歯周病にかかりやすさはあるのでしょうか?
あります。
大きく分けて、口の中の状態と全身状態によります。
前者は、歯並びや、歯周病菌の種類や、粘膜の形が影響しますし、
後者は、生活習慣(喫煙など)や、それに関する病気(糖尿病など)
遺伝的影響など、色々な要素が関わって、歯周病にかかりやすくなるのです。
また、遺伝子診断、免疫応答・炎症反応の検査により
歯周病にかかりやすい患者さんがいると、報告されています。
特に、通常は40歳前後に症状があらわれる歯周病が
10歳代後半からあらわれる、早期発症型と呼ばれる歯周病が、これにあたります。