歯科豆知識

あなたは虫歯タイプ?歯周病タイプ?

虫歯になりやすい人なりにくい人っているのですか?
という質問を受けたことがあります。

実は、います

普段何もしていない状態ではお口の中は弱アルカリ性になっています。
しかし、物を食べたり飲んだりすると、口の中は酸性に傾きます。

すると、歯の表面のカルシウムが溶け出します。
これを脱灰といいます。

少々のことでは見た目には何も変わりませんが、
脱灰が進むと、歯が白っぽくなってきて、黒い色が着き始め、
が開いてきます。

このように酸性の状態が続くと虫歯になります。
ではどのようにして弱アルカリの状態に戻るのでしょうか?
もうお分かりですね?

そう、唾液弱アルカリに戻してくれるのです。
この能力には個人差があります。

また、唾液自体の量も個人差があります。
食事の間隔重要です。
食事をすると口の中はすぐに酸性になります。

しかし唾液によって弱アルカリに戻るには時間がかかります。
ですので、お菓子や甘い飲み物をだらだらと飲んでいると口の中は

常に酸性状態、つまり常に虫歯が出来る状態なので
同じ量を食べるなら一度に食べてだらだらと食べないことです。

また、歯並びがよくないと必然的に磨きにくい部分が出てきます。
そうするとどうしても虫歯になりやすい部分が出てきます。
歯の硬さも関係します。

歯の表面にはエナメル質といってとても固い部分がありますが、
この成熟度も人によって異なります。

カルシウムがしっかりと結晶化していると透明度が上がり、
内部の象牙質が、やや黄色っぽい色が見えます。

しかし、結晶化が甘いとにごって白っぽくなります。
結晶化が甘いと虫歯になりやすくなります。
このように虫歯になりやすい人、なりにくい人はあるのです。

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