、マニュアルで育った人間は応用が利かず、
あらゆることに指示が必要な、指示待ち人間となります。
一方、基本的な考え方であるアワ クレドは、
今日、聞いて、今日、使える、
といったものではありません。
何度も何度も繰り返し聞き、口にし、考えることで、
自然と身に付き、それに添って行動することが
できるようになります。
アワ クレドの考えを基に、自分で考え行動する
自立型人間を、育てるものであるところが、
マニュアルとは、決定的に異なる所です。
アワ クレドを受け入れることは、
ヨリタ歯科グループで働くための、唯一の条件だと思います。
だから、それを受け入れられないという人は
このグループで、働くべきではありません。
“アワ クレド”という、共通の価値観を持ったメンバーが
“感動を与え続ける歯科医院”、
“感謝の言葉の溢れる歯科医院”、
“ワクワク楽しい歯科医院”
という、ヴィジョンに向かうことが
ヨリタ歯科グループの、ミッションです。
とは言っても、アワ クレドの全てを実践できている、
という、聖人君主のような人はいないでしょう。
私は、それでもいいと思っています。
アワ クレドを自分たちのものとして、受け入れることができ、
それを目指そうという気持ちを持っている、
ということが、大切だと思います。
だから、あまり肩肘張らずに、
アワ クレドの通りに、できていないからといって、
自分や仲間を責めることなく
(それは、アワ クレドにもある“否定的な意見は言いません”や、
“他人の批判は言いません”にも反します)、
楽しみながら、アワ クレドを自分たちのものにしていきたいと思っています。
- Credo.2
-
私たちは、変わることのない医院理念を尊重し、実践します。
私たちの医院のミッションは、患者様の心の健康につながる
医院作りをすることです。
私たちの最高の幸せは、より多くの笑顔に出会うことです。
心の健康とは何でしょう?
私たち、ヨリタ歯科クリニックは歯科医院です。
だから、むし歯や歯周病といった歯科疾患を治します。
しかし、むし歯や歯周病を治すだけでは心の健康、
とは言えません。
痛みや腫れ、といった、今ある困り事を治すだけではなく、
健康の増進(予防)につなげることで、
来院者の方が、お口のことで困ることがなくなって欲しい。
しっかり、噛めるようになることで、
食事をおいしく食べることができ、
さらには、全身的に健康になって欲しい。
また、おしゃべりを楽しんだり、
笑顔に、自信を持てるようになって
来院者の方の生活が、豊かになって欲しい。
歯科医療を通じて、来院者の方の豊かな生活に寄与することを
目指しています。
そして、来院時にも満足して頂き、
ヨリタ歯科クリニックに来るのが楽しみだ、
といってもらえるような、医院作りを目指しています。
また、私たちはヨリタ歯科クリニックを
笑顔でいっぱいの歯科医院にしたいと、思っています。
笑顔は、周りにいる人を幸せにします。
そして、笑顔を作ることで、自分自身も幸せな気持ちになる
ことができます。
同じ映像を普通の顔で見るのと、口角を上げて見るのとでは、
口角を上げて見る方が、脳が楽しいと感じている、
という実験を見たことがあります。
「笑う門には福きたる」という、ことわざがありますが、
実際に笑顔でいることで、楽しいと感じる、ということが
科学的にも、証明されているのですね。
心の健康につながる医院作りをし、
より多くの笑顔に出会うために、
まず、私たち自身が心身ともに健康で、常に笑顔。
- Credo.3
-
私たちは、患者様に満足して頂けるよう、
最大の努力をします。
私たちの使命は、困り事があり、
訪れた患者様が再び患者様として、来院されないこと。
健康な人が、もっと健康になるため、
来院して頂きたいと考えています。
このため、私たちは、常に期待を超える
一流のサポートをします。
患者という字は、「心に串が刺さっている者」と書きます。
字からして、痛々しそうですね。
ヨリタ歯科クリニックは、歯科医院なので、
歯が痛い、歯茎が腫れた、噛めない、何とかしてくれ!!
という、いわゆる“患者様”がたくさん来ます。
しかし、ヨリタ歯科クリニックは
ただの歯科医院ではなく、“ワクワク楽しい歯科医院”です。
ほっぺたを押さえ、
辛そうな顔をした患者様で溢れる
医院ではありません。
きっかけは、そんな辛い患者様でも構いません。
でも、そのような患者様が痛くなくなった、
何でも噛めるようになった。
といって、笑顔で通い続けてくれるような歯科医院でありたい
と思っています。
だから、私たちドクターは患者様の困り事を確実に取り除き、
二度と苦しまなくても良いように、治療技術を磨き、
最新の知識を常に学び、研鑽を積む必要があります。
そして、それと同じくらい大切なことが、
来院するのが苦痛でない。
いや、それでは不十分です。
来院するのが楽しみになるような、場所でなければいけません。
だから、ヨリタメンバーは、きちんとした対応、
清潔な医院、
スマイル・アンド・コミュニケーションを、
何より大切にします。
そのために私たちは常に目標を持ち、学び続けます。
期待通りでは、不十分。
期待を大きく超えること。
ヨリタ歯科クリニックでないと、絶対にダメ。
そんな強烈なヨリタファンが、一人でも増えるよう、
私たちは、最大限の努力をし続けます。
- Credo.4
-
私たちは、患者様に感動を与えるおもてなしをします。
そのため、いつも患者様が何を望んでいるのかを考えます。
初めは、小さなことから行い、
確実に実行できるようになれば、少しずつ改善していきます。
私たちは次に何ができるのかを、いつも考えています。
なぜなら、患者様のニーズと要求は常に変わるからです。
患者様の手助けをし、それが周囲に認められることは、
本当に楽しく、やりがいのあることです。
ザ・リッツ・カールトン大阪の元支配人
林田正光さんはその著書
『リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと』
の中で、リッツ・カールトンのスタッフは、
自分がとるべき対応の基準を
「お客様が満足するかどうか」で判断する。
それには
「一人ひとりのお客様に、限りなく関心をもち
パーソナルなサービスをする」精神が、必要と言っています。
お客様、私たちで言えば患者様あるいは一緒に働くメンバーは、
一人ひとり異なります。
だから、何をもって満足するかもそれぞれに異なります。
それどころか、その時々によって同じ人でも
変わったりします。
だから、常に相手に興味、関心をもち
何をすれば、喜んでもらえるだろうか、
と考えなければいけません。
林田さんは、同書で心くばりとは
「相手の心情を十分に考慮したり、
予測される事態に対し、万全の対処をすること」
気くばりは
「まちがいや失敗のないように、細かいところまで
注意を行き届かせること」
気くばりは最低限のマナーであり、それを超えた、
愛のある心くばりによって
深みのあるサービスを、提供しなくてはいけないとも
言っています。
それぞれ、異なる患者様やメンバーが
何をもって喜ぶかを考える、
というと、すごく難しいように感じますが
患者様やメンバーを本当に愛し
心からその人に喜んでもらいたいと、思い続けることで
自然に出てくるものだと、思います。
患者様や一緒に働いているメンバーの喜びを
自分の喜びと思える
そんな人でありたいと思っています。
- Credo.5
-
私たちは、少数精鋭の選ばれたメンバーです。
高度な治療技術、最高のケアーを提供します。
治療中のてきぱきとした動きや、優れた電話対応を見て、
患者様は、私たちの医院を判断します。
私たちは、言葉使い、立ち振る舞い、顔の表情を含め、
患者様から、憧れられる人間です。
患者様が初めてヨリタ歯科クリニックに来られる時
まず、電話を掛けてきます。
その時、不機嫌そうな声が聞こえたり
言葉遣いが、あまり丁寧でなかったら
どのように思うでしょう?
一番、最初の電話から私たちは判断されます。
いくら声を作っても、言葉遣いが良くても
イライラしていたり、不機嫌だったら電話でも伝わります。
電話の前に鏡を置いて、笑顔で電話対応をするように
指導している会社もあるといいます。
優れた電話対応を受け、期待と不安を胸に
ヨリタ歯科クリニックに、訪れた患者様が
スマイルクリエーターに、迎えられます。
その時の、スマイルクリエーターに笑顔がなかったら
患者様は、どのように思うでしょう?
患者様の期待は、台無しです。
スマイルクリエーターの、最高の笑顔と
丁寧な対応で、迎え入れられた患者様は
初診カウンセリングを、受けます。
初診カウンセリングで、話をあまり聴いて貰えなかったり
形だけのものだったら、どう思うでしょう?
初診カウンセリングが終わり、診療室に案内されます。
診療室で、メンバーが無駄話をしていたり、
だらだらとしていたら、どう思うでしょう?
スタッフの、気持ちの良い対応を受け
すっかり、リラックス気分の患者様。
その時、ドクターが高圧的な態度だったり
乱暴な扱いをされたりすると、どう思うでしょう?
すっかり満足した患者様が
会計の時に不快な対応をされたら、どう思うでしょう?
ヨリタメンバー、誰ひとり、どうでもいい人はいません。
全員が患者様に満足してもらおうと、最善を尽くすことで
初めて、患者様に満足してもらうことができます。
直接患者様に接している人も、そうでない人も含めてです。
サービスは、掛け算です。
一人でもマイナスがいると、すべてが台無しです。
しかし、一人ひとりが最高のおもてなしをすると
何倍にも、膨れ上がります。
一人ひとりが、持てる力を存分に発揮し
患者様から、憧れられる存在になった時
ヨリタ歯科クリニックは、とんでもない力を発揮します。
私たちには、それができます。
- Credo.6
-
私たちは、健康創造型医療を実践します。
このため、むし歯や歯周病の原因論を患者様へ
分かりやすくお話し、さまざまな型で健康学習を行います。
カムカムクラブ(子供の歯を守る会)、
スマイルクラブ(歯並び矯正)、
カムカムフェスタ、ウェルカムサロン(予防サロン)、
マザー教室、
ミニマムインターベーション(最小限の介入)、
などを、積極的に行います。
また私たちは、患者様が少しでも
安らぎと心地よさを
実感して頂けるよう、誠意ある対応を心がけます。
同時に、個々の能力の向上のため、
常に、チャレンジ精神を持ち続けます。
私たち、ヨリタ歯科クリニックは
予防を中心とした、ワクワク楽しい歯科医院です。
ただ単にむし歯を削って詰めるだけだと
また、新たにむし歯ができ、痛くなってから来院し、
削って詰めることを、繰り返すだけです。
また、小さいむし歯は、削って詰めることにより
さらに、むし歯になりやすい状態を作ってしまいます。
むし歯を治すのと、同時に
歯の磨き方や、むし歯のでき方、食習慣などについて
写真やアニメーションを使って、患者様に分かりやすく
お伝えし、二度とむし歯にならないような
お口の中の環境を作ることに、力を入れます。
慢性疾患である歯周病についても、同じことです。
そして、痛い所もなく辛い思いもせず、
笑顔で来院して頂きます。
悪いところがないことを、確認し、
きれいに、お口のお掃除をして
気持ちよく帰って頂くことを
目指しています。
私たちは、患者様の辛そうなお顔や、
不快な表情は見たくありません。
だから、患者さまがお口のケアをする
お手伝いに、全力を尽くすと共に、
院内にいる時間を、心地良く過ごして頂く為に、
対応にも、十分に配慮します。
私たちは、来院日が楽しみになるような歯科医院を作ります。
- Credo.7
-
私たちは、チームワークを重視します。
そのため仕事を通じ、ともに笑い、喜び、お互い理解し、
認め、励ましあいます。
チームメンバーは、尊敬できる友人です。
そしてここで知り会えたことを、共に感謝します。
人は、一人では何もできません。
できる人は、どんな偉業を成し遂げようとも
周りのひとのおかげです、と言います。
一方、だめな人ほど
「自分がいなけりゃダメだ」と、いうような事を言います。
そういう人は得てして、いない方が物事がうまく進みます。
実るほど頭を垂れる稲穂かな、といったところでしょうか。
話は逸れましたが、一人では何もできない人が集まります。
集まった人が憎しみ合い、いがみ合っていると
お互いに足を引っ張り合い、人数分の力も出すことが
できません。
では、集まった人が尊敬し合い、認め合っていると
どうでしょう?
人数分、それだけでは止まりません。
その何倍もの力を、出すことができるでしょう。
だから、私たちはお互いのよい所を見付け合い、
楽しい時には共に喜び、辛い時には共に励まし合える
仲間でいたいと思っています。
優れたチームワークの持つ力は無限です。
そして、そんなチームワークの中に身を置くことで初めて
一人ひとりが、成長することできるのだと思います。
ヨリタ歯科クリニックに、最高のメンバーが集まっている事を、
心から感謝します。
- Credo.8
-
私たちは、ヨリタ歯科クリニックの文化を尊重します。
すなわち、全ての人に親切で礼儀正しい態度で接します。
いつも医院が活気にあふれ、そこで働く私たちは、
やりがい、夢を持ち続けます。
私たちの心をきれいに保つため、医院全体を常に清潔にします。
私たちは仕事を通じ、自己成長を続けます。
そのためには、仕事を楽しむことが大切です。
私たちはいつも文化に沿った判断、行動をします。
人生は鏡”です。
親切で、礼儀正しい態度で接する相手には、
普通、礼儀正しく対応するものです。
私たちは、どんな相手に対しても、
親切で礼儀正しい態度で、接します。
そうすることで、私たちの周りにいる全ての人が快適に感じ、
廻り廻って私たちも、心地よく過ごすことができます。
やりがいや夢のない仕事は、単なる“作業”です。
一日のうち、最も長い時間を私たちは仕事をして過ごします。
そんな長時間が、単なる“作業”であるならば、
人生の、大きな損失です。
夢ややりがいのある仕事には、限りない可能性が
秘められています。人が心に思い描くことは、
諦めなければ、必ず実現することが出来ます。
また、医院は私たちの心の現れです。
医院がキレイだと、心もきれいでいることが出来ます。
一方、医院が汚れていると、心まで荒んだ気持ちになります。
人は仕事を通じてのみ、成長することができます。
夢をもって、楽しみながら仕事を通じて成長できると
最高ですね。
- Credo.9
-
私たちは、患者の皆様のヘルスプロモーションを実践します。
ヘルスプロモーションとは、患者様の皆様一人一人が
自らの健康をコントロールし、
改善する事が、出来るようにするプロセスです。
私たちは、患者様の健康の坂道を登り、
セルフケアの確立ができるよう、
さまざまな型で、お手伝いします。
最終のゴールは、健康ではなく、QOLの向上です。私たちが、患者様と一緒にいる事ができる時間は
ほんの僅かです。
健康には、プロフェッショナルケアも必要ですが
私たちが一緒にいる事ができる、わずかな時間だけで
患者様の健康を維持する事は、困難です。
健康の維持には、プロフェッショナルケアだけでなく
セルフケアが、欠かせません。
だから、私たちは一緒にいることのできない時にも
患者様が、健康を損なうことがないように
セルフケアの方法をお伝えしたり、確認したり、
アドバイスしたり、さまざまな形でお手伝いをします。
そうやって、患者様がご自身の健康を
自分で保てるようになって欲しいと、思っています。
健康とは、単に病気でない、ということではありません。
WHO憲章に定義のある通り
「肉体的、精神的、社会的に完全に良好な状態にあること」
です。
そして、私たちは患者様が肉体的、精神的、社会的に
完全に良好な状態にあるだけでなく、そこから一歩進んで、
楽しみを見付けたり、生きがいを見付けたりして
より、豊かな人生を歩んでくれる事(QOLの向上)を
願っています。
歯がきれいになった事で、おしゃれをしたくなった患者様や
しっかり噛めるようになった事でご飯が楽しみになり
6kgも太って、
とても、いきいきとしだした患者様がいましたね。
そんな患者様が、一人でも増えることを心から願っています。
そのきっかけに、私たちが少しでも関わっていれば
こんなに幸せなことは、ありませんね。
- Credo.10
-
私たちは、日々健康のすばらしさについて
患者の皆様にお話しし、一緒に学習します。
健康学習では、患者様自ら
“知ること”“感じること(気付き)”を重視し、
私たちは話し上手から聞き上手、返し上手になります。
健康学習を行うときは、患者様が抱えている問題に対して、
どのようにとらえ、 感じているかを把握することが重要です。
人から何かをやるように、と言われた時よりも
自分から何かをしよう、と思ってした時の方が、
人は誰でも気持ちよく楽しくできます。
私たちが、いくら歯磨きの重要性を伝え、
食後に、必ず歯を磨くように伝えても
患者様がやりたいと思わなければ、しないでしょう。
かといって、やらない人は知りません。
歯が悪くなるのは、自分のせいです。
と言うのは歯科医院として、あまりにも無責任です。
私たちは、健康がいかに素晴らしいものか、
健康である事によって、いかに人生を楽しめるか、
という理想の姿を提示します。
そして、患者様自ら健康になりたいと思って貰えるように、
導かなくてはいけません。
自分ばかりが、話していてもいけません。
患者様の声に、耳を傾けることが大切です。
患者様にとって、何が問題なのか。
それについて、どう考えているのか。
本当は、どうなりたいのか。
それを聴き出し、健康へ導くのが私たちの仕事です。
患者様が自ら気付き、健康になりたいと思い、
私たちの声に、耳を傾けてくれるようになる。
そして、セルフケアを進んでやるようになる。
その結果、長きに渡って健康を維持することができる。
そうなってくれれば、最高ですね。
簡単なことではありません。
でも、だからこそ、やりがいもありますね。
- Credo.11
-
私たちは、いつも以下のことを心がけます。
大きな声で、挨拶をします。
否定的は意見は言いません(前向きに物事を考えます)。
与えられることではなく、与えることに喜びを感じます。
他人の批判は、言いません。
怒りの感情を顔に出したり、周りに振りまきません。
いつも、感謝の気持ちを持ちます
(ありがとうの一言を、添えます)。
自分の非を認めて、素直に謝ります。
嫌なことがあっても、プラス発想で解決します。
この項目は、すごいです。
みんなが、このクレドにあることを心掛ければ
うまくいかない組織は、ないでしょう。
大抵の人は、このクレドにあることを
頭では理解できても、実践できていないのでは
ないでしょうか?
何故、できないのか?
それは、自分はこのように心掛けているのに、
相手はそうではない。
自分だけがしているのは損だ。
その様に考えてしまうからでは、ないでしょうか?
例えば、1つ目にある“大きな声で挨拶します。”
私は大きな声で挨拶しているのに、あの人はしてくれない。
バカみたいだから、もう止めよう。
そう思ってしまっているのでは、ないでしょうか?
相手が、全然応えてくれないのにやり続けるのは
確かに、エネルギーのいることです。
でも、それは、“相手に何かを求めている”ということでは
ないでしょうか?
3つ目の項目“与えられることではなく、与えることに
喜びを感じます”に、反します。
いつも言うように、“人生は鏡です”
相手が応えてくれなくても、挫けずやり続ける。
そのうち、相手も応えてくれるのではないでしょうか?
他人を変えることは、できません。
自分が実践し続ける姿を、見せ続け、
何かを感じてもらうことしか、できません。
それでも、何も感じてくれない人だったら、
それでもいいじゃないですか。
可哀想な人だと、思えばいいのです。
自分はそんな人でなくて良かったと、思えばいいのです。
私たちがこのクレドにあることを、常に心掛けることで
私たちの周りにいる人たちに、良い影響を与えていきましょう。
周りにいる人たちが、私たちから何かを感じ、
同じように、考えてくれるようになれば、
私たちはますます幸せになります。
人に、与えようとする人の周りには、
与えようとする人が、集まります。
人に、何かを求めてばかりの人の周りには、
求めようとする人しか、集まりません。
結局、与えようとする人はどんどん与えられ、
求めようとばかりする人には、何も与えられません。
皮肉なものですね。
- Credo.12
-
私たちは、「できない」「分からない」と
はじめから、諦めるのではなく、
アプローチを変えて、対応します。
「こうすればできるのでは」「この部分は分かる」と
発想を、変えます。
私たちの能力は、無限です。
できる方法は、必ずあります。
私たちには、無限の可能性があります。
このクレドを読んで、まず思い出すのは、
あまりにも有名な、エジソンの話。
電球を発明しようとしていた、エジソンは、
何度も何度も、失敗を繰り返していました。
何回かは忘れましたが、たぶん1000回くらいやってみて
やっと、電球を作ることに成功したそうです。
はたから見れば、ただの失敗の繰り返し。
でも、当のエジソンは、失敗するたびに
「また一つ、うまくいかない方法を発見した!!」
と言っていたそうです。
完全に、いかれていますね。
でも、そんなエジソンがいたおかげで
私たちは、明かりのある生活をすることができています。
私たちは、1度や2度失敗した位で、
簡単に、諦めてしまいがちです。
エジソンのような、偉大な人ですら、
何度も、失敗を繰り返してきた。
私たちが、1度や2度の失敗でうまくいくはずがありませんね。
成功するための方法は、ただ一つ。
成功するまで、諦めないこと。
諦めなければ、必ず成功する。とも言われます。
大事なのは、自分は成功するんだと信じ込むこと。
自分ですら、信じることができないのに、
成功するはず、ないですからね。
私も、大学の歯学部を受験した時には、確かに不安もありました。
でも、何故か絶対に受かる、と信じて疑いませんでした。
結果岡山大学に受かり、現在、歯科医師として働いています。
自分を信じる事の大切さ、諦めないことの大切さを、
本当に、実感しました。
最後に、モーターの世界シェア第一位のメーカー
日本電産の永森重信さんの言葉で、締めます。
「『ノー』の連発からは、何も生まれない。
『すぐやる』『必ずやる』『できるまでやる』という、
常に前向きな姿勢を持ってこそ、すばらしい成果が待っている」
- Credo.13
-
私たちは、異論、感情的な行き違いがある場合には、
直接、本人に話します。
その際私たちは、円滑なチームを運営していくために、
言葉遣いに、気をつけます。
人の嫌いな面が見えたとき、
それは自分の嫌いな面を教えてくれる、シグナルです。
あらゆる面でチームメンバーの良い点を見つけ、
ねぎらうようにします。
人生は鏡です。そして赦すことと愛することを
そこから学びます。
私たちは、千差万別の人の集まりです。
だから、考え方も様々です。
様々な考え方があるからこそ、多様性も出て面白いし、
異なる考えを持った人から、学ぶこともあります。
自分にとって、受け入れがたい考えをしている人がいる時には
何故そのように考えるのかを、話し合うべきです。
しかし、それは相手を言い負かしてやろう、
というような、理由ではなく、
お互いにより良く理解し合おう、という理由からです。
クレドに基づく、根本的な考え方を共有している限り
多様性はあれども、理解し合えるはずです。
あなたが、相手のことを好感を持って見ている時
大抵、相手もあなたに好感を抱いています。
逆に、嫌な人だ、と思っている時には
大抵、相手もあなたのことをいいようには思っていません。
どんな人にも必ず、いい所と悪い所はあります。
人の悪い所ばかりが、目に付く人は不幸です。
相手も、あなたの悪い所を見ようとするでしょう。
でも、あなたが人の良い所ばかり見ようとしていると
きっと、あなたの周りの人も、あなたの良い所を
見てくれるでしょう。
悪い所、というのは目に付きやすいもの。
だから、最初は意識的にでも構いません。
無理にでも、良い所を探そうとしてみて下さい。
そのうち、自然に良い所に目が行くようになります。
そうなった時には、あなたの周りにはきっと、
お互いのことを愛し合い、ねぎらい合える最高の仲間が
集まっていることでしょう。
他人にばかり、求めるのではなく
まず、あなたが人の良い所を探しましょうね。
- Credo.14
-
私たちは、問題が起こったときに喜びます。
問題のない組織は、成長が止まってしまうからです。
それは医院を成長させるための、素晴らしいシグナルです。
私たちは、すばやく問題を解決します。
特に、クレームは全員で解決し、
翌日まで、持ち越さないようにします。
ピンチをチャンスに変える。
私たちには、できます。問題があると言うことは
逆に言えば、今よりもっと良くなれる、という事です。
問題を見つける能力がある、ということは
素晴らしいことなのです。
満足をした時に成長は止まります。
自分が今、どのような立場であれ、状況であれ、
何かしらの、改善点はあるはずです。
問題がないということは、改善や成長の余地がない、
という事なのです。
事実は一つ、解釈は無数です。
同じ事実から、何かを学び改善し、成長できる人
ただ何となく、やりすごす人
悪いように考え、落ち込んでしまう人。
一つの事実でも、その対応は人によって様々です。
コップに水が半分入っている時に
もう半分しかないと考えるのか、まだ半分もあると
考えるのか。それは、全く個人の自由なのです。
今ある事実を前向きに捉え、もっと成長していきましょう。
そういう意味で、クレームは非常にありがたいものです。
私たちの問題点を、教えてくれているのですから。
私たちに期待をして下さり、もっと良くなって欲しい
と思うからこそ、クレームになっているのです。
本当に嫌なら、何も言わずに、他の医院に行ってしまいます。
クレームがあった時、私もやっぱり落ち込みます。
でも、ただ落ち込んでいるだけでは意味がありません。
クレームを全力で改善することで、私たちはもっと成長でき、
もっと、来院者の皆様から愛される医院となることが
できるのです。
ピンチをチャンスに変えるには、何事にも感謝し、
プラス思考で考えることが、大切です。
言いにくいクレームを言って下さって、ありがとう。
自分の悪い所を指摘してくれて、ありがとう。
それを改善することで、私はもっと大きな人間になれます。
難しいことでは、ありますが
そのように考えることのできる人だけが、成長できるのでは
ないでしょうか?
私達には、それができます。
- Credo.15
-
私たちは、頻繁にチームメンバーと
ミーティングを、行ないます。
ミーティングは、医院や自分自身を
より良い方向に改善していくために、必要です。
私たちは、変化することを楽しみます。
また、楽しみながら成長していきます。個性を持った個人の集まりです。
アワクレドという、基本の考え方を共有しながらも
様々な意見や考え方を、持っています。
また、各人が様々な考えを持ち、それを出し合う事で
一人では思い付かなかった、アイデアや方向性が出てきます。
それを出し合う場が、ミーティングです。
ミーティングでは、お互いのことを尊重し、
相手の意見に、耳を傾ける姿勢を持ちながら
積極的に、自分の意見も発表して下さい。
活発な議論を、交わしましょう。
そこでは、先輩・後輩、年齢差、男女差
ドクター、衛生士、健康プロモーター、
スマイルクリエーターといった、職種。
そんなものは一切、関係がありません。
新人だからこそ気付く視点、出てくるアイデア
長いこと働いて、初めて身に付く考え方
ある職種だから、気付くこと。
みんなが、活発に意見を出し合うことで
お互いの考え方や意見の幅を、広げることができます。
現状を、維持しているという事は
進歩していない、あるいは退化している、という事です。
必ずしも、うまくいかないかもしれませんが
みんなで意見を出し合い
今より、ちょっとでも良くしよう、改善しようと、
チャレンジし続ける事。
失敗しても諦めずに、違う方法を考え
トライ・アンド・エラーを繰り返す事。
そうすることによってのみ、前に進んでいくことができます。
一歩一歩は小さく、地味な改善に見えるかも知れませんが
そうやって、歩み続けることで
いつの日か、ふと振り返ったときに
大きく成長した自分、に気付くことでしょう。
- Credo.16
-
私たちは、自分で判断できる能力(リーダーシップ)を
持ちます。
院長に「どうすればいいですか?」と聞くのは、
新人スタッフです。
私たちは(いろいろな選択肢を考えてみましたが)、
「このようにしたい。その理由は・・・」と言います。「どうすればいいですか?」と、聞いている人は、
いつまで経っても、人にやり方を聞き続けなくてはなりません。
自分で考えず、常に人に答えを求める人は、
考える習慣が付かず、何かあれば人に聞けばよい、
という思考回路に、なるからです。
最初から、ベストな答えが出るとは限りません。
しかし、考えに考え、出した結論がベストでなくとも
それは、無駄にはなりません。
考え抜いた末に、自分よりも経験豊富な人に聴いた時
「そのように考えれば良かったのか」と、気付き
次から考える時に、影響が出てきます。
何も考えずに、最初から聞いていれば、
そのような気付きは、得られません。
そうやって、思考錯誤を繰り返し、気付きを得ていく度に
しっかりとした考え方が、身に付いていくものです。
そして、しっかりとした考えが身に付いた人は
思いもよらぬ事態が、起きても
それまでの、経験や考え方を応用して
うまく切り抜けることが、できるでしょう。
経験豊富な人が、反対に
新人のフレッシュな視点や、先入観のない考えに
気付かされることもあります。
魚を、常に人から貰っている人は
その人がいなくなれば、食料を失います。
魚の釣り方を、人から教わろうとしている人は
教えてくれる人がいなくなっても、食料を得ることができます。
私たちは魚の釣り方を学び、自立できる人間になりましょう。
そして、自分で考え行動できる人間になっても
全ての人の意見に、耳を傾けることのできる人になりましょう。
常に謙虚で、満足せず、全ての事から学ぼうとする人の成長は
決して、止まることがありません。
- Credo.17
-
私たちは、積極的に自らの目標(今年の目標など)を具体化し、
メンバーの前で、発表します。
そして、紙に書いていつも目の届く所に貼っておきます。
また、再確認をし、進行状況をチェックします。
これは人生で成功するために、最も重要な習慣です。
また私たちは、ヨリタ歯科クリニックにおける
個々の存在価値を、明確にし、
その価値を高めるために、常に努力します。
私はここで何ができるのか、また何がしたいのか、
何を要求されているのかを、常に意識します。自分が欲しいものを、分かっていない人は
その欲しいものを、手に入れることができません。
だから、私たちは自分が何を求めているのか、
何を欲しているのかを、時間を割いてでも考えます。
自分の目標を明確にし、それに期限をつけることで
その目標が達成する可能性は、格段に上がります。
そして、自分が何を欲しているのかを、
周囲の人にも、公言します。
そうすることによって
周りのメンバーからのサポートを、得ることができます。
また、他のメンバーの目標を知る事で
そのメンバーの力になることも、できます。
お互いがサポートし合うことにより、目標の達成は、
さらに近付きます。
目標を、常に意識するために
常に見える所に貼ったり、毎朝朝礼で黙読します。
潜在意識にまで、刷り込むことで
無意識の内に、目標達成に向けた行動を取ります。
ただ、何となく日々を過ごしていても、
何も、得ることはできません。
私たちは常に目標を意識し、お互いにサポートし合うことで
目標を達成していきます。
そうやって、人間として成長することのできる場でありたいと
思います。
- Credo.18
-
私たちはスマイル アンド コミュニケーションを
大切にします。
笑顔は、楽しいから出るのではありません。
笑顔を作ることで、楽しくなるのです。
そしてコミュニケーションは、笑顔のあいさつから始まります。
どんな時でも、私たちはスマイル アンド コミュニケーション、
忘れることは、ありません。「笑顔は、楽しいから出るのではありません。
笑顔を作ることで、楽しくなるのです。」
このフレーズは、私がクレドの中で
最もよく、引用するフレーズです。
笑顔の人と接して、嫌な思いをする人はいません。
笑顔の人には、つい笑顔を返してしまうし、
対応もよくなります。
結果、笑顔の人はいい思いばかりして、より笑顔になります。
一方、しかめっ面の人には
周りの人も笑顔になれず、対応も悪くなるでしょう。
時には、喧嘩になることもあるかもしれません。
そして、しかめっ面の人は嫌な思いばかりして
ますます、しかめっ面になります。
同じお笑いのビデオを笑顔で見るのと、真顔で見るのでは、
笑顔で見ている方が、脳は楽しいと感じている
という実験を、見たことがあります。
また、笑うことで、免疫力がアップするという
報告もあります。
「笑う門には福来る」と、言いますが、
科学的にも、証明されているのですね。
私たちは常に、笑顔でいることを心掛けます。
そうすることで、私たちの周りにいる人も笑顔になります。
笑顔の人を、周りにたくさん作りましょう。
そして、もっと楽しくなり、ますます笑顔になりましょう。
ヨリタ歯科クリニックは、笑顔の発信源であり続けます。
- Credo.19
-
私たちは、患者の皆様を心からおもてなしする
“魔法の言葉”を、使います。
「ようこそ、お越し下さいました」
「私たちに、お任せ下さい」
「あなたの思いを、私たちにお聞かせ下さい」
「よく頑張って頂いて、本当に有難うございます」
言葉は、癒しです。
そして自分自身にも、声がけします。
「明るく、楽しく、個性的に、やさしく、かっこよく」
私たちは、いつも輝いています。言葉の持つ力は、すごいです。
この魔法の言葉を、毎朝鏡の前で呪文のように唱えるだけで
みるみる、元気が出ます。
信じる、信じない、やる、やらないはあなた次第。
信じる心、やり続ける心、素直な心をお持ちのあなたなら
その効果が、実感出来るハズ。
言霊(ことだま)、という言葉があります。
心(たましい)を込めて、言葉を発すると
それ自体に、意味を持つようになります。
そして、自らの意思で行動出来るようになるのです。
私たちは魔法の言葉、これからも使い続けます。
- Credo.20
-
私たちは、アワクレドを受け入れられない場合、
上司に、相談します。
上司はメンバーの要望に対して、誠実に耳を傾け、
そしてベストな選択のため、一緒に考えます。
ただし、ミッションに対する妥協はしません。
またそれ以外にも、2ヶ月に1度定期的に個別面接を行います。
これはアワ クレドやマイゴールの実行に、必要不可欠です。最後までお読み頂き、有難うございます。
私たちは、毎朝メンバー全員で読み合わせを行っています。
やっていることは、どんな組織でも出来るありふれたこと。
しかしこの当たり前のことを、大切なことだと思い
やり続けることで、大きな結果になって表れてくるのです。
何故、それをやり続けるのか。
何のために、それをやるのか。
その意味合いを、一人一人が考え、
そして、真面目にコツコツ実行すること。
これが、一番大切であると思っています。
アワクレドの読み合わせは、マイゴールの実現のため。
そう、マズローの5段階欲求の最上位に位置する
自己表現のための、一つのステップに過ぎないのです。
大きな目標を実現するには、日々のたゆまない小さな努力と
いつも、自分を冷静に見つめ直す、
ほんの1分間の時間が、必要なのです。
是非あなたもアワクレドを使い、自己表現していきましょう。